曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

光市の室積半島の崎  杵崎神社

2013年02月19日 | 神社の森シリーズ

今日の花

二月も中旬を過ぎようとしています。ヤブツバキがちらほらと咲き始めました。ここ室積というところは冬がとても暖かいところだそうです。

 


 今日は天気がぐずつき本来ならばどこへも出かけるように日ではないのですが、光市にちょっと用事があったので出かけ、帰りに室積公園に寄ってきました。雨はほとんど上がっているように見えましたがワイパーを時々動かしたくなる程度には降っていました。公園の駐車場に車を置いてカメラを持って出ましたが途中で大降りになったらカメラを濡らすことになり困るので念のため傘を持って歩き始めました。公園の案内板によると一回りすれば1時間半はかかりそうです。まあいけるとこまで行けばよいと思って山を登り始めました。鬱蒼とした森の中はさすがに雨は落ちてきません。高い高いアーケードみたいなものです。

結局左側を一回りしたら2時間近くかかりました。幸いなことに雨は気にならない程度でしたので二つの神社を無事に回ることができました。今日は初めの杵崎神社に上るまでの道をご紹介します。天気が良ければもっときれいな画像が撮れたのでしょうが残念です。

 


神社の森シリーズ

14. 室積の杵崎神社の森

 

現在地と書いてある所から山に登り始めます。青い縦線です。杵崎神社から左方向に行きました。ピンクの線です。山の尾根沿いに上がったり下がったりしながら1400mほど行くと下に下がる道があります。天気が悪くなればここであきらめようと考えていましたが、結局峨嵋山神社まで行きました。

村尾稲荷大明神

室積海岸のクサフグ産卵は有名です。大島にも規模は小さいですけど産卵場はありますよ。

登り口から見た森

いろいろな木としておきましょう。

 

 

いよいよ境内に入ります。

巨大な木々が枝を張って空をそれぞれ占有していますが、境界が帯のように空いています。右の方に不自然な空間ができていますがそこは最近大きな木が倒れてできた空間です。何十年か何百年かでその空間も他の木々で埋められることでしょう。

倒木によってできた空間

 

山頂に近づいてきました。

なんとスマートでモダンなお宮さんですね

 

 

ここの道は閉鎖されていました。

 

ここから左へ向かいます

 

 

今日はここまでです。

 

 


亀島神社

2013年02月16日 | 神社の森シリーズ

今日の花

初めて開く椿です。 

 


 今日は土曜日です。曜日のない暮らしをしているはずの私がこの最近は土曜日がうれしいのです。サラリーマンのように土日が休日というわけではありませんがみかんの出荷の関係で仕事に1週間のサイクルができています。土日はちょっと暇なもので「カメラを提げていそいそと」というわけです。でも今日は不安定な天気で遠出をする気にはなれず、我が家から最も近いところにある神社へ行ってきました。

 


神社の森シリーズ

13. 亀島神社

亀島漁港の広場の向こうに見えるこんもりした森が亀島です。陸地続きのようですが間に水路があって一応島になっています。小さな岩でできた島ですがその山の頂に神社がありました。

今はこの小さな建物が社殿ですが、以前は石段を登ってゆくと丘の頂に社殿がありました。

屋根の上にもヒトツバが生えています。

この神社の森の植物についてはこの看板に詳しく書いてありますので拡大して読んでください。

読みづらいかもしれませんがこれも拡大してみてください。

昔はヒトツバがたくさん生えていたのは覚えていますがこんな風に矢竹が生えていることはなかったように記憶しています。きちんと刈り取っていたのでしょうね。

ウバメガシの幹

左の建物が昔の社殿です。

参拝者のためのベンチでしょうが今はヒトツバに埋もれています。

一部の屋根瓦は落ちて台風でも来れば崩れそうです。

ハートのくまさんが一人でさびしそうでした。

この先から沖側に下る道があるはずなのですがここもヒトツバにおおわれています。

昔はウバメガシとともに大きな松もたくさん生えていました。一時期の松くい虫によってすべて枯れてしまいましたが少し再生しているようです。

鯛を抱えた恵比寿様が祭ってあります。

向こうに見えるのは竜崎と竜崎温泉です。

強い風雨に耐えて成長したウバメガシです。

わずかにほかの木も生えていますが、ほとんどがウバメガシです。

このような海沿いの場所にはトベラも多いです。

高い崖から海を臨む

亀島漁港

石段にウバメガシの実がたくさん落ちていました。

モッコクやタブも生えています。

ウミネコ

 

 

 

大島の海岸沿いではどこにいってもウバメガシが生えていて大島ではもっとも普通にみられる樹種なのですが、ウバメガシがこんなにたくさん生えているところは全国的に見ても珍しいのです。

 

 


伊崎の神社

2013年02月15日 | 神社の森シリーズ

今日の花

カタバミの一種でしょうか。神社のそばの小道に生えていました。 

 


 少し前のことです、2月3日に東和地区の伊崎の神社へ行ってきました。

とても小さな神社で周りはみんなみかん畑ですが神社の森は(森というには小さすぎますが)残されていて古い木が立っています。どこにも神社の名前を書いたものがなくてとうとう名前がわからずじまいでした。社殿は小さくてとても簡単な建物でしたが周りにそびえたっている木が素晴らしくて以前から気になっていました。特に鳥居をくぐるとすぐに目に入る木は相当古いタブノキで上の方は枯れて腐っていますが大きな根元からひこばえが伸びていて木の生命力を感じさせます。元あった木の根回りは5mくらいはあるかもしれません。今まで大島ではこんな大きなタブノキは見たことがありません。大島銘木100選を選ぶとしたら是非入れたい木です。

 


神社の森シリーズ

12. 伊崎の神社

 

伊崎の地図

 


伊崎周辺の樹木

この辺りにはシロダモとタブノキが多いようです。

 

 


周りの海の眺め



大水瀬と小水瀬

 


沖家室の橋

 

 

 

 

 

 

 


八田八幡宮 後半

2013年02月13日 | 神社の森シリーズ

今日の花

 

 


 しばらく神社の森シリーズの掲載をお休みしていました。私自身はお休みしていません暇さえあれば森を見に行っています。でも相変わらず名前のわからない木が沢山あります。今日久しぶりで町へ行ったので書店によって樹木の図鑑を買ってきました。書店には何種類か木の図鑑がありましたが大きくて詳しい図鑑を二つに絞って比較しながらどちらにしようか迷いましたが、結局木の種類がたくさん入っている方にしました。種類の少ない本の方が内容は詳しい気がしましたが数の方をとりました。

 


神社の森シリーズ

11.久賀の八田八幡宮


石段を上がりきるとようやく本殿が見えてきました。


トウヒ


モッコク


クスノキ


巨木なので葉は見ることはできないが幹の感じではスダジイかも


シラカシの幹


ここの森でも竹が少し侵入し始めています


下から神社の森を見上げる


スダジイ


シラカシでしょうか

太鼓橋を渡って帰途につきました。

 

 

 

 

 


久賀の八田八幡宮

2013年01月23日 | 神社の森シリーズ

今日の花

お休みです

 


 先日、久賀の八幡様へ行ってきました。今まで二の鳥居の所まで入ったことがありますがそこから石段が始まるのでそれ以上上には登ったことはありません。下から見てもこの神社の森はかなり大きいようです。石段を登ってゆくと何度も向きを変えながら石段は続いていました。登りきると広場がありまた鳥居があって奥の方に社殿が見えてきました。初めてなものでこれがこの神社の本殿かなと思ったのですが、近づいてみるとこの建物は本殿ではありませんでした。参道はさらに奥へ続いているようで今日はここまでの紹介にしたいと思います。


今日の音楽

Emmanuel Pahud Bach Sonata in c major bwv 1033

フルートの音も大好きでだいぶ練習しましたがこれもあきらめました。楽器は長い間眠ったままです。

 

IEの方は下をクリックしてください。

 http://www.youtube.com/watch?v=Ph_ERXCaBKg

 


神社の森シリーズ

10.八田八幡宮 前半

 

ここまではよく来ます

 

 

なかなかいい森ですね

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしく大きな木でできた森です

櫻が植えてあります。花の時期にもう一度来てみましょう

 

トベラの実がありました

シラカシ

スダジイ

若い人たちが戦で亡くなっているのですね

 

一気に紹介するには長くなりますので、この上の本殿の部分からは次回にします。 

 

 

 

 


ついに志度石神社の石段を登りきる

2013年01月20日 | 神社の森シリーズ

 

今日の花

 

 

一日ごとに少しづつ変わってゆきます。撮り方もちょっぴり変えてみました。

 上の花と下の花は同じ木からとったものですがなんとなく咲き方が違いますね。

 


 つぎつぎと神社の写真がたまってゆきます。志度石神社が終わらないと次へ行けませんので志度石神社の3回目をアップして次の神社に移りたいと思います。

最後の石段に向かうところからです。

 


今日の音楽

Bach フーガの技法特集 DIE KUNST DER FUGE

チェンバロの音もいいですね。私はいろんな楽器をもの好きで弾いてみたことがありますがチェンバロは触ったことがありません。あるおうちの玄関にチェンバロが置いてあるのを見たとき一度触らせてもらえないかなあと思いましたが、きっと大事な楽器なのだろうからとてもそんなことはできないことと諦めました。弾いてみたい楽器の中でもっと不可能に近いのがパイプオルガンです。古い教会の中で一人鍵盤に向かってみたいと思いませんか。

 

IEの方は下をクリックしてください

http://www.youtube.com/watch?v=gMq5yUvvUPc

 


神社の森シリーズ

9.志度石神社3回目

 

 

ようやく487段の石段を登り切りました。

登ってきた石段を振り向いてみたところです。

数日前の雨がここでは雪だったようです。

なぜかここ社殿の前の広場にはイスノキばかりです。

 

この神社の森は確かに木の種類が多いようです。

 


帰り道

一応お参りして、これから帰り道ですが同じ石段を下るのは面白くないしきついので車道の方を通って帰ることにしました。

キツツキの開けた穴でしょうか

谷の向こうにキジョランの大きな株が見えます。

カゴノキです。一目でわかるようになりました。

杉の木にテイカカズラがびっしりと付いています。テイカカズラのテイカはもしかしたらあの定家さんから来たのでしょうか???

キジョランに実がなっていました。アケビの実のようです。

お地蔵さん 大変お邪魔いたしました。

元来た大島オレンジロードまで帰ってきました。

オレンジロードのそばに荒神様の社があります。

 

三月の暖かい日にまた参ります。

 

 


志度石神社の石段を登る

2013年01月17日 | 神社の森シリーズ

 


今日の花

 

 

 

日に日に変わりゆく椿の花をお楽しみください。

 


 1月14日に訪れた志度石神社の2回目です。この2回目ではまだ終わりません。まだ続きがありますので次回も引き続き見てください。今日は下の駐車場から487段の石段を400段くらいまで登ったところまでです。この間の森が素晴らしいのです。もっと参道から外れたところまで紹介したいのですが参道から見える範囲だけの紹介にとどめておきます。今の日本に窮極の照葉樹林というのは一般の山にはほとんど残されていません。公園の森はとてもきれいですがあれは人の手で作られたものです。自然が長ーい年月をかけて作った森はとても美しくそれなりの価値があると思います。空を覆い尽くす枝と葉の下にたたずむとまさに別世界です。つたない私の写真では十分に雰囲気をお伝えすることができませんので何時かご自身の足でこの石段を登ってみてください。

 


今日の音楽

Telemann: Viola Concerto in G Major, TWV 51:G9 - I. Largo

ついに照れまんさんが登場しましたね。おっとと、テレマンさんでした。ヴァイオリンの音色は明るくてウキウキしますがビオラは静かな落ち着いた気持ちにさせます。志度石神社の森にピッタリかもしれません。急な石段をラルゴで登ってゆきました。

 

IEの方は下をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=JbVssrrEsTY

 

 


神社の森シリーズ

8.志度石神社の2回目

 


キジョランの幼苗


クリハランでしょうか


先日紹介したキジョランとテイカカズラの種です。発芽すると上の写真のようになります。

 


近くには杉やヒノキも植林されています。

さあ登り始めます。100段ほどは数えてみましたが周りの樹木を見ているうちにわからなくなりました。


ウラジロガシ


ウラジロガシの葉


カゴノキ


シラカシ


カゴノキ


ここまでかたずけるのが精いっぱいなのでしょう。


先ほどの倒木を上の方から見たところです。まだ倒れて間がないように思われます。


タブノキです


この照葉樹の塊ってすごいと思いませんか。


参道の真上にはほとんど空がありません。


何度も向きを変え大分登ってきました。


木の種類を判断するのに葉を見るのが一番わかりやすい野ですが、巨大な高木になると葉を手に取ってみることができません。幹や枝の張り方で判断するしかない場合もあります。

ようやく最後の石段のもとに着きました。かろうじて社殿の前の石灯籠が見えます。

 

次回は社殿とその周囲の木を紹介します。

 


屋代の志度石神社へ

2013年01月14日 | 神社の森シリーズ

今日の楽器

チェロ  Cello  語源はイタリアのVioloncelloに由来するのだそうです。

バロック音楽を聴いていて昨夜ふと思い立ってチェロを出してみました。私はもう何年もチェロに触っていません。恐る恐る弦を締めてゆきます。長いことゆるめたままになっていた古い弦ですから締めるのがちょっと怖いですね。昔締める時何度も弦を切ったことがあります。締め上げながらチェロの調弦はどうだったっけてなもんで、それくらい長い間触っていません。このチェロは昔カミさんがチェロを習いたいというのでそれは良いとばかりに買ったものです。その後カミさんは何年もいろいろ先生を代りながら稽古に通っていました。最後の先生が病気を理由に辞められてからは習う人もなく次第に弾かなくなりました。シメシメとばかり私が時々こっそりと練習していましたが歌を歌うようになってからは私もだんだん弾かなくなりチェロはただの飾り物になってしまいました。チェロの音色は良いですね。人の声と音域が近くてなじみやすいこともあります。もちろん私の弾くチェロの音はけっして人に聞かせられるようなものではありません。自分以外の人が聞いたらそれは不快な騒音でしかないと思いますが弾いている本人は頭の中できれいな曲として音を作り上げているので何の問題もありません。「あばたもえくぼ」、「雑音も音楽」。人間てうまくできていますね。ということで私の演奏を皆さんにお聞かせできないのが残念です ???

 


今日の音楽

J.S.Bach Cello Suite No.6 Allemande, Yo-Yo Ma (1982)

私のチェロをお聞かせできないのでヨーヨー マさんが代わりに弾いて下さるそうです。ありがたいことですランランさん。「もしもピアノが弾けたなら」という曲がありましたね、わたしなら「もしもチェロが弾けたならバッハをすべて弾いてみたい」と言いたいところです。無伴奏チェロ組曲なんかどれもこれもみんな弾いてみたい曲ですよね(バッハが聞いたら仰天するでしょう)。6番のアルマンドありがとうございました。4分の3拍子のクーラント・メヌエット・サラバンドなども好きですからどんどんアップしてください。プレリュードも忘れないでね。ははは・・・この欲張りメ。

 


 昨日から降り続いていた雨はお昼ごろには上がり青空まで出てきました。平地では雨でしたが山の上の方は少し白いものが見えました。思ったより早く天気になったので少し遠いけど屋代の志度石神社へ行ってみようと大島オレンジロードを走ってゆきました。奥畑の集落へ差し掛かったところに鳥居が見えました。私の知らない神社がありました。鳥居には「金刀比羅神社」とありました。今日の目的ではなかったのですが少しだけ様子を見ておこうと思い寄ってみました。森の写真などを撮っていると地元の世話人らしき人がやって来たのでいろいろ聞いてみましたがこの神社の紹介についてはまたの機会にします。さらに進んで今日の目的の志度石神社へたどり着きました。ここの森は私を十分感動させる立派な森です。まだすべての神社を回っていませんので何とも言えませんがおそらく大島では1・2を争う素晴らしい森だと思います。ウラジロガシの巨木が多いのがここの特徴でした。森と樹木の紹介は次回に回して志度石神社の入り口までを今日アップします。

 


神社の森シリーズ

7.志度石神社へ

大島オレンジロードからの眺め   練習船が停泊しています。

ウラジロガシ


タブノキ


金刀比羅神社


長いこと誰も踏みしめていない石段のようでした。

 


オレンジロードから志度石神社への入り口


オレンジロードから分かれてしばらく林道を登ると神社の入り口にたどり着きます。ここから本殿まではながーい石段です。何段あるのでしょう。500段くらいはあるのではと感じました。

屋代島の屋代はここから来たのですね。大島で最も古い神社かもしれません。ここを読むと石段は487段と書いてありますね。

長ーい石段です。

 


白木神社を取り巻く森

2013年01月12日 | 神社の森シリーズ

今日の花

昨日訪れた白木神社の山茶花です。

 


 普段、蝶の探索のために白木山にはしょっちゅう登ります。山の中腹の森の中に白木神社がありますが今まで寄ってみたことはありません。周りは鬱蒼としていて蝶のいるようなところではないからです。それで今までそこに寄ってみようとも思わなかったのですが、植物の面から見たらとてもおもしろそうだったので昨日探索に行きました。社は再建されたものですが周囲の木はかなり大きく育っています。自然林ではなくほとんどの木が人出で植栽されたもののようでした。サカキがたくさん見られました。私が珍しく思ったのはウラジロモミの大木があることでした。山茶花も7~8mもありだいぶ古い木なのでしょう。オガタマノキも大きなものがありました。

ここの社叢も竹の侵入で存続は危険な状態です。今なら間に合いますが何とかならないものでしょうか。

 


神社の森シリーズ


6.白木神社の森


大きなヤマモモ


オオナワシログミ


ヤシャブシ


モチノキ


手入れの行き届いたヒノキ林


アラカシ


タブノキ


コショウノキ


ヒメユズケハ


カゴノキ

 

白木神社


双幹のヒノキ


サルスベリ


よくわかりません。


サカキ


この道は社殿再建のために作られたのでしょう。


大きなモミの木


山茶花の巨木


開いていませんが白山茶花でしょう。


大きなオガタマノキ


杉の木


ウラジロモミ   巨木で高さは15m以上あるでしょう。


大きなアラカシの木

 

森を見る、樹木を見ることがとても面白くなってきました。皆さんも近所の森へ行ってみませんか。 

 

 

 

 


菅原神社 (天神様)

2013年01月07日 | 神社の森シリーズ

今日の花

冬桜

11月ごろから咲きますが冬桜というようです。今の時期にはもう終わりが近いようでした。

 


 寒入りした途端穏やかな日和が続いています。収穫作業もあり時間が取れなかったので近くの菅原神社へ行ってきました。こどもの頃この神社へはよくシイのみを拾いに来ました。当時の社殿は古いものでしたが何年か前に新しく建て直されました。秋のお祭りはとても賑やかで行列が出るし出店もたくさん並んで子供心にとても楽しかったことを覚えています。今は社殿は手入れが行き届いていますがなんだか寂しさを感じました。ここの森も竹に侵入されています。心配です。

 

(松の内も明けたのでテンプレートを変えました。いつまでも正月気分では・・・) 


今日の音楽

Johann Sebastian Bach - Air - Herbert von Karajan

バッハの曲って飽きないしいつ聞いても受け入れやすいですね。画像もとてもきれいです。テレビをネットにつないでいる方はテレビでご覧ください。

ブラウザがI.E.の方は下をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=i1kjbzjuYEQ&feature=related


神社の森シリーズ


5.菅原神社

 

 

 

 

天神様と言えば梅の花ですが、今年は寒くてまだ蕾もかたいようでした。

 

 

 

森の中にはそうとうの竹が入り込んでいます。

 

幹の感じではクロガネモチでしょうか。

竹藪がそこまで来ています。

大きな木はスダジイです。

アラカシもたくさんあります。

なんだかモダンな社殿です。引き戸は鍵がかかってなくて開けることができました。

絵馬が少しありますが、受験の祈願でしょうか。

ここの森にはクロガネモチが多くみられました。

 

 

帰り道に昔のことを思い出しました。この石段のまっすぐ下の方に友達の家があって小学時代この辺によく遊びに来たものです。今は平たんなところ(田中原といいます)にずっと遠くまで家が立ち並んでいますが平安時代にはこの神社の真下まで海が入り込んでいて九州へ流される途中の菅原道真さんが船から上がったといわれている岩がこの下の方にあります。その頃はこんな陸地の中の方まで船が入って来ていたということが不思議でなりませんでした。その時代に比べてだいぶ陸が隆起したのでしょうか。