「岡上地区完全包囲」の散策も最終回です。而して、この散策を貫く問題意識、「なぜ、岡上地区は飛び地になったのか」を解明する手掛かりを「今」我々は目にしているのかもしれません。
再度説明します。上の画像は、「壱」で最初に麻生川を越えた「橋=白根橋」から400メートルの所にある「仲村橋:新中野橋」。
だから、これが何か?
はい。
江戸後期、文化・文政・天保年間(1801年~1843年 . . . 本文を読む
横浜市青葉区の「寺家ふるさとの森」から幽体離脱中の<本体>が待つ鶴見川と麻生川の合流点まで戻ります。「脇道散策A&B」を通して、「岡上地区が飛び地になった」原因がどうやら地形や地勢とは関係ないらしいということが確認できたことは収穫でした。けれど、その真の原因は不明なまま。而して、先取りして結論を記せば、私はその解明の鍵は「柿生」にある予感がしています。それを検証するためにも<本体>と一刻も早く . . . 本文を読む
脇道散策の後段に向かいます。我々が「現在」いるところは町田市三輪町、麻生通りに接する新三輪橋と鶴川女子短期大学とのほぼ中間点。あの「TBS緑山スタジオまであと2キロ」の私設道路標識のある地点です。岡上神社からここに至った身体の向きを基準にして、今度は「右」の方に進む。目指すは、旧都筑郡中里村の里山です。
岡上村と中里村は隣接していたわけではありませんが、岡上村のお隣というか近世期には「奈良 . . . 本文を読む
鶴見川と麻生川の合流点。鶴見川に架かる麻生橋を渡り麻生川に架かる亀井橋のたもとに我々は来ています。Top画像の撮影地点です。本線の順路はここから麻生川を遡り小田急柿生駅に戻る。ゆっくり歩いても20分の残行程。けれど、今回のテーマ「岡上地区完全包囲」を補完すべくここから最後で最大の脇道散策に向かいます。
「なぜ、岡上地区は飛び地になったのか」ということをもう少し突き詰めたいから。目的地はT . . . 本文を読む