宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「党が鍛えられつつある」 志位氏が3中総結語で強調

2017年12月06日 | 検証ー2017年総選挙

日本共産党の志位和夫委員長は、2日から3日にかけて開いていた第3回中央委員会総会の結語(報告と討論のまとめ)で、次のように強調しました。(「しんぶん赤旗」5日付)

「2つの国政選挙ですべての都道府県で共闘を経験ー党が鍛えられつつある」

「市民と野党の共闘の経験と教訓が豊かにかたられました。2016年参院選では、野党共闘は1人区に限定されましたが、総選挙では参院選では複数定数区だった都道府県も含めて共闘が取り組まれました。参院選と総選挙の2つの国政選挙で、全国すべての都道府県で共闘を経験したことになります」

「これはわが党にとって、重要な意義をもった経験であります。討論では『共闘の取り組みを通じて党全体が鍛えられた』との発言がありました。共闘ということになりますと、他の政党と交渉する力が必要です。市民団体のみなさんと協力する力も必要です」

「そういう力を全党が2つのたたかいを通じてつけ、鍛えられつつある。このことは、民主連合政権をになう党への発展を展望しても、重要な前進の1歩だと思います」

 今回の総選挙は、「歴史の本流と逆流が真正面からぶつかりあう、戦後かつてない激動的な新しい時代」(「日本共産党第27回大会決議第1章第1節」)の最初の総選挙となりました。 日本共産党にとっては、野党連合政権樹立への1歩をめざした選挙でした。当然、安倍政権や支配勢力はこの動きを熟知していました。

 そこで、仕掛けられたのが、「謀略と急襲作戦」だったと考えています。3中総では、直接こうした言葉で、解散、総選挙に至る「逆流」を表現していませんが、内容的には、そのように感じています。

 大事なことは、この「謀略と急襲作戦」に堪え、反撃し、市民と野党の共闘を守り抜き、次の発展への地歩をつくるために日本共産党が知恵と力を発揮したことだと思います。