今日の花



この百合は野生化して何処にでも咲いています。原産地は何処の国か知らないけど日本の夏の空に似合いますね。
今日8月23日は24節季の処暑だそうです。暑さも峠を越して涼しくなるころだそうですがなんのなんの残暑は居座っていてまだ姿を消しそうにはありません。夏の間に写真はいっぱい撮りためていますが暑くて編集する気になれません。花火大会などは1300枚くらい撮りましたので捨てるのが大変です。ブログもなかなか更新が出来ませんでした。
そこで、今日は涼しさを求めて海中散歩でも楽しんでみませんか。
近年周防大島の近海には日本アワサンゴの大群落があることが知られるようになって話題になっています。私も海にはよく潜りますがまだ見たことがないので友達を誘って見に行ってきました。
ちゃんとした水中写真用のカメラでないので良い写真は撮れませんが雰囲気くらいは感じ取れるかと思います。一緒に潜ってみましょう。
とほほ・・・カメラも買って3年めですがパッキンがダメになったのでしょうか水が入るようになりました。海中で撮っているうちにモニターが映らなくなりがっくりきました。でも撮った写真はデータとして残ったのでやれやれです。
地家室の海


海岸の生き物

とげの付いた牡蠣(子供のころはこの牡蠣のとげにどれだけ泣かされたかしれません)

ヤドカリ

石に穴をあけて住み付くなんて

この牡蠣の上に転んだら恐ろしいことに


この時期にまだヒジキがありました。

この辺ではセトガイと言いますが・・・ 一般的にはなんて言うのでしょう。食べ頃になるには8年から10年かかります。海の資源は大事に育てないといけません。

海のゴキブリ 船虫 魚釣りの良い餌になりますがすばしっこくて捕まえるのが大変。

いよいよ海中へ ただの素潜りです。



浅瀬の海藻


漁師さんの入れたカゴが入っていました。

小さなメバルが目の前を横切って行きました。

時々顔をあげてみないとね、何処にいるのか分からなくなります。



近すぎですね。


この辺にはあまり大きな魚はいません。

カジメでしょうかクロメでしょうか

見慣れぬ縦じまの魚

べらの仲間か?

カワハギの子供 こっちを向いてくれません。






岩礁は沖へ続いています。



友人は若い頃潜水の仕事もしたことがあるそうで素潜りで10m以上軽く行けます。
私は5mくらいが限界でしょうか。耳抜きが上手く出来なくてダメなのです。だから飛行機も苦手としています。
本日の目的の日本アワサンゴです。




周防大島の観光目玉にとの思惑もあるようですが、一般の人にはちょっと向かないかもしれません。ただイソギンチャクの群れがゆらゆら揺れているようなものですから。



魚は少なくてこのスズメダイばかりです。メジナもいましたが私の前を素通りでした。岩陰に隠れて写真を撮っていると40cm級のクロダイが岩陰から出てきましたが私と目があったらあわてて逃げて行きました。

イシダイの子のサンバソウです。こいつは人懐っこくて私のカメラの方へどんどんやって来てシャッターチャンスを待っていたら近づき過ぎて撮れなくなってしまいました。連写が出来ないのがつらいところ。

私が先に上がり彼が帰って来るのを待っています。
岬から50mくらい沖に岩が出ていますがその外側の水深5mから10mのところに日本アワサンゴは沢山いました。
今の時期は水温が高く海水の透明度はあまり良くありません。サンゴの産卵も間もなく始まることでしょう。
まだ暑いのでもう一度海に行きたいと思っています。今度は何処にしよう
今日の音楽
http://www.youtube.com/watch_popup?v=X6ymVaq3Fqk&vq=medium
単調なギターの音がけだるい夏の午後にぴったりです。
海の中では音は聞こえます。何の音かといわれると答えにくいのですが宇宙のように静寂の世界ではありません。おまえは宇宙のことを知っているのかといわれると行ったことはないので想像するだけですが。子供のころはしっかり勉強して宇宙へ行くんだと考えていたこともありました。生まれるのがもう2・30年遅かったら行けたかもしれませんね。最初に戻りますが海の中では無重力世界のように上も下もない感覚になれます。また、子供の頃よくやりましたが海底まで潜って体が浮き上がらないようにお腹の上に石を載せて海の底で寝そべるのです。魚たちが私の上を泳ぎ、遠い海面がキラキラと光っていて、その更に上には宇宙のような別の世界があるのだと思うととても不思議な感覚にとらわれました。
素敵な音楽をありがとうございました。Route 66はロスアンゼルスでちょっぴり走ったような気がします。残念ながらサンタモニカへは行けませんでしたけとね。