今日の花
ムギワラギク
今日は6月の30日ですね、一年の半分が過ぎてゆきました。明日7月1日より後半に入ります。
水無月晦日には昔からの風習に「名越の祓」というのがありますね。夏越しの祓とも書きますが神社などで鳥居の内側に茅で作られた大きな輪を「水無月の夏越の祓するひとは、千歳の命延ぶというなり」と言いながら輪をくぐると夏負けをしないとか厄災を避けられるとか言われていたそうです。今ならコロナを避けることが願われるのかもしれませんが、茅の輪をくぐるよりワクチン接種を急ぐ方が良いのかもしれません。私は今日もみかん畑のチガヤを草刈り機で刈り飛ばしていました。その刈り取ったチガヤを踏みしめて名越の祓としました、というよりしたつもりです。後半の半年も元気てゆきたいと思います。
実は最近、月が出なくなって闇夜となるとまたホタルを見に出かけています。ヒメホタルの黄色いフラッシュ光もきれいですが、見上げるともう夏の星座が輝いています。さそり座がまたとてもきれいでした。
月の出は遅くなり、良い闇夜になりましたね。町に暮らす人は闇というものをもう忘れたのではないでしょうか。闇があるからこそかすかな光が美しいのです。
山の上での星空
星空の写真は本物です。蠍座・大熊座はわかりますか?
森のホタル ヒメホタル
ホタルの軌跡が沢山写っているでしょう。こんな写真はインチキなのです。実際ホタルはたくさんいますがカメラの画面に一度に入れることはできません。飛びながら光っているホタルを一枚づつ何枚も何枚も撮って合成するとこんな風にたくさんのヒメホタルが舞っているように見えるのです。こんな合成写真は好きではありません。やはり本物を見に行かないとホタルの美しさは分かりませんよね。
結界の内の闇にはヒメホタル 名越の祓するを能わず