京都二日目は嵐山界隈へ行ってみようということになりました。
旅の初めから予定していたわけではありませんが、昨日が北山の方と東山の麓を歩いたので今日は西の方へとといった軽い気持ちです。嵐山界隈と言えば川が流れ山が迫り自然だけを見ても風光明媚な所です。当然昔から多くの人が目を付けて別荘や寺院を建ててきました。現代の私たちも自然の美しさと人間の文化に一緒に触れることのできるこの地を是非訪れてみたいという気持ちは強いものですね。多くの観光客でごった返す表通りや、あまり人に知られていない裏通りなどそれざれに楽しむことができます。阪急電鉄の嵐山駅に着いて桂川の西側から歩き始めました。桂川に面した公園は桜の花と春の日差しでとても明るくて自然に心躍ります。まずは渡月橋を渡って行きました。東側に向かう人たち西側に渡る人たち、狭い歩道は人でいっぱいです。西洋系の人・東洋系の人・そのほか何処から来られたのかよくわからない人たちの外国の方たちが7~8割を占めています。やはりここはすごい観光地なのですね。渡月橋を東側に渡るとまたすごい人波です。表通りの人込みを避けて一筋北側の道に入りました。不思議なことですが、京都は何処でも表通りを避けて一筋中の道に入ると意外に静かなものです。今日の最初の目的地は天竜寺の塔頭の一つ宝厳院です。このお寺は昨日訪れた法然院と同じで普段は拝観などのため入ることはできません。春と秋の良い季節に特別拝観が行われます。タイミングが合えば是非に入ってみたい所ですね。宝厳院のお庭の紹介は次回にして今日は嵐山界隈の雰囲気をお伝えします。
阪急嵐山駅に着きました。
あな惜しや盛りを過ぎた桜花 春は足早私を待たず
一枚くらいは記念写真に
渡月橋に全く人がいなかったら、それはそれで不自然ですよね。
川の中にたたずむアオサギは人の波に全く関心は無いのでしょうね。たくさんの観光客から眺められていても、ひたすら目の前に魚が来るのを待っているだけでしょう。
渡月橋はいつ来てもすごい人です。お上りさん気分を満喫できますよ。外人さんが多いですね、わたしだってパリに行けばセーヌ川の橋を嬉々としてわたっているはずです。
上流は保津川か大堰川かこれもよく知りませんが以前川下りをやりました。
川岸には有名旅館や料亭が立ち並んでいますが一度も利用したことはありません。どんな人たちが利用しているのでしょうね。
橋の南東方向は京都の町中です。そして桂川は南に下り宇治川と合流して淀川になります。桂川花びら載せて海にまで
桂川? 保津川? その呼び名が変わりますがどこが境なのでしょうね。川沿いの道は歩いても気持ちの良い所です。少し上流へ行くと渡しの舟がありますので帰り道は対岸を歩くのもいいかも。
嵐電の駅の方へ向かう道です。いつ来ても人でいっぱいです。ただコロナの3年間は来ていないのでどんなだったか分かりませんけどね。
近くに人力車屋さんがあるのですね、私一度も乗ったことはありません。まだ自分の足がしっかりしていますのでお世話になることもないと思います。
嵯峨野の暖簾がかかっていますが有名な湯豆腐屋さんです。以前お昼を食べに入ったら湯豆腐が出てくるのに1時間も待たされました。
このお店の通りを隔てた反対側が天竜寺の塔頭宝厳院です。続きは次回にいたします。