今日の蝶
アサギマダラのマーキング 正確に言うと昨日の蝶でした。 アサギマダラの移動調査のため全国で蝶の羽に記号を書いて飛ばすマーキング調査と言うものをやっています。私もこの10年余りやっていますが、この数年再捕獲される比率が低くてマーキングの効果が出ていません。私のマークしたアサギマダラはみんなどこへ行ってしまったのでしょう。
久しぶりで私の目の病気について書きます。
昨年のちょうどこの頃に突然左目の視野の中に黒い部分が現れました。びっくりして翌朝病院の眼科を訪ねました。突発性の加齢性黄班変性と診断されました。地元の病院の眼科にはそれを治療する設備がないことから、徳山の専門眼科医を紹介されました。それ以来黄班変性の治療のためひと月に1回のペースで徳山へ通うことになりましたが今回でちょうど一年になりました。目の治療は瞳孔の拡大をしますので治療の後車の運転ができません。それで電車で通うこととなりましたが、徳山駅から眼科病院まで少し遠いのですが毎回歩いています。普段は移動にほとんど車を使う生活に慣れていますのでたまに町の中を歩くのはとても楽しいのです。徳山は全く知らない街ではありませんが歩いてみるとほとんど何も知らない街の様なものです。毎回行く度に駅から医院までの道筋を変えて歩きます。帰り路では電車の時間があるので最短の道を歩きますが、時間のある時には遠回りもしてみます。徳山の街は南北東西に碁盤目によく整備されていて分かりやすい街です。そしてどの通りにも街路樹が植えてありますが、樹種がいろいろ出楽しいですね。なれると街路樹を見て何処を歩いているか走っているかすぐに分かるようにしてあるのかもしれません。常緑樹が植えてある所もありますが落葉樹の方が多いようです。落葉樹は四季の変化で様子ががらりと変わりますのでそれも楽しいですね。これからの秋は落ち葉や木の実の清掃が大変だろうと思います。でも11月に来た時には歩道を銀杏の黄色い落ち葉が埋め尽くしていてきれいでした。スズカケの落ち葉も良かったです。それから、春の芽ぶきや新緑の頃も気持ち良かったです。一年間楽しませてくれた街路樹を撮って来ました。
肝心の目の方はどうなったでしょうか。
今までに何度か治療について書きましたが、今月の検査ではそれほど良くなってはいませんでした。
7月に眼球注射をしてひと月様子を見ましたが完全に良くはなりませんでした。それでも出血はなくそれほど進行してはいなかったので次の一月は薬を飲んでみることになりました。末梢血管を拡張する作用のあるカルナクリン50と言う薬を毎食ごとで一日に3回飲んで様子を見ることになりました。普段薬を飲む習慣がないので毎食ごとに薬を飲むのは大変でした。そして努力のかいもなく、またこの次は眼球注射に戻しましょうと言うことになりました。黄班変性の注射薬は3種類あるので以前の薬と変えてみることになりました。この目の病気はなかなか完治することは難しいようですね。お医者さんとお坊さんとは縁のない生活が望ましいのですが、年が年ですからね。
周南市(旧徳山市)の街路樹
駅から病院までの道
この街路樹は常緑樹ですが木の種類は分かりません。
大きなレモンの木にびっくり
交差点に1本だけレモンの木がありました。だれかが勝手に植えたのでしょうか。実もなっています。
スズカケの木 落ち葉がきれいですね。
右に小さな公園があります。代々木公園と言います。
街の中に彼岸花があるのもいいものです。
くるくる回っていつもの道に戻ってしまいました。
いつも信号待ちする時に真正面に小さな教会が見える。
アメリカハナミズキに実がなっている。いつだったか小鳥かたくさん集まって実を食べていた。
ところどころに草花が植えてある
ハイビスカスがこんなに大きくなっているのには驚いた。冬の寒さでも枯れないのかなあ。
ナンキンハゼの通り
銀杏の通り 少し黄化が始まっている
冬には丸坊主にされていたナンキンハゼ
夏には良い木陰を作ります
黄色から赤に紅葉するととてもきれいです。秋の日差しに輝くようです。
ようやく医院に着きました。
帰り道
帰りは北から南へ、駅に向かって真っすぐ歩きます。
新しく出来つつある周南市庁舎
古い庁舎は解体されつつあります。
すごい数の銀杏がなっています。上も下もすごい。
秋と言うには早いけど、秋の気配を感じさせる街路樹でした。
いかがでしたか、周南市を一回り歩いたような気持ちになれませんでした 。先日新聞に書いてあったような気がするのですが、周南市のことを知っていますかというアンケートでは知っている人より知らない人の方がかなり多かったようです。旧市名の徳山の方が良く知られているのかもしれません。多くの人から「周南市って何県にあるの?」と思われているのかもしれません。今だったら、「2歳の迷子の周防大島」の方が知れ渡っているかも。