曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

高見の郷 千本しだれ桜 満開の天空の庭

2022年04月08日 | 日記

今日の花

スイセン

 


 今年もコロナのせいで京都方面への花見の旅はお預けとなりました。学生時代の仲間と60歳になった記念として始めたこの花見の行事は13年続けましたが、一昨年の1月に突然始まった新型コロナウイルスによるパンデミックのため2020年の春と2021年と2年お休みしました。そこで2022年今年こそは花見の再開を期待していたのですが、今年の1月から始まったオミクロン株による第6波の流行によりこの春も花見の旅は中止となりました。
今日ご紹介する動画は東吉野村にある枝垂れ桜による桜公園ですが一度行ってみたいと思っています。
我が家の桜園にも枝垂れ桜は何種類か植えてありますがまだ幼稚園生の大きさです。将来は高見の桜にも負けない木に育ってくれたらと願っています。

 


枝垂れ桜

高見の郷 千本しだれ桜 満開の天空の庭


周防大島の山桜

2022年04月04日 | 日記

今日の花

ヤマツツジ

 


 周防大島の海岸道路を走っていると山の中に山桜がたくさん咲いているのが見られます。ソメイヨシノ・枝垂れ桜などの園芸品種は人為的に植えられたものですが山桜はほとんどすべてが自然に生えたものだと思われます。桜の花は多くは3月から4月に咲いて、そして6月ごろには紫色の実が沢山できます。木からそのまま下に落ちた実は発芽しませんが小鳥や小動物に食べられた実は果肉が消化されて種だけになり、しかも運ばれて糞として排出され地面に落ちますとそこで発芽します。こうしてあちこちに運ばれて山桜が生えるのですが、どこでも生えるというものではありません。見渡すと桜の全くない所もありますし、たくさんの桜が密集しているところもあります。発芽と成長に条件の良い場所があるのですね。昔から深い森だったところには殆ど生えませんが、人間が畑として使っていた場所などはとても条件が良いのです。立島に桜がたくさん生えているのは本島のほとんどが畑として利用されていたからです。今の立島は桜の島ですが何百年かするとほとんどが常緑樹に変ってゆくことでしょうね。

 


島の山桜

立島の山桜

 

頂海山は特に山桜が多いです。

 

小松から見た頂海山

 

屋代ダム公園のソメイヨシノ

 

 

掛津島と平群島

 


わたしの桜園 -2

2022年04月03日 | 日記

今日の花

ネモフィラ   和名を瑠璃唐草と言います。最近、茨城のひたちなか海浜公園に沢山植えられて有名になりまたよね。

 


 我が家は代々のみかん農家ですので山林や農地をあちこちに持っています。それらを私が受け継いでみかん園を維持しているのですがみかん畑の一部は近年イノシシ被害果ひどくなり放棄地となったところがあります。放棄地はそのままにしておくと数年で原野となりやがて木が生えて山林に戻ってゆきます。先祖が苦労して開墾した畑が自然に戻ってゆくのは悪いことではないのですが、何か利用することはできないかと考えた時、私に思い付いたのは趣味の桜でした。私の元気な間は余暇を利用して桜園として手入れをしようと考え、毎年のように新しい桜を植え、桜の樹が雑草に負けないよう年に二度ほど草刈りをして、植えた桜に肥料を与え、そして春の開花を待ちます。桜守の仕事はこれだけではありません。次世代の桜を作るため種をまき苗木を作ることも夏の間の仕事です。

このようにして元のみかん畑が少しずつ桜園に変ってゆきます。まだとても若い桜園ですが何本かの桜は花をつけるようになりましたのでご紹介しましょう。
わたしのFBの方に桜の樹は種をまいて何年すれば花が咲きますかとのご質問がありました。私自身桜の種まきを始めて経験が浅いのでよくわかりませんが、今年2本の桜が初開花しました。この木は種をまいて5年かかっています。木の大きさは3mくらいです。今年7本の新しい実生の桜を植えましたがこの苗は芽が出てすでに2年たっています。花が見られるのは早くて三年後ではないかと思います。桜の樹は成長が早い木ですが将来巨木になりますので植える場所がなくなります。普通の個人宅には桜は植えられませんよね。我が家の庭にも1本の桜を植えていたのですが、すぐに伐採命令が出ました。以後山に植えることにしました。

桜のことを書くとキリがありませんので今日はこの辺で。

 


作り始めて間もない私の桜園

 

今年初めて花をつけた木です。白花で葉は緑

 

今年咲くかなと期待しましたが咲きませんでした。来年こそは  !

一番上の桜

 

枝垂れ桜から見下ろすところがわがふるさとです。

 

今年植えたばかりの実生の桜

 

エドヒガン

 

桜園の下の方はみかん畑です。

 


私の桜は満開 2022年4月2日

2022年04月02日 | 日記

今日の花

久々で椿の花です

 


 今日は私の桜を動画で紹介します。下手な撮影と動画編集ソフトが一部壊れているため見苦しいかもしれませんがご勘弁願います。

この道沿いの桜は私が40歳になったときに、何か記念となるものを未来に残したいと思いつき、桜の樹を50本買ってこの出来たばかりの道路に沿って植えました。それから35年が過ぎて私は75歳となり桜の樹は35歳となりました。桜の樹はまさに壮年の働き盛りで今年も見事な花を咲かせました。

 


私の桜は満開 2022年4月2日

 

全画面表示でご覧ください。


山桜のある風景

2022年04月01日 | 日記

今日の花

青い花

 


 今年は山桜とソメイヨシノの花が一緒に咲きましたね。と言っても山桜の花は早咲きのものから遅咲き迄いろいろ開花時期にばらつきがあるので一緒に咲いたとは言えないかもしれませんが、この数日山桜の花が目立ちます。山桜の樹はほとんどが人の植えたものではなく鳥が運んだ種から芽生えたものでしょう。だからよくこんなところに生えているなと驚くような場所にもあるものです。その他多くの雑木と一緒に生えている山桜は普段は山の緑の中に埋まってしまいどこにあるのかどの木が山桜か判別がつきません。でも今の時期には山の中で山桜だけがたくさんの花をつけているので一目見ただけで何処にいるのか分かります。そしてもう10日もすると完全に花は無くなって周りの雑木の中に溶け込んでしまい姿を消してしまいます。桜の樹はほんのこの時期だけ目立ってすぐに姿を消すところが好きなんです。今日はそんな山桜を撮ってみました。

 


東和地区へ花見に行ってみました。

今日は新月で大潮です。潮がよく引いていますね。

立島の山桜  鳥が植えた桜にしては見事です。以前釣りを趣味としていた頃にはこの時期にこの立島の周りでメバルを釣りながら花見をしていました。海の上からの花見はまたいいものです。

花咲けばここに居るぞと山桜

 

 

 

 

 

 

 

人の作りだしたソメイヨシノは確かに美しい桜です。でも自然の作った山桜もいいではありませんか。1本1本個性がありますよね。