曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

7月も今日でお終い

2015年07月31日 | 日記

今日の花

 

 


 一昨日梅雨明け宣言がありましたがいつになく遅い梅雨明けでした。これから夏本番ですね。

3時半家の温度計は32.5℃です。海へ行きたかったのですが山へ涼みに行きました。標高400mくらいの所ですが谷間なのでとても涼しくておそらく25~26℃ではないでしょうか。もちろん人の気配はありません。

今みかんの仕事が忙しくてなかなかアップができません。写真は一杯たまっていますが残念ながらみんな没になりそうです。

 

 


谷間の林道

 

ヒグラシがすぐ側で鳴いています。涼しげでいい感じです。

まさに緑のシャワーです。

 

林道で出会った蝶

コジャノメ   コジャノメに遭うのは久しぶりです。家の周りにいるのはほとんどヒメジャノメです。

 

コチャバネセセリ

 

小鳥についばまれたのか羽に傷がありました

ルリシジミ

 


夏らしい海の風景

みかん畑より 

 


アオスジアゲハと遊ぶ

2015年07月25日 | 日記

今日の花

ミョウガの花です。

 


  わたしが蝶の写真に入った理由はとても簡単なことなのです。わたしの職場であるみかん畑は蝶の宝庫なのです。特にアゲハチョウは柑橘類が好きですからみかん畑にはいっぱいいます。職場で蝶の写真を撮ることができるのですからとてもいい趣味と言えるのではありませんか。今日は野ブドウの花にアオスジアゲハが来ていたのでしばらくの間チョウと遊んでしまいました。

アオスジアゲハはアゲハの仲間のなかでは飛ぶのが速くて追いかけるのは難しい蝶です。

 


アオスジアゲハ

 

 

 

 

 

突然アゲハが現れましたがピントを合わせる間もありませんでした。

 

みかん畑のアオスジアゲハ

 

 

 


みかん畑からの眺め

2015年07月24日 | 日記

今日の花

キンカンの花がいま満開です。

キンカンは柑橘の仲間ですが少し変わっています。食用となる柑橘では最も小さい実の部類と言えます。でも、最も変わっているのは開花時期が他の柑橘類と異なることでしょうか。日本に現在ある柑橘類というのは数百種類あると思いますがその中で経済栽培されているものは数十種でしょう。経済栽培されている柑橘品種はほとんどが5月に花が咲き6月には実になっています。キンカンだけが7月になって開花するので他の柑橘類と自然交雑することはないのです。柑橘の中で一番小さなキンカンと一番大きな晩白柚とを交配したらどんな果実の柑橘が生まれるか興味のあるところですが自然のままでは交配はできないのです。またキンカンは長い間他の品種との交雑から守られてきたのです。

現在山本柑橘園で作っているキンカンはこの写真のぷちまるキンカンと長実キンカンの2種類です。このぷちまるキンカンは国の試験場で作られた品種で3倍体のため種ができません。キンカンは皮と果肉とを一緒に食べますので種が無いのはとても便利です。

満開のキンカンの木にはミツバチやマルハナバチがいっぱい来ていました。柑橘の蜂蜜は香りが良くてとても美味しいですね。

 

マルハナバチって体の割に羽が小さいですね。飛ぶときにはすごい速さで羽を動かしているのだと思います。飛翔の写真は1/1600秒で撮ったのですが翅は全く写っていません。

 


 梅雨明けの話は聞きませんでしたがいつのまにか夏になりました。みかん畑での仕事はとても暑いけれど青空と海を眺めていると気持ちの良いものです。毎日眺めている瀬戸の景色ですが刻一刻と変わって行く空や海の色を眺めていると全く同じ景色でも写真に撮りたくなるのです。今日は仕事の合間に海の景色を何枚も撮りました。夏らしい景色を皆様も眺めてください。

 


朝の景色

 

 

お昼で帰る途中空を見上げると太陽に虹の暈がかかっていました。

 

5時になってまた畑にやって来ました。夏の午後はシェスタです。

日が少し西に傾いていましたが青空は青く半月の白い月が天空にかかっていました。

 

長い一日も黄昏てきて帰宅の時間です。

平和な一日が終わろうとしています。

地球は容赦なく廻り私の所は夜になりつつありました。10時間後には日にちが変わりまた朝がやって来ます。

 


ウラナミシジミの初見日

2015年07月22日 | 日記

今日の花

このハマユウの花はみかん畑の中でいつも人知れず咲いては枯れてゆきます。夕方畑の見回りに行って偶然見つけました。

 


 夕方みかん畑の見回りをしていると生まれたばかりのきれいなウラナミシジミを見つけました。今年初のウラナミシジミです。普段ですとこの辺りでは8月の終わりころからたくさん見られるようになります。ウラナミシジミも旅する蝶で、九州の南部や四国・本州の太平洋岸の冬暖かい地方で越冬したものが春から繁殖を繰り返しながら日本列島を北上してきます。私の所瀬戸内海の島でも4月5月には見られませんつまり越冬していないということでしょう。6月7月に初めて見られれば早い方です。今日見つけたウラナミシジミは羽化したばかりのようですので一月ほど前にすでに親がここに来ていたということでしょう。ウラナミシジミの北上する様子を調査するために全国のウラナミシジミの初見日を調べている方がいらっしゃいます。旅する蝶と言ってもアサギマダラのように春北へ向かい秋に南へ帰るのではなく晩秋までどんどん北上して冬が来るとそこで死に絶えるのです。そして次の年も南から北上して行くことを繰り返します。小さなシジミチョウにしては強い飛翔力を持っているそうです。この蝶も不思議な生き方をするものですね。

 


 初見のウラナミシジミ

 

センダングサで吸蜜するキタキチョウ

 

 

庭のミツバの種を食べていたキアゲハの幼虫

 

 

クロコノマチョウの幼虫

みんなかたまって暮らします。小さいうちはよく蜘蛛のとられます。大きくなると蜂に食われます。小鳥も食べるのではないかと思いますが見たことはありません。無事に蛹になるのはほんのわずかです。

 

 


光回線がようやく島の我が家にもやって来ました

2015年07月22日 | 日記

今日の花

わたしは先日月下美人を食べましたがこのバッタはニオイバンマツリの花を食べていました。

 


 うちの島には民間の光り回線が数年前に入ったのですが我が家はテレビをあまり見ないのでケーブルテレビにしませんでした。だからネットはADSLのままででずっと我慢していました。5月になってようやく大島にもNTTの光回線が入ることになったのでADSLから光回線に切り替えることになりました。最近はADSLモデムの調子が悪くて頻繁に接続が切れるようになっていました。そのためもあって待ってましたとばかりに切り替えることにしたのです。本日工事の人たちがやって来て私の部屋までケーブルを引いてくれました。早速設定をやりかえてネットにつないでみました。すごく早くなったという感じはしませんがこうしてブログ用の写真を送ってみると確かに速いのは速いですね。今日はネットの速度試験のためにこうしてブログを書いています。面白いネタもないのでチョウの写真でも載せてみましょう。

 

 


黒いアゲハ達が吸水にきていました。

今頃はアゲハも新鮮な個体が多くきれいです。

 

 

今日の写真は色彩が地味なので最後に一枚派手な花をお届けします。

 

 

 


水の季節 4.

2015年07月21日 | 日記

今日の花

いつもの庭のバラです。

 


 台風が通り過ぎたら一気に梅雨が明けるものと期待していたらどうもそうはいかないようで今日もしまりのない日和でした。空が明るくなったと思うとまた曇って小雨が降り、そしてまた明るくなる、の繰り返しでした。多少濡れても今できる仕事と言えば草刈りか摘果作業くらいですが午前中はついに自宅待機でした。庭に出て何か撮ろうかなと見回すと木の葉や枝に先ほど降っていた雨の水滴が付いています。マクロレンズで水滴を撮るのは面白いのですが理想的な状態はめったにありません。今日はナンキンハゼの上の水滴を中心に撮ってみました。

一連の水シリーズでまえから梅雨の間に空から落ちてくる雨粒を写真に撮ってみたいと思っていました。子供に雨粒の絵を描かせると下が丸くて上側がとがった絵を描きますね。誰も肉眼で落ちてくる雨粒を見た人はいないので一般的なイメージとして落果している水滴はのような形をしているものと思っています。6月の雨のある日カメラを濡れないようにして雨粒の写真を撮ってみました。完璧な写真が撮れなかったのでまだ公表できませんが空から落ちている雨はどんな形をしていると思いますか? 知っている方もあると思いますが今度いい写真が撮れたらお見せします。

 


ナンキンハゼの葉に付いた水滴

水滴は小さな広角レンズになります。水滴を通して向こうの景色が写ります。また、カーブミラーのように鏡になって空や周りの景色を写すこともあります。そのあたりをよく考えてピントや背景が決めたいのですがそんなにうまくは行きません。

 

楓についた水滴

 


水滴を撮っていて見つけたのですがキジョランの花にも丸い水滴が付いていました。これは花の向きから考えて水滴ではありません。もしかしたら花の蜜でしょうか? 

キジョランの花

 

独り言 

何時になったら本格的な梅雨明けでしょうか。梅雨が長引くとみかんの味に響きます。今みかんの実の大きさは3cmくらいですがこの時期の天候が秋の味の乗りに大きく影響するのです。お天道様はみかんが嫌いなのでしょうか。・・・・・

 


ガマガエルに出会いました

2015年07月20日 | 日記

今日の花

庭のシモツケソウです。可愛い花にふさわしくとても小さな蜂が訪れていました。

 


 夕方5時を過ぎてようやく涼しくなったのでみかん園の草刈りに行きました。草刈り機でよく茂ったツユクサを刈っていると草刈り機の前を何か草を揺らしながら逃げてゆくのに気づきました。一瞬マムシかなとも考えましたが草の揺れが大きかったので蛇類ではなかろうと思いそのまま刈り続けました。草刈りが終わって元の位置に戻ってみるとみかんの樹の根元にガマガエルが置物のように座っていました。さっきの逃げたいきものはこいつだったんだとわかりました。今日は撮るものもなかったしこいつを撮ろうと思い車までカメラをとりに行きました。帰って来てもそのままの位置にいました。こんな生き物なら撮りやすいですね。動きは鈍いしすぐに逃げる心配もないし。それでも私が間近で撮影するとうるさいなあとばかりのそのそと逃げ出しました。手に取ってみようかなと思いましたがまてよガマガエルは耳の後ろから毒液を出すということを思い出して止めました。でも動いてくれなければ面白くありません。足で追い立てて動いてもらいました。ガマガエルは10年くらい生きるそうです。また、ガマガエルの毒は強心剤などの薬になるそうです。このようにみかん畑でガマガエルをときどき見かけます。

 


いたいたガマガエル

耳の後ろから毒を出すと言いますが耳はどこでしょう。

だいぶ風格があります。いいお歳なのかもしれません。

座っているだけでは置物みたいで面白くありません。

少し動いてもらいましょう。

ちゃんと動いているのが分かるでしょう。手や足がぼけています。

 

 

目の前に木の枝が横たわっています。さあどうする。

こんな枝なんかなんのその。

 

隠れ家へ入って行きました。

 


遠く愛媛県のみかん畑が夕日にあたって良く見えます。

少し夕焼けが出ていますが明日の天気はどうでしょう。

 

 


安下庄御田頭祭の神輿盛り 塩宇地区

2015年07月19日 | 日記

今日は夏祭り

 

 


 夏祭りのシーズンです。7月15日の勇壮な博多祇園山笠、7月17日のきらびやかな京都祇園祭、比べるべくもありませんが7月19日わが町の伝統的夏祭り御田頭祭が行われました。私の子供の頃は秋の祭りよりもこの夏祭りが一番の楽しみだったことをよく覚えています。今年はお宮さんの役員をいただいていますので久しぶりで祭りに参加しました。参加すると言っても神輿の行列に一緒に付いて歩けばよいだけのことです。付いて歩くだけではもったいないのでカメラを持って一部始終を写真に撮らせていただきました。関係者の方々には写真を記念に配るつもりでいます。

時代を反映して当地区でも子供の数が少なくなってきました。私たち戦後の団塊の世代が子供の時には祭りに参加できるのは小学5・6年生だけで初めて祭りに加わった時にはすごく誇らしくうれしかったものです。また神輿盛りも二十歳から40までの青年に限られていましたがだんだん若者が少なくなりとうとう60歳の還暦になるまで神輿盛りに出ることになりました。でも神輿を担ぐのは私にとってなんだか楽しくて肩は痛いけれど60歳まで担ぎました。たくさん汗をかいて神輿の後で飲むビールがとてもうまかったのです。

 

 


御田頭祭は安下庄の西の端にある長尾八幡宮からスタートして農村集落を順々に神輿を受け渡して行きます。若者が少なくて神輿盛りのできない集落では神輿を軽トラに積んで集落内を回るようになっています。でも私たちの塩宇地区では何とか神輿盛りの伝統を付付けています。神輿を受け継ぐのは午後3時からですがその前にみんなで少しお神酒をいただいてから前地区まで神輿を受け取りに行きます。

 

数少ない貴重な男の子たちです。

こんな小さな子供でも祭りの役に付くのはうれしいようです。

いよいよ出発です。

街中の人たちは神輿が通りかかると拝んで神輿の下をくぐる習わしのようです。

私の地区への路地へ入って行きます。これから上り坂で神輿盛りの方たちはきつくなります。

もう少しで集落の一番上に着きますがこの辺が一番きついところです。

一番上で少し休憩してこれからは下りですから楽になります。

 

終点の集荷場前に到着しました。ここで神事が行われ次の集落へ受け渡されます。

太鼓係の坊やも終いには上手になりました。

 


次の地区では神輿は担ぐ人がいないらしく軽トラに載せて行きました。

この神輿は夕方まで次々と受け渡されて安下庄の東の端まで行って、鹿家というところから船に乗って西の八幡宮へ帰って行きます。

 

御座船で神輿が帰って行くところは以前アップしたことがあります。 

 http://blog.goo.ne.jp/kagyuenmoli/d/20130729

を御覧ください。

 

 

 


大島の最も高い山嘉納山へ久しぶりで登りました

2015年07月18日 | 日記

今日の風景

午前中まだ台風の名残か墨絵のような景色でした。

 

午後には晴れ渡り湾内に停泊していた台風避難の貨物船もいなくなりました。

 


 みかんへの台風の被害もまったくなくて喜んでいます。仕事の方は摘果作業と草刈りに追われていますが、午後には気持ちよく晴れたので夕方山へ登ってみました。一番の目的はアサギマダラの食草である「オオカモメヅル」が大島にもあるかどうかの調査です。今年6月に初めて室津半島の皇座山でオオカモメヅルを見つけて以来皇座山へ4回調査に行きました。環境から見て大島にもオオカモメヅルはあるはずと考えましたがなかなか調査に出かけることができませんでした。幸い嘉納山へは山頂近くまで車で行けるので気が楽です。山頂までの100mほどを歩いて調べました。やはり予想通りオオカモメヅルは見つかりました。蔓植物としては小さいのでよほど注意しないと見つかりません。その上葉の形がヘクソカヅラにそっくりで遠目に見たのでは区別が尽きません。皇座山で沢山の個体を見てきたので間違うことなく見つけることができるようになりました。昨日の調査では分布は北側斜面の林の中で南側斜面では見つけることができませんでした。要するにカンアオイと同じ環境で育つような気がしました。今の時期ですからアサギマダラの卵や幼虫は見つかりませんでしたが食痕らしきもののある株はありました。今後他の山々も調べてみたいと思います。実際にアサギマダラがオオカモメヅルで繁殖しているのかどうか確認する必要があります。山の中を歩くついでにイケマやコイケマも探しましたが今まで通り見つかりませんでした。

山頂付近を歩いている時に少し開けたところでアオバセセリが飛び回っているのに出会いました。今日は写真にしっかり撮って来たので今年の虫の会会報へも報告ができます。大島ではアオバセセリの確認は今までありません。新しい発見といってもよいと思います。アオバセセリは食草が限られていてアワブキかヤマビワがないと繁殖できません。ヤマビワの樹は海岸近くにあるところがありますがアワブキの樹は見たことがありません。でも嘉納山の山頂付近で飛んでいたということは食草のアワブキがどこかにあるのかもしれません。アワブキがあればスミナガシもいる可能性があります。上空を飛び回る蝶がアオバセセリだとはすぐにわかったのですがアオバセセリの習性として夕方に飛び回ることがあるのですがそんな時にはほとんどどこへも止まってくれません。証拠写真を残すためには飛翔の姿を撮るしかないのです。アゲハやアサギマダニのような大型の蝶は飛翔写真も撮りやすいのですがセセリチョウの仲間は飛ぶのがすばやくて飛び方も不規則です。飛んでいる姿を止めるためには1/2000秒くらい必要ですが夕方の6時過ぎですから光が足りません。ISOを6400に上げて1/1600秒で撮ってみました。目の前を横切る時に撮るのですからクレイ射撃のようなものです。いつ来るかわからない不規則さがあるのでファインダーをのぞいていたら撮れません。蝶が見えた瞬間にシャッターを押します。ISOが6400ではやや鮮明さにかけますが何枚か確認できるほどの写真は撮れました。

 


大島で初めてのアオバセセリ

 

最後の一枚、一瞬2秒くらい樹にとまりましたがその後いなくなりました。

 


大島で初めて見つけたオオカモメヅル

 

こんな所にありました。登山道の北側斜面です。7月と8月の夏間にはこの林の中でアサギマダラによく出会います。だからアサギマダラたちはオオカモメヅルがあるのをよく知っているのでしょう。

 

嘉納山の山頂

山頂から広島方面を望む。

大島の東側、東和の浮島。

 

うれしいことに新しい発見が二つもありました。日の長い時期とはいえ家に帰りついた時にはもう暗くなっていました。

 


台風は無事とおり過ぎました。(副題 蜂に刺されない方法)

2015年07月17日 | 日記

今日の花

庭のキジョランに今年はすごくたくさんの花が付いています。実がなると良いのですがまだ一度もなったことがありません。

 


 しばらくお休みしました。直撃が心配された台風11号も少し東の方へそれてこちらでは被害もなく安心しました。その分被害の大きくなったところもあるので手放しで喜ぶわけにも行きません。午後には風も収まったので草刈りに行きました。そこで今年初めて蜂に刺されてしまいました。蜂のシーズンになったことを忘れて油断していたのです。不意打ちを食らって刺されてしまいましたが少し小型のスズメバチだったのでヒメスズメバチだったのでしょうか。巣の場所を確認しておかないと後が危ないのでじっとして見ていると蜂たちは石垣の隙間へみんな入って行きました。土の中に巣を作るタイプは巣に気が付くのが遅れるので危険です。私は仕事柄ハチに刺されることはよくあります。その多くの経験から多く刺されない方法をお教えしましょう。蜂の巣に気付かず蜂を怒らせてしまった時には一度刺されるのは仕方がありません。でも二度三度と刺されてはたまりませんのでそれ以上刺されないためには蜂の興奮状態が収まるまでじっとして動かないことです。顔の周りを飛び回っても動かなかったら刺しに来ません。興奮状態で飛び回っている蜂を手で払ったりしたらいけません。蜂は動くものには敏感に反応します。逃げても追いかけてくることがあり人が走るより蜂の飛翔の方が速いものです。以前、地域の人たちで道路の草刈りをしていた時私が茂みにあったスズメバチの巣を知らずに草刈り機で切ってしまいました。当然怒ったスズメバチは何十匹も攻撃してきました。私はそれに気付き草刈り機を持ったままお地蔵さんになりました。背中合わせに草を刈っていた人はすごい蜂の飛ぶ音に驚いて逃げだしました。10m以上逃げましたが蜂はその人を追って行きその人は背中を数か所刺されました。じっとして動かない私の周りにもたくさんの蜂が飛び回っていましたが1匹も刺しにはきませんでした。蜂には動くものがよく見えるようです。蜂の攻撃を受けてもじっと動かずに難を逃れたことは何度もあります。蜂の興奮状態が収まるまでじっとしているのは確かに怖いことですがそれが一番安全であるのは確かなようです。みかんの樹には黄色スズメバチがよく巣を作ります。蜂を怒らせる前にこちらが気が付けばお互いに知らんぷりで済ますことができるのですがこちらが気が付かずに蜂の巣を痛めたりすることはあります。いつかは大き目の巣でバスケットボールくらいの巣を刺激してしまい100匹以上の蜂にとり囲まれたこともありました。そんな時に手で払ったり逃げたりしたら大変なことになっていたと思います。まず絶対に動かないでじっとして様子を見ます。しばらくするとだんだん興奮状態が低下して行きます。それでも早めに逃げたりしない方が良いです。すっかり落ち着いてからそうっと体を低くしてその場から離れます。黒いものを攻撃するというのは確かです。今日も最初の一撃で頭を刺されて蜂に気づいたのです。頭を刺されると手足よりも毒のまわりがひどいような気がします。また今日はかなり深く刺したと見えて蜂をつまんで取らなければなりませんでした。毒の量が多かったのかまだ痛みがあります。ただ頭皮は薄いからなのか腫れはありませんでした。スズメバチにはしょっちゅう刺されますがアナフィラキーショックというのは今の所ないようです。でも痛いのは嫌ですね。気を付けましょう。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 グレツキ作曲 Henryk Gorecki 
「大海 szeroka woda」 (1979)

お見舞い有難うございました。清涼感のあふれる歌声は確かに癒してくれます。



台風を避けるために湾内に貨物船が停泊していました

 

何を積む船でしょうか。カッコいいですね。

 


しばらく蝶の写真を撮っていませんでした。

レモン畑のチョウたち

写真の中のレモンの実が分かりますか。レモンは今このくらいの大きさです。