今日の花
ツワブキ ツワブキは春の新芽は野菜としていただきます。晩秋には鮮やかな黄色い花を楽しませてくれます。
昨日には遠方からのお客様がありました。みかんの大好きな方らしく、我が家のみかんをわざわざ食べに来られました。またみかんが木になっているところが見たいということでみかん園もご案内しました。みかん好きのお客様が来られるのはみかん創りとして大変うれしいことです。
今の時期11月に食べられる柑橘と言えば早生みかんですよね。でもそのお客様はよほどの柑橘好きらしくみかん園になっているまだ未熟な柑橘をみんな片っ端から試食して行きました。その中の一つに文旦の甘太郎がありましたが結構気に入られた様子でした。私も文旦の仲間は嫌いではありませんが文旦の持つ大きな欠点は剥きにくい・食べにくいですよね。そこで文旦の甘太郎を簡単に食べる方法は無いものかと普段からいろいろ試行錯誤しています。今夜は最近思いついた文旦の食べ方を試してみました。中袋を開いて果肉を取り出す方法としては他のやり方と同じように手間はかかりますがこの方法でも果肉はきれいに取り出せました。でもこんなことをしてまで文旦を食べなくても美味しくて手っ取り早く食べられる果物は沢山ありますよね。皆さんならどちらを選びますか。
文旦の新品種 甘太郎(チャンドラポメロ×弓削瓢柑)
さあ食べてみましょう。
包丁かナイフで厚い果皮をカットします。
中の果肉だけになりました。
半分に割りさらに四つにカットします。
中央の白い部分が邪魔ですね。切って取り除きましょう。
ここまで切って不要部分を取り除くとあと残るは種と袋の隔壁だけです。
隔壁は2枚がくっついているので一緒に取り除きましょう。
柑橘のサジョウでは上側(なり口側)が糖度が低く下側(おへその方)が糖度が高いのが普通です。
果肉を三つに分けてそれぞれの甘さを測ってみます。
最初は下側の糖度
中ほど
そして上側
果肉の上・中・下それぞれの糖度はそれほど差がありませんでした。だいたい糖度17度くらいでした。かなり甘みが濃いですね。今年は夏が暑く干ばつだったので甘くなったのでしょう。
野菜サラダとして食べるのも甘くて美味しいですよ。
甘太郎は今の時期にまだ完全に熟しているわけではありませんが糖度は高く酸度も低いのでもう食べられるかなと言った感触でした。