宮応かつゆきの日本改革ブログ

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 ”リラックスでき 除湿効果も高い” 1300年以上の歴史をもつ日本の畳

2014年09月16日 | 文化

 私の友人に畳屋さんがいます。 彼は大和民商の会長です。 彼から畳の効能を何度か聞かされました。 子どもの頃は畳が当たり前の部屋の姿でした。 しかし、今、わが家には畳の部屋が有りません。     友人の仕事も不況と生活様式の変化で減り続けており大変です。

 15日付の「しんぶん赤旗」の「くらし・家庭欄」に「畳の効能」が紹介されていました。

 「日本固有の文化として1300年以上の歴史をもつ畳」だそうです。

 「日本文化は中国から伝来したものが多い中で、畳は日本固有の敷物です。 古くは『古事記』に記述があり、平安時代に現在の畳に似た構造に。 庶民が使用できるようになったのは江戸時代中期以降だといわれています」

 「イグサ博士」としてイ草や畳を研究している北九州市立大学の森田洋教授の話が紹介されています。

 「イ草で編んだ本物の畳には、さまざまな効能がありますが、森田さんによると、最も高いのはリラックス効果。 畳の緑色や、森林浴のような香り成分がその理由です。 靴を脱ぐことで体感温度が下がり、夏場は特にリラックス効果が高まります」

 「さらにイ草には抗菌効果があり、フローリングに比べると水虫などの微生物が感染しにくく、気になる足の臭いを抑える効果もあるといいます」

 「イ草の断面はスポンジのような構造をしており、小さな穴がたくさん開いています。 このスポンジ機能が音や振動、湿気を吸収します。 畳が室内の湿気を吸ってくれるので、畳の部屋は涼しく感じるのです」

 「しかし本物のイ草を使っていなければこのような効果は期待できません」と森田さん。

 「畳の歴史は1300年以上も続いてきました。 それは畳が日本の気候・風土によくあっていて、モノが良かったから。 安心安全な国産イ草で編んだ畳の良さを知り、もっと畳を使っていただきたいですね」と語っています。

 畳表の自給率は20%を切っており、大半は輸入。 国産のイ草は96%以上が熊本県で栽培されているそうです。

 くまモンも国産畳をアピールしています。