「やるなら来年(2018年)しかない。 大きな選挙がないからだ。 来年できなければ19年の参院選以降だが、できるかはわからない。来年できなければ当分できない可能性もある」(自民党憲法改正推進本部所属議員の1人)
今日、29日付、「しんぶん赤旗」は1面に「9条会見と安倍政権」(上)を掲載しました。
日本共産党は、今月、2日~3日に開催された第3回中央委員会総会の幹部会報告で、「安倍9条改憲反対の1点での空前の国民運動」を呼びかけました。
「安倍政権による憲法9条改定を許さないたたかいは、文字通り、日本の命運を左右する歴史的闘争となります」
「国民のみなさんに心から呼びかけます。 政治的立場の違いを超え、安倍9条改憲反対の1点での空前の国民的大運動を起こし、安倍首相の野望を必ず葬り去ろうではありませんか」
「この問題で、揺るぎない国民的多数派をつくる最大の政治的カギは、憲法9条に自衛隊を明記する改定をおこなえば、9条2項の空文化=死文化に道を開き、海外での武力行使が文字通り無制限になるという問題の本質を、国民多数の共通認識にしていくことにあります」
「日本共産党は、論戦、宣伝、対話で、問題のこの本質を国民に広く明らかにする先頭に立って奮闘するものです」
また、3中総では、「今年から来年前半にかけてのたたかいが一つの勝負どころとなります。 『安倍9条改憲NO! 全国市民アクッション』が呼びかけた『3000万署名』を、全国の草の根で集めきることを、たたかいの軸にすえて頑張り抜こうではありませんか」
「野党各党は、『安倍政権による9条改憲に反対する』ことを市民連合との政策合意で確認しており、この1点での市民と野党の共闘を、国会内外で大きく発展させるために力をつくそうではありませんか。 草の根のたたかいと共闘が、たたかいを勝利に導く要であります」
大和市内では、総選挙で中断していた「大和市民アクッション」立ち上げの相談が再開され、12月10日(日)結成されました。 「大和市民アクッション」はこの間の運動や総選挙の結果が反映し、はじめて、市議会3会派(虹の会、明るいみらい大和、共産党)からの連帯と共同の取り組みを進めるあいさつがありました。 また、神奈川ネットワーク運動の議員も会場に顔を見せていました。 立正佼成会、成長の家からの参加もはじめてでした。
3000万署名運動を推進するために、はじめて市内を4つに区分して、連絡員を配置して、市内全体の運動を統一しながら、具体的な推進体制を確認しました。
12月24日(日)には、市内2か所で共産党の署名、宣伝行動を行いました。1時間ほどの行動でしたが、党員、後援会員17名が参加し、44筆の署名の協力がありました。
安倍政権の9条改憲をストップさせるには、3中総で強調された、「問題の本質」を明らかにすることと一体に、「憲法の力」=現状を打開し、未来を展望する力を草の根から広げていくことも重要だと考えています。
浜 矩子さんは、志位さんとの「しんぶん赤旗=新春対談」の中で、次のように語っていることは、力強い限りです。
「だれも1人では生きていけない時代です。 『お互い様』 『おかげさま』の関係で、支え合い、助け合う。 そんなフレームをみんなでつくっいく時代なのです。 それが日本国憲法にはちゃんと書いてある。 最先端なんです」
「それを『古い』 『時代遅れだ』といって変えようとするのは信じられない。そういう言い方こそが、今の時代が見えていないのだと思います」