曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

夏の名残りに花火をドッサリ !

2011年08月31日 | 日記

 八月最後の日に何を載せようかと迷いました。昼休みの間に、他の人のブログは夏の間何を書いているのか少しのぞいてみました。やはり花火の写真の話題が多いようなので私も夏の終わりを花火でぱっと華やかに閉じようと思いました。

今年の安下庄の花火は5000発でしたので全部ご紹介したいところですが50枚くらいにしました。似たような写真ばかりで面白くないかもしれませんが、撮影設定を最初は細かに変えてみましたのでご参考まで。終いごろになると面倒になりシャッター速度は1/20sec.に決めて撮りました。
人ごみの中での撮影ですから三脚は使えませんので全て手持ちで撮ったものです。三脚があるともう少しシャープにいけるのですがまた来年もう少し工夫してみます。

 


 

撮影時間順です。

 

これから5枚は約一秒間隔の連続写真です。

 

バルブで撮って見ました。三脚なしではどうにもなりません。

 

もとへもどします。

上の写真の10倍の拡大です。

上の写真の10倍の拡大です。

 

フィナーレです。明るいので100分の一秒で撮りました。

これでお終いです。お疲れさまでした。

 

みんな帰って行きます。わたしも。

 

またひと夏が終わりました  !

明日から九月、もうすぐみかんが始まります

こんなことして夜更かししてる場合じゃないですよね。


シジミチョウのクイズ 解答

2011年08月30日 | 日記

今日の花

綿花

 


 

今日は、先日アップした『よく似たシジミチョウ」の名前と私なりの判別のこつを紹介します。

 

 


 

1.ヤクシマルリシジミ ♀

翅の縁の黒い部分が広いのが雌。

 

2.ヤマトシジミ ? 

翅裏だけでは性別の判断はしにくい。翅の縁の青い矢印は花のような模様。赤い矢印の黒い斑点は翅の先の方へ寄っている。6個の点が円弧を描くように並ぶ。

 

3.サツマシジミ ♂

翅表の縁の黒い部分が雌に比べて小さい。

 

4.ヤマトシジミ ♂

翅表が明るいブルーなのが雄

 

5.ルリシジミ ♂

翅表は鮮やかなブルーで縁の黒い部分は少ししかないので雄。

 

6.ヤクシマルリシジミ ♀

縦に4個並んだ点の二番目が少し横に長い。 下の方の丸の中にへの字になっているのは二つの点がくっついているからヤクシマ。

 

7.ヤマトシジミの交尾

赤い矢印が♂で青い矢印が♀

 

8.スギタニルリシジミ ?

矢印の2点はルリシジミと同じ離れている。ルリシジミより色が濃い。

 

9.ツバメシジミ ♀

メスは翅表が黒い。

 

10.ヤクシマルリシジミ ♀

黒い部分が広い。

 

11.シルビアシジミ

翅の縁の模様は花型でヤマトシジミと極めて似ている。上から二番目の斑点(矢印)が内に入っている。

 

12.ルリシジミ ♂

下の方の2点が離れている。集まっているのは全て♂。

 

13.スギタニルリシジミ ♂

翅表の色がルリシジミより濃い。

 

14.ヤクシマルリシジミ ♂

翅の縁の黒い部分が狭いのが♂。

 

15.ルリシジミ ♂

赤い矢印の二点がきれいに離れている。縦の4点の二番目があまり長くない。

 

16.ヤマトシジミ ♀

翅表が黒っぽい。

 

17.サツマシジミ ♀

翅表の縁の黒い部分が幅が広い。

 

18.ヤマトシジミの♂と♀

黒いのが♀で、ライトブルーが♂です。

 

19.ヤマトシジミ ♂

翅表が明るいブルー、6個の点が円弧を描いている。

 

20.サツマシジミ ♀

斑紋はヤクシマルリシジミと似ているが翅の縁にある模様が点だけでモールのような模様がない。

 

21.サツマシジミ ♂

今年は大島ではサツマシジミをよく見かけます。

 

22.ルリシジミ ?

赤い矢印の2点がきれいに離れている。

 

23.ヤクシマルリシジミ ♂

ブルーが目立つ。

 

24.ウラナミシジミ

全て波型模様で黒い点はない。

 

25.クロマダラソテツシジミ ♂

黒い点がいくつかある。ウラナミシジミと似ている。

 

いかがでしょうか。あくまでも私の判別法ですから間違っていたらゴメンナサイ。

23枚を25枚にしたのは一問4点と計算すると全問正解で100点になるようにと思ったのですがいけなかったでしょうか。まあ、お遊びですから自己採点してみて楽しんでください。

 

 


ナガサキアゲハの雄 ・ 他

2011年08月29日 | ナガサキアゲハ

今日の花


ジュズダマの花

 

 


 

 倉庫の前にナガサキアゲハがやって来ました。

 

キタキチョウがネムの木に産卵する所を撮りました。

 

アゲハの幼虫たち

 


 

ナガサキアゲハ ♂

 

 


 

キタキチョウの産卵

 


ヤマトスジグロシロチョウの卵

源明の笛吹き峠でヤマトスジグロシロチョウの卵を見つけました。

 


アゲハの幼虫たち

ナミアゲハ

 

モンキアゲハ

 

オナガアゲハ


オナガアゲハはコクサギの葉を好みます。コクサギで始めてオナガアゲハの幼虫を見つけました。飼育して見たいと思い連れて帰りました。

 

アオスジアゲハ


飼育中のアオスジアゲハCです。

 

 

 

 


よく似た シジミチョウ

2011年08月28日 | 日記

今日の花

白い花ばかり撮ってみました。

 


 先日シジミチョウの名前の問い合わせがありました。シジミチョウは小さくてチョコマカチョコマカト飛ぶため模様は見難く名前が分かりにくいものです。私も蝶の写真を始めたころはシジミチョウの判別は苦手としていました。最近は飛び方を見て見当をつけて翅裏の模様で決めるようにしています。

今日はこの近くにいる紛らわしいシジミチョウの写真を23枚載せてみますので名前と♂・♀を当ててみてください。写真の順番はランダムに並べてあります。最初から終いまでの写真に1番から23番までの番号をつけておきますので関心のある方は名前当てクイズをやってみてください。後日正解を発表いたします。


 

昨夜のアップにミスがありましたので(早々にご指摘をいただきましてありがとうございました。同じ写真を2枚載せていましたので一枚削除して代わりに3枚追加しました。???)下の写真を少し変更しました。

♂♀判別できない写真もありますのであまり深く考えないでください。名前だけでも知っていただけたら嬉しく思います。


1.(       )

 

2.(        )

 

3.(        )

 

4.(        )

 

5.(       )

 

6.(        )

 

7.(        )

 

8.(        )

 

9.(        )

 

10.(        )

 

11.(        )

 

12.(        )

 

13.(        )

 

14.(        )

 

15.(        )

 

16.(        )

 

17.(        )

 

18.(        )

 

19.(        )

 

20.(        )

 

21.(        )

 

22.(        )

 

23.(        )

 

24.(        )

 

25.(        )

 

 


アオスジアゲハ 蛹化

2011年08月27日 | アオスジアゲハ

今日の空

夏空が戻って来ました。

 


 

 25日の夜遅く帰って来た時にはアオスジアゲハは前蛹になっていました。そして昨日アオスジアゲハの幼虫AとBが何とか蛹になりました。幼虫Aは私がちょっと外したすきに蛹になっていましたが幼虫Bはお昼頃蛹化の前兆が始まったのですがなかなか脱皮ができず相当長い時間のたうちまわっていました。そばで私は「頑張れ、頑張れ」と応援していたのですが前兆が始まって約一時間が過ぎもうだめかもしれないと半ば諦めて食事に行きました。でも、食事の後戻ってみるとちょうど脱皮が出来た所でした。よく頑張ったなと褒めてやりたい気持ちでした。

その後少し時間が経つと蛹の側面に黒い斑点が現れてきました。特に難産だったBの方は黒い斑点が4個くらい現れてがっかりしました。この黒い斑点はたぶん寄生蜂の幼虫が孵化したのだと思います。この蛹はやがて寄生蜂に体の内部を食われて死んでしまいます。Aの方は最初きれいだったのでこちらは助かったのかと思っていたらこちらの蛹にも黒い斑点が現れてきました。あんなに長い間餌を撮って来て飼育したのに誠に残念です。

幼虫Cが終齢でまだ残っていますのでこの幼虫だけでも無事に蝶になってほしいものです。自然界ではいろんな動物や植物が食べたり食べられたりしながら厳しく生きているのですね。寄生蜂は蝶の幼虫を食べないと生きては行けません。


 アオスジアゲハの蛹化


この様な状態を前蛹といいます。口から出した糸で体を葉に固定してもう動くことはできません。


幼虫最後の脱皮をして蛹に変貌します。その後順調に行けば10日から2週間くらいで蝶になります。

 


Bは自分の作った固定糸から外れてしまったのでこの様に葉を横にしてあるのです。この状態から蛹になるのにすごく難儀しました。

 

 

 


8月27日

アオスジアゲハA

アオスジアゲハB

 

黒い斑点がはっきりしてきました。この二匹は寄生蜂のため多分蝶にはなれないで死んでしまうでしょう。


アオスジアゲハ C

8月27日

この幼虫だけでも無事に行って欲しいですね。

 

比較のため今日撮って来たモンキアゲハの幼虫をお見せしましょう。


カラスザンショウの葉に付いていました。今時分は寄生蜂がたくさん飛びまわっているので見つかったらお終いです。

 


 

本日の蝶 (深山)


キマダラセセリ

 


チャバネセセリ

 


高松から五色台を通って坂出へ

2011年08月26日 | 日記

根香寺の花

 


 香川県二日目は善通寺の四国農試へ寄って帰る他は予定はありません。久々で五色台を通ってみたいと思い山を越えて坂出へ抜けました。坂出によって旧友の顔もちょっと見たいし時間をつぶしながらののんびりした旅でした。

五色台の蝶は意外に少なくて驚きました。見かけたのはキタキチョウ・モンキアゲハ・イチモンジセセリ・ホシミスジ・ナミアゲハ・ナガサキアゲハくらいです。


82番 根香寺

 

 

 

 

 

 五色台で見た蝶

ホシミスジ


ホシミスジの卵

イチモンジセセリ

 

モンキアゲハ

 

霞んでいて橋はよく見えませんでした。

ようやく坂出 へ着きました。

 


瀬戸大橋の途中 与島パーキングエリア

2011年08月25日 | 日記

旅の途中の花

 


 久々の瀬戸大橋です。何度もこの橋を通っていますが与島のパーキングエリアには降りたことがありません。今回は余裕を持って家を早く出たので予定より早めに橋までやって来ました。ちょっと降りてみようということになり下から橋を眺めることができました

 



向こうが坂出です。

大きなタンカーです。水島工業地帯へ行くのでしょう。前を3隻のタグボートに先導されていました。こんな大きな船は自力では接岸できないのでしょう。

 

残念ながら与島のパーキングエリアでは蝶を見つけることは出来ませんでした。いたのはセミとトンボと蜂の仲間でした。

 


 

午後は今回の旅行目的の農研機構のシンポジューム

 

 


高松の夕暮れ

 

 


キタキチョウ4匹の羽化

2011年08月23日 | 日記

今日の花

 


 運良く今朝キタキチョウの蛹が全員羽化しました。なぜ運が良いかと言いますと、明日から旅行に出ますのでもしかしたら羽化は見られないかもしれないと思っていたからなのです。

今日は時間があまりないので一部を写真でご紹介しますが、詳しい説明はまた後日にいたします。

 


キタキチョウの羽化

朝5時半に起きた時には4匹とも蛹だったのですが6時過ぎに見に行くともう1匹が蝶になっていました。


ころんでしまって  危なかったですね。


この蝶は、枝から落ちたり、転んだり心配しましたが一人前になりました。

 


ここからは午後

 

雨も一時上がっていたので、この後全員外に出しました。

 

 


みかんの木にクロアゲハ

2011年08月22日 | クロアゲハ

今日の花

 

 


 

 雨ですっかりしのぎ良くなりました。天気予報を見ると今週は雲と傘のマークばかりです。もう秋雨前線の発生でしょうか。

夏の後ろ姿はほっとするような呼びとめたいような・・・・・

 

 


 

クロアゲハ ♀

クロアゲハの母さんも少し疲れ気味?

 

みかんの実は今これくらいの大きさです。(山本柑橘園より)

 

 


 

みかん畑で見つけた幼虫(多分蛾の幼虫では?)

私の指ほどもある太さと10cm以上の長さ、成虫になったら何になるのでしょう。時々見かけるのですが調べたことはありません。

 

 


 

家で飼育中の幼虫たち

アオスジアゲハ

3匹とも元気です。4cmを越えて丸々太っています。よく食べるので明日には餌の補給が必要でしょう。

 

キタキチョウ

すっかり翅が黄色になりました。羽化ももうすぐかも。

 

 


 

今日の収穫

 

 


キタキチョウの飛翔

2011年08月21日 | 日記

 朝からずっと雨が降りみかんのお仕事はお休みでした。しかし仕事が何もないわけではなく間もなく始まる極早生ミカンの収穫に向けて収穫用のコンテナなどをこんな雨の日に洗っておかねばなりません。それから、お盆も過ぎたことだし秋・冬野菜の種まきもしなければなりません。白菜とチシャの種を播きました。大根の畑も作っておかねばなりません。ホウレンソウも作る所を確保しなければとかジャガイモも遅れないように。玉ねぎは最近やめました。てな具合で、雨の日も結構忙しいのです。

日暮れ前になってアオスジアゲハの餌が足りないことに気付きあわてて取りに行ってきました。終齢の2匹はなかなか食餌を止めませんし3齢のやつはこれから餌がいっぱいいります。

今日は蝶の撮影は幼虫を除いてありませんので3日前仕事の合間に撮ったキタキチョウを載せました。キタキチョウの飛翔はなかなか撮り辛いものです。普段は開けた明るい草地などを主に飛び回りなかなか止まりません。日の光が直接当たっている場所では黄色は色飛びしてきれいに撮れません。暗い場所ではシャッターが遅くなり素早い動きに付いて行けなくなります。キタキチョウには翅裏には大した模様がなく是非とも翅の表が撮りたい所です。この蝶は何かに止まった時にはほとんど羽を開きません。そこで飛んでいるところを撮影しなければならないわけです。

仕事で水汲み場へ行ったところ運良くキタキチョウとヤクシマルリシジミとカラスアゲハが吸水に来ていました。吸水時には近くまで寄ってもあまり逃げません。じっくり撮るにはチャンスです。


キタキチョウ


カラスアゲハも吸水中です。


ヤクシマルリシジミが下に見えます。

 

これから4枚は連続写真です。


翅を開いて止まっているのではありません飛んで来て着地した瞬間です。


着地してもすぐにそのまま飛びあがりました。

 

 


ネムの木に付いたキタキチョウの幼虫と蛹


4齢か終齢でしょう。


2齢でしょうか。

 

参考までに家で飼育中の蛹