イザヤ書の最終章66章を紹介致していますが、イザヤ書の紹介も残りわずかになりました。残りの節の15節~24節を順次紹介するに当たり、重要事項を紹介致します。
偉大な創造者エホバ神は「光の源」であり、「太陽を与えて昼の光とし、月や星の法則を定めて夜の光と」される方です(エレミヤ31:35)。この点を考慮しても、エホバ神は「命の源」と認めるべき方であることが分かるでしょう。加えてこの美しい惑星地球には、人間の生きるための物理的法則に加えて、命に不可欠な多種多様な植物、水、空気が備えられています。聖句にある「光」は「命」を意味しています。もし地球が太陽の温かさと光を絶えず浴びていなかったら、私たちの知っている多様な生命は存在しません。この美しい地球は、生息に適さない場所になってしまいます。
ですから、創造者エホバ神は今の時代を先見し、光ではなく、闇の時代を予告しておられることに、私たちは大いに関心を抱きます。イザヤは神エホバからの霊感を受け、「闇が地上を覆い、濃い暗がりが国々を包む」と書いています(イザヤ60:2)。もちろん、この言葉は、物理的な闇ではなく、霊的な闇について述べています。しかし、この言葉の重大さを過小評価をしてはなりません。霊的な光を持たない人々は、いずれ生きて行けなくなるのです。それは太陽の光に恵まれない人の場合と同じです。
この闇の時代にあって、偉大な創造者エホバ神が備えてくださる霊的な光を無視することはできません。自分の通り道を明るく照らすため、神エホバの言葉に注意を向けることは肝要であり、毎日聖書を読むべきです(詩編119:105)。エホバの証人のクリスチャンの集会は、「正しい人たち(義なる者たち)の道は明けの光」に留まるよう、互いに励まし合う機会となります(格言(箴言)4:18.ヘブライ10:23~25)。勤勉な聖書研究や健全なエホバの証人との交わりから霊的な力を得るなら、この「終わりの時代」の闇に呑み込まれないようにすることができます。「終わりの時代」は大いなる神エホバの「怒りの日」に最高潮を迎えます(テモテ第二3:1.ゼパニヤ2:3)。聖書に予告されている「終わりの日」は、足早に近づいています。イエス・キリストは、そのしるしの一つに世界中で「あちらこちらで・・・流行病がある」と予告しています(ルカ21:11)。今その予告通り、世界中で対処しにくい「新型コロナウイルス禍」にあります。イエス・キリストの大預言は、当時のエルサレムの住民に確かに臨んだように、同じように神エホバの大いなる日の戦争・裁きの日のハルマゲドンが生じます(啓示16:14.16)。その時神エホバのご意志を守り行なって、光の道を歩む人々の大群衆は、その裁きの日に生き残り、この地上が楽園に回復し、永遠に亘って祝福を受けます(ペテロ第二3:10~13.啓示7:9、14;21:4)。あなたもその大群衆のお一人であれば幸いです。
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雨降れば クモ入りくる 我が家なり 今日の一句
近くの道辺の「ブラシの花」