前期比1・7%減、年率換算6・8%減と大幅なマイナスとなった4~6月期のGDP(国内総生産速報値、先月13日内閣府発表)が各方面から大きな反響が起こっています。
そうした中、「しんぶん赤旗」3日付は、民間シンクタンクの予測記事を掲載しました。
「内閣府が8日公表する4~6月期の国内総生産(GDP)改定値に関する民間シンクタンクの予測が1日出そろいました。 8社平均の予測値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比1・9%減。 年率換算7・4%減。 消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減などで大幅なマイナス成長となった速報値が下方修正されるとの見方が多数です」
「財務省が1日発表した4~6月期の法人企業統計で弱さが確認された設備投資の下振れが主因。 8社全てがGDPの)設備投資(速報値は前期比2・5%減)を下方修正し、平均で3・9%減となりました」
「実質GDP成長率はみずほ総合研究所(年率換算8・6%減)など6社が下方修正を予想。 わずかな上方修正を予想した大和総研と農林中金総合研究所(ともに同6・4%減)は、在庫の寄与度が速報値から上振れ、成長率にはプラスに働くと予測しました」
どのような改定値が示されるのでしょうか。