曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

思い出画像 5年前の10月

2024年11月01日 | 日記

5年前の10月

 

子ヤギが生まれました。

 


 10月が終わってしまいましたね。10月は5月と並んで一年の中で最も気候の良い月です。八百万の神様たちが留守をしていますので叱られることもなく気兼ねもなく私たちは十分に羽を伸ばせると言ってもいい時節です。国会議員たちも神様たちのいないスキをついて選挙を行いましたが神様よりも国民の審判がおおむね厳しかったようです。1強の時代が終わりましたので政党や議員個人が本当にみんなで話し合いの出来る民主主義的な国会ができることを望みたいと思います。

11月になりましたがこの月はなんだか物寂しい感じがしませんか。秋のお祭りやイベントも大方10月末までに終わり、冬のやって来るのをいろいろ準備しながら静かに待っているような月ではないでしょうか。今日は朝からしとしと雨が降り続いています。思い立ってパソコンを開いて古い画像を引き出してみました。昔だったらアルバムを開いてみると言ったところでしょう。

とりあえず五年前の10月の写真フォルダに飛んでみました。外入の磯兼屋敷の跡にフジバカマ園ができたころです。フジバカマ園は道路沿いの一段だけのオープンでした。たった一段だけでもすごい数のアサギマダラが集まって来て当時みんな驚きで感嘆の声を上げました。

その後フジバカマ公園は管理人の山本さん夫妻によってどんどん拡張されました、そして以前からある地域の活動グループ「花の咲く夕日の里つくりの会」のたゆまぬ努力によって周辺の荒れ地が次々と整備され、春の桜・花桃から始まって、連休ごろのの春季アサギマダラに初夏のホタルなど一年中観光客の絶えぬ大きな自然公園となりました。今では秋のアサギマダラを一目見ようと駐車場が満杯になるほどのお客さんでにぎわっています。さらに晩秋を彩るモミジが次々と植えられていますのでいつの日かここらは紅葉の名所にもなることと思います。

今日は、5年前の外入フジバカマ園をご覧になり当時を思い出してください。

 


5年前の外入フジバカマ公園

 

フジバカマの植栽はこの一段のみでした。アサギマダラの密度がすごく濃かったです。

沢山のアサギマダラに囲まれて山本さんご夫妻も満足げです。

 

フジバカマに群がるアサギマダラは5年前こんなに多かったのですね。

 

 

下の写真は5年前の写真ですが、今年は10月中に一度も快晴の青空がありませんでした。秋には天高くと言われるように晴れ渡り濃い青空の日が多いものですが今年はどうしたのでしょうか。

 

フジバカマ園にはアサギマダラの他いろんな蝶が集まります。


アカタテハ

 

ヒメアカタテハ  このチョウも旅をする蝶と言われています。ヒメアカタテハはほとんど世界中に分布していますがアフリカ大陸の西海岸から風に乗って飛び立ったヒメアカタテハ数頭が大西洋4000㎞を飛び越えて南アメリカの東岸に移動したことが確認されました。日本のヒメアカタテハはまだ研究が進んでいなくて移動のことはよくわかっていません。

 

イシガケチョウ  今のように温暖化が進む以前にはこのチョウは本州にはいませんでした。沖縄などの亜熱帯に行かなければ見られない蝶でした。今ではこの辺のごく普通の蝶です。

 

ウラナミシジミ  この小さな蝶も冬を暖かい地方で過ごしますが、夏以降にこの辺でも見られるように北上してきます。

アサギマダラの移動は有名ですね。

ツマグロヒョウモン   すみれの仲間で繁殖しますので家庭の庭によくやって来ます。

 

カバマダラ   アサギマダラと同じ仲間の蝶でアサギマダラと同様毒蝶として知られています。蜘蛛や野鳥は食べないようにするそうです。

普段本州にはいませんが台風の風などに乗って周防大島や本州迄北上してくることがあります。何年に一度かは我が家の周りでも沢山飛び回るのが見られますが冬になって南へ帰ることはしません。

 

5年前のマーキング蝶

このように下側の翅に裏表両側に分けてマークしてくださると再捕獲がしやすくて捕獲率が高くなります。上側の翅の空欄は次にマークする人のために空けておくといいですね。
このような書き方だとアサギマダラが休む時翅をしっかり閉じても字が読めてマーキング蝶だとはっきりわかります。

 


5年前のこの頃、木村さんちに子ヤギが生まれました。

今では子ヤギもすっかり大人になってどれが母さんか分かりません。

 

今日は一日中どんよりとした天気で何もネタがありませんでした。暇だったのでこんな写真で記事を作ってみました。

 

 


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