曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

11月の椿

2020年11月30日 | 日記

今日の鳥

アオサギ  この姿勢で1時間以上佇んでいました。餌にありつけたのでしょうか。

 


 みかんの収穫作業の合間にこのため池のそばを何度も通りました。フラミンゴもそうですが鳥たちは1本足で立つのは難しくないのでしょうか。1時間以上同じ姿勢で立っているのを見たのですが時々1本足の足を左右変えるのでしょうか。わかりませんねー。

11月も今日でおしまいですね。椿の花もいろいろ咲き始めましたが全体的に見れば2月3月に咲くものの方が多いようです。今日咲いている椿を撮ってきましたが、ピンクや赤い花が咲き始めました。10月の椿は白が多く赤系の花はほとんどありませんでした。

 


11月の椿

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝は朝日が見られませんでした。

 


早朝より みかんの収穫

2020年11月28日 | 日記

今日の花

和水仙   今年は11月の20日ごろから咲き始めました。例年に比べてすごく早いような気がします。咲き始めを毎年記録していないのでよくわかりませんがいつもは12月の半ばのような気がします。

 


 今日から我が家では早生みかんの収穫を始めました。大方の市場では早生みかんの販売は終わろうしているのではないかと思います。温州みかんの出荷の流れとしては10月の極早生、11月の早生みかん、12月に入ると中生みかんが出てきて次が普通みかん、そして年が明けると貯蔵された晩性のみかんへと繋がってゆきます。でも我が家のみかんは樹上で完熟にして収穫しますのでいつも時期的に世間より遅れて販売しています。その方がおいしいと思うのですがお店のみかんしか食べない方にはわからないかもしれません。人の味覚はいろいろ違いますから何がおいしいとは決められませんけどね。

今日は日の出前からしばらくは結構冷え込みましたが、日中は穏やかな良い天気でした。

 


収穫の準備のため日の出前にはみかん畑に出かけます。

 

東の空がオレンジ色に

 

朝日がまぶしい光の矢を放ちます。

9時ごろ

 

天気は良くても冬型の風が吹いているようです。四国に雲がかかっています。

 

日は西に傾きました。1本の白線が風に乗って流れてゆきます。

 

今日も小春の良い一日でした。

 


まだまだ さくらを植える人

2020年11月26日 | 日記

今日の柑橘

柚子   柚子の収穫をしました。柚子の木にはたくさんのとげがありますので手に刺さらないように実に傷をつけないようにと気を使います。そして柚子の木は直立性の木なので背が高く、高い脚立がないと収穫ができません。でも緑の中に鮮やかな黄色はとてもきれいです。日本には香酸柑橘はたくさんありますが柚子は女王と言ってもよいかもしれません。

 


 今日は桜の苗木が届いたのでとりあえず畑の中に仮植をしました。桜を植えるのはもうやめようと思いながら、また苗を作ってしまいました。今回は枝垂桜です。ソメイヨシノと違って枝垂桜は長生きをしますので先が楽しみですね。と言っても100年後とか200年後の姿を私は見ることができませんが、未来の人たちが喜んで眺めてくれるかもしれません。でもどこに植えようか・・・・・

畑に植え穴を掘っていると近くまでジョウビタキのメスがやって来ました。人が土を耕すと土の中からミミズなどのいろんな虫が出てくるのをこの鳥はよく知っています。私が桜の苗を植え終わってその場所を離れるとすぐに地面に降りてきました。人懐っこい鳥です。

 


また桜の苗木

木や草花などを植え付けたらたっぷりの水を与えましょう。

この桜が1000年後まで生きていたらと想像したら嬉しくなります。
でも反対に1000年後に人類はいるのでしょうか・・・・・と考えると寂しくなります。

 

私が植穴のそばを離れると傍で見ていたジョウビタキはすぐにえさを探しに地面に降りてきました。

 

植えた枝垂桜は止まるのによい所のようです。

まさか君は先日のトラックの中に入って来たジョウビタキではないよね。

 

今年は火星と地球が接近しているので夜空で大きく明るく目立つ存在ですね。月はいつも目立っていますが、その二つの天体が今夜は近くに並んでいました。

明日の夜はずっと離れることでしょう。


いよいよ椿が本格的に咲き始めました

2020年11月21日 | 日記

今日のみかん山

雲一つない見事な秋日和

 


 10月には白椿が多かったのですが、11月も下旬になると椿の花も白だけでなく赤やピンクなども次々と咲き始めました。椿の花の写真を撮るのが忙しくなります。

10年余り前に蝶の写真を撮り始めたことから蝶マニアになり、同じころ友達から椿の実生苗をたくさんもらったことから今は椿ファンになりました。一年を通じてみると蝶と椿はうまくすみ分けていて、春から夏は蝶で秋から冬は椿です。11月の初旬でアサギマダラが終わりこれからは春まで椿の花を追う毎日です。椿は普通は挿し木で増やして花を楽しみますが、最近は種をまいて花の変化を楽しむようになっています。実生の椿が咲かせた名もない椿が増えてきました。

春まではこのブログに椿の花ばかり登場するようになりますがよろしくお付き合いください。私のブログにアクセスしてくださる方々を分析してみると蝶のことを抜いて椿関連の方が一番多いような気がします。挿し木のことや椿の種まきのことには多くの方が来てくださっています。高度に専門的なことは分かりませんが椿を育てる経験談や失敗談などをこれから春までは紹介してゆこうと思っています。

 


今日の椿の花

 

 

 

 

 

 

 

 

大島小町  この椿だけは名前をもらっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


柑橘いろいろ

2020年11月20日 | 日記

今日の野菜

 

ミニトマト   夏の間あまりならなかったミニトマトがまたいっぱいなり始めました。今のトマトはとても味が良いですね。

 


 昨夜の雨も上がっていたのでみかん畑を一回りしてきました。今は早生みかんの盛りですが多くの柑橘はまだ食べられません。それでも色づき始めています。年明けには美味しくなる柑橘から5~6月にならないと食べごろにならない遅い柑橘もあります。柑橘って意外に時間のかかる果物ですね。

 


まだ未熟な柑橘たち

 

西南の光

弓削瓢柑

まだ名前のない柑橘

ネーブルオレンジ

ブラッドオレンジ

甘太郎

 


秋は夕暮れ

2020年11月18日 | 日記

今日の花

バラ一輪

 


朝焼けと夕焼けとはどちらが好きですか。

今の時代はみんな大変忙しくて早朝や日暮れ時に空なんか見ている人はあまりいないかもしれません。

私も忙しいふりをしていますが写真を撮る時間くらいはあります。

10分ほど日が暮れてゆくのを見ていました。

 


暮れてゆく西の空

 

 


山の中も秋色

2020年11月17日 | 日記

今日のむし

 

ベニモンアゲハの幼虫  またまた珍しい蝶の幼虫をいただきました。もともと東南アジアからインド・スリランカに生息する蝶で、日本では沖縄と奄美大島までの範囲で見られますがそれより北では生息していません。そんな南の蝶ですから寒さに向かうこの時期に飼育するのは容易なことではありません。餌はジャコウアゲハと同じウマノスズクサですがこの時期には葉は黄色くなって落葉し始めていて確保が難しいのです。しかも幼虫は30匹あまりいますので全部育て上げるのはかなり難しいと思います。今日は朝から餌のウマノスズクサを探して山の中を200㎞も走りました。それでも確保できたウマノスズクサはほんのわずかです。今後幼虫が大きくなったらどうして餌を確保しようかと頭の痛いことです。

 


 ウマノスズクサという植物は絶滅危惧種というほどではありませんが探すとなると結構難しい植物です。朝早くから夕方まで200キロも走って探しましたが見つかったのは5~6株です。これだけではとても足りません。でも山の中を走ると紅葉がとてもきれいでした。北国の紅葉とは比べることもできませんが、島の紅葉も秋の気配を十分に感じさせてくれました。特にウリハダカエデが紅葉していてとても鮮やかに輝いて見えました。ウリハダカエデは里の方にはありませんので山の上の方でないとみられません。昨日は街中の紅葉を楽しみましたが、今日は山の中で自然の紅葉を堪能できました。

 


大島のオレンジロードから皇座山までの紅葉

 

 

皇座山にはウリハダカエデが多いです。

こんなところには誰もいません。一人山道を歩くのはとても気持ちいいです。

皇座山のお稲荷さんの鳥居

 


久々の徳山の街は秋色

2020年11月16日 | 日記

今日の花

山茶花  

 


 9月に徳山の街を訪れたときには台風の通過した後だったので街路樹のイチョウは潮風のため葉が茶色に変色したところがあって少し痛々しい感じでした。それでも枝には銀杏をたわわにつけていて一部歩道に落とし始めていました。

そして今日二月ぶりにこの街を訪れましたが、台風の影響もさほど感じられず程よく紅葉していて私の目を楽しませてくれました。完全に黄色に染まるのはもう10日先かもしれませんが、夕日を浴びたイチョウの佇まいは静かな街の秋を堪能させてくれました。ここへ来るようになって何度目の秋でしょうか。

 


徳山のイチョウ並木

 

 

徳山のメーンストリートみゆき通りに出ました。

目の治療に通い始めた3年前にはこの市役所の建物は建設の途中で周りはすべて覆い隠されていました。

立派な新庁舎はいま駐車場のほうまですべて完成しています。

こちらの通りは桜並木です。花の時期には来たことがありません。

 

クリスマスや年末に点灯されるイルミネーションの取り付けが行われていました。

残念ながらこれらのイルミネーションは見たことがありません。一度夜の風景も見てみたいですね。

 

徳山駅もこの3年で変わりました。駅前の広場は重機が並んで掘り返され駅舎もまだ被いのあるところがありました。今はすべて完成しています。

昔は賑やかだった銀天街、今は人影も少なくなりました。お店はみんな郊外へ行き街中で食べ物屋さんを探すのも困難です。

広場のこの水たまりはちょっと心配ですね。靴を濡らす人もいるのではないかと。でも夜はライトアップされてきれいですよ。酔っぱらいは水の中をじゃぶじゃぶ
歩いてしまうかもしれません。今どきそんな人はいないか。

駅ビルの一部は図書館になっていて便利です。

思ったより早い時間に帰ることができました。秋の日は暮れるのが早いので電車に乗るときにはもうすっかり日が暮れていることもありました。

 

もう何度この風景を載せたでしょうか。冬の街、春の街、夏の街、そしてまた秋がやって来ました。

 


海を見下ろす みかん畑

2020年11月11日 | 日記

今日の海と空

8時ごろ

10時前

お昼前

 

大洲市肱川の朝霧

太陽の高度が下がり冬の景色に近くなりました。

 


 秋も深まりみかんも色づいてきました。秋のリンゴ畑も真っ赤な実がきれいですが、みかん畑も負けずきれいです。昔のヨーロッパの王侯貴族が競って庭園に柑橘を植えて自慢したと言いますが、南の国の果物へのあこがれと共に希望を表すオレンジ色に対してさらに強いあこがれを持っていたのかもしれません。行ったことはありませんが、ヴェルサイユ宮殿の庭園には今も柑橘がたくさん植えられているそうです。南向きの瀬戸内海を見下ろす我が家のみかん畑をご紹介します。

 


熟期を迎えた早生みかん

太陽の光をいっぱいに浴びて育ったおいしさ

これこそが グレープフルーツですね。

 

背後は嵩山

 

 

おまけにグリーンレモン


新種のツバキ

2020年11月07日 | 日記

今日の鳥

鳥の名前は分かりません  屋根のてっぺんで何かを咥えている鳥が見えました。遠くてよくわかりませんがカマキリのようです。大きなおご馳走ですね。なんだか得意げです。

 


 この頃は周期的に雨が降りますね。昨夜から降り出した雨は小雨ながら夕方まで降り続きました。

先日から度々載せていますが今年初めて咲いた実生のツバキのことです。椿好きの友人からいただいたツバキの苗がきっかけで最近わたしは椿に凝っています。以前は椿の花は好きではありましたが特別な感情は持っていなかったのです。20年位前に友達が自分の庭に発芽した小さなツバキの苗を植えてみないかと言って20本ほど送ってきました。その苗は20センチくらいの小さな苗だったのでみかん畑の片隅に植えて、その後大した管理もしていなかったのでなかなか花が咲きませんでした。10年くらいかかったと思いますが花が咲き始めると今度はどのような花が咲くのか楽しみになりました。普通の藪ツバキのような花も多かったのですが見たこともないような花も咲きました。こうして椿にもいろいろな花があることがわかって来ると椿を育てることに興味がわいてきて次々といろんな種類を集めることになりました。古い品種で名花と言われている椿も少しは手に入れましたが、種をまいて新しい椿ができることに楽しみを見つけました。今年も数百もの種をまきましたが育てるのが大変ですね。種をまいてそれから花を見ることができるのは最短でも3年かかります。遅いものは10年くらいはかかるはずです。
そうして蒔いたツバキの種から育った椿の1本が今年花をつけました。10月半ばから咲き始め今はもう盛りと言ってもいいほどたくさんの花を咲かせています。椿としては早咲きと言えるのではないでしょうか。今日は一日雨で何も撮るものがありませんでしたのでその新種のツバキをご紹介します。

 


淡いピンクのツバキ

 

 

いかがですか。

我が家には今までなかったタイプで嬉しいです。