宮応かつゆきの日本改革ブログ

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きょう、長崎被爆69年。 6日の広島平和記念式典ー安倍首相”昨年あいさつを流用”に批判広がる

2014年08月09日 | 核廃絶・平和

 きょう9日、長崎被爆69年を迎えます。 投下時間の午前11時2分に黙とうし、核兵器廃絶の決意を新たにします。 

 今年は、記念式典には、「海外から過去最高の52カ国の代表が出席予定で、うち12カ国がはじめてとなります」(「しんぶん赤旗」9日付)

 この記念式典で、田上富久長崎市長がどんな「平和宣言」を発表するのか、安倍首相がどんなあいさつをするのか、注目されます。

 しかし、6日の広島の祈念式典での安倍首相のあいさつが、昨年のあいさつのほとんどが”流用”だったことが、テレビ報道され驚きました。 当日、私は広島市の記念式典会場で安倍首相のあいさつをスピーカーで聞きました。 松井市長の落ち着いた、被爆者の心に寄り添った具体的で力強い「平和宣言」に比べて、 安倍首相の型どおりの”あいさつ”に何か違和感のようなものを感じていました。

 広島県原爆被害者団体協議会の大越和郎事務局長は、次のようなコメントを「しんぶん赤旗」(9日付)に寄せています。

 「8月6日の8時15分、しかも、『安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから』と書かれた碑文の前で、昨年とほぼ同様の演説をするなんてあまりに首相は心がなく、被爆者をも犠牲者をも冒とくする行為です。 式典に参加している人だけでなく国内外の多くの方々へも、被爆国の首相として伝えるメッセージはないということなのでしょう」

 「国民を無視して強行した集団的自衛権行使容認の『閣議決定』をした安倍首相。 そのやり方、国民への目線のなさは、今回の演説にも表れていると思います。 このような政権の一日も早い退陣を求めます」