曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

今年4度目の 月下美人の花

2023年10月31日 | 日記

今日の花

月下美人   我が家の庭に月下美人の鉢が三つあります。サボテンの仲間ですから鉢植えでも管理が楽です。春と秋に少し肥料を与えるくらいであとは何もお世話はしませんがいつも元気でよく花を付けます。原産地は知りませんが日本の気候がよく合うのでしょうね。特徴として、名前の通り月夜に美しい花を咲かせるので我が家の人間は花を見ないことの方が多いのです。朝見るとしぼんだ花が茎からぶら下がっているのがいつものことなのです。この花の写真を撮ろうとすると夜中に満開を迎える花ですからいくら月下美人と言っても月の光だけでは写真は撮れません。何か補助光を使ってよく取りますが、今日の月下美人の花の写真は何か変ではありませんか。夜中の写真ではないのです。今朝8時ごろ玄関を出るとこんな状態で朝なのにほとんど満開なのです。始めて見ました。今年5月からもう4度目の花ですが昨夜少し冷え込んだので開花の調節が狂ったのでしょうか。以前の3度の開花の時は普通に夜咲いて朝にはしぼんでいました。昼間に咲いたのでは月下美人の名前を返上しなければなりませんよね。

ついでに庭の花をもう少し追加します。

今年は椿の開花が遅れています。暑かったせいでしょうか。今年の初椿です。

アサギマダラの大好きなフジバカマ(コバノフジバカマ野生)

ヤマヒヨドリバナ 南方系のヒヨドリバナです。やや遅れて11月に咲きます。

 

 


 10月も晦日、今日は少し時間を取って嵩山山頂へ行ってきました。アサギマダラの定期観察日ではあるし天気は上々秋を楽しむには最高でした。

嵩山山頂の駐車場わきに植えたフジバカマは満開でしたが気温が下がって来ていますのでアサギマダラの数は少なくなっていました。最近は全国各地にフジバカマ公園ができていて多くの観光客でにぎわっているようです。でもここ嵩山山頂の駐車場はいつもほとんど人はいなくて秘かにアサギマダラと遊ぶには最適な所です。アサギマダラの方も人なれしていないというか人をあまり気にしないので写真を撮るには絶好です。1時間ほど写真を撮らせてもらいました。

 


秋のアサギマダラ

この時期のアサギマダラには古いもの(2化の蝶で6月か7月に生まれたもの)と新しく生まれたもの(3化で9月から10月に生まれたもの)が混ざっています。アサギマダラは蝶の中では長生きですから半年くらい生きるものがあります。翅が傷んでボロボロでも頑張って飛んでるものがいますが、真新しいアサギマダラはとてもきれいですね。

 

ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハも旅する蝶ですがあまり人気がありませんね。ヨーロッパ地方では南のモロッコから北はイギリス迄旅をします。

 

今日はたくさん写真を撮ったので続きがあります。またアップしますのでよろしくお願いいたします。

 


ネパールの彼岸花

2023年10月20日 | 日記

今日の花

ヒマラヤの彼岸花  友達にもらったものですが、日本の彼岸花より咲くのが遅いのです。

 


 今年の秋は何となくいつもと少し違うような気がします。・・・・・

何が違うかと言われると少しどころかいっぱい違うところがありますね。最近はようやく気温的に秋らしくなりましたが9月は暑かったですね。秋というと一年で一番空気が澄んでいて遠くまできれいに見えることが多いのですが今年は春霞のような日もありました。9月には台風が頻繁にやって来てそれに秋雨前線という梅雨のような雨模様になることが多いのですが、今年は太平洋高気圧がずっと居座って全く雨が降りません。自然というものは時に気まぐれをするものです。

今年はいい夕焼けが見られません。これもこの秋の違いの一つかもしれません。今日は感動するような夕焼けではありませんでしたが久々で夕方の空を写真に撮ってみました。

 


みかん畑からの景色

4時ごろの空と海、日がもう傾いていますね。

 

ふと気が付くと周りは日暮れ、白い雲は茜色

 

日が暮れて、そろそろお家に帰りましょうか。

 

 


椿の種を播きましょう

2023年10月08日 | 日記

今日のみかん

極早生みかん  だいぶ熟れてきました、でも収穫はまだです。十分に味が乗るまで急ぎません。

 


 朝から久しぶりの雨が降り出しました。待ちに待った雨です。今年、梅雨明け以後の夏場と9月には本当に雨が少なかったのでとても嬉しい雨です。

ここの所、趣味の椿の種を毎年この時期に播きます。播種用の椿の種は9月の下旬に取っておきました。椿の種は乾燥させてしまうと発芽しなくなりますので取った種は早目に播いて乾かないようにした方が良いのです。今播いても実際に発芽するのは4月か5月になりますがその間播いた種を乾燥させないようにしなければなりません。9月に採取したタネは乾燥しないように保存していたのですが今日ようやくプランターに播くことができました。今年は椿の実を少なめにとって来たのですがそれでも種は200粒くらいありました。プランター4箱がいっぱいになりました。昨年も4箱播いたのですが今年の夏の暑さで発芽した幼苗をかなり枯らしてしまいました。少し数が減ったのでかえって良かったのかもしれません。播いて4年目には新しい花が見られますがそれが楽しみですね。

 


椿の実の収穫

このタネは椿油を絞るためのものです。

 

 

今日の種まき

準備したタネ 2か所の椿園から採取したタネです。

左側のタネ

プランターに播きます

土は少し多めにかぶせた方が良いと思います。

 

右側の椿園のタネです

このようなまだ割れていない実でも中の種は熟しています。

同様にプランターに播きます。すこし多めに播きました。

土はたっぷりかぶせます。

種まきが出来上がりました。右の四箱が今播いたプランターで、左の四箱が昨年播いたものです。

来年の4月か5月に発芽するまで乾燥しないよう気を付けます。

4年後に初花が咲くのが楽しみですね。

 

 

 


アサギマダラが南下してきました

2023年10月03日 | 日記

今日の彼岸花

薄黄色の彼岸花  リコリス アルビフローラ

 


 今日はアサギマダラの数が急に増えてきました。北の方で暮らしてきたアサギマダラの南下してきた第一陣が大島にも届いたようです。これから少しずつ数が増えることを期待しています。

こちらでは9月まで暑い日が続いたせいかフジバカマ(コバノフジバカマ野生)の花はまだ咲いていません。それで今アサギマダラが訪花して蜜を吸っている花は九重ヒヨドリバナなのです。原種フジバカマと言われる背の高いフジバカマも今満開状態ですが我が家の庭では九重ヒヨドリバナの白い花がお気に入りのようです。アサギマダラとフジバカマの花が相性が良いことはよく知られていますがフジバカマと同じ仲間(ユーパトリウム属)のヒヨドリバナの中にもアサギマダラが大変よく好む種類が何種かあります。シマフジバカマという南方系のものは春に咲きますが秋に咲かせることも可能です。この種は匂いが強くアサギマダラを呼び寄せる力も強いようです。最近アサギマダラを呼び寄せるのに最適なのは九重ヒヨドリバナではないかと気づきました。この種は7月から咲き始め10月まで咲き続ける性質があります。しかも匂いが強くアサギマダラが好む花のようです。ただ九重ヒヨドリバナは花の色が白なので人にとってはフジバカマの淡いピンクの方がきれいかもしれません。
アサギマダラを呼び寄せるために庭に花が植えたい方はこの九重ヒヨドリバナもお勧めです。

 


九重ヒヨドリバナに集まるアサギマダラ

写真用に翅の破れの無いきれいなものを選びましたがこれらのアサギマダラは北から下って来た蝶ではなく近所で生まれたものかもしれません。

 


みかん色づいてきました

2023年10月02日 | 日記

今日の海

すっかり秋の海ですね。 あんなに暑かった8月・9月も10月に入ると急に秋らしくなりました。

 


 風薫る五月に咲いたみかんの花が夏には青みかんとなり、10月となった今ようやく色づき始めました。

一年中みかんの木たちの世話をするのが私の仕事です。秋から冬にかけていろんな柑橘が熟してきます。それだけではありません年が明けて春になってようやく熟す柑橘もあります。最近はグレープフルーツも作っていますが、この品種は他の柑橘同様5月に花は咲くのですが次の年の夏から秋まで木になったままで美味しく食べられます。真夏に冷やして食べるには最適な柑橘と最近気が付き一人秘かに食べて楽しんでいます。
こうして10月に始まる極早生みかんから9月のグレープフルーツまでいろんな柑橘でリレーして行けば一年中柑橘を楽しむことができます。そのトップランナーが極早生みかんです。

 


色づき始めた極早生みかん

 

色は付き始めていますが美味しくなるのはもう少し先です。今年は梅雨明けからずっと雨が少なくてみかんの大きさが小ぶりです。小さめなだけ味の濃いみかんに仕上がっています。

 

食欲の秋・実りの秋  食べ物がおいしいですね。

昨夜の釣果 たったの3匹

釣ったアジは塩焼きになりました。自家園の栗で栗ご飯、自家菜園の秋ナスで京都風なすと鰊の炊き合わせ、沖縄のモズクでお汁もの、アジに添えてあるのは我が家の香酸柑橘長門ユズキチです。

今夜は極和風でヘルシーな夕飯でした。秋らしいでしょう。


アサギマダラの季節になりました

2023年10月01日 | 日記

今日のキノコ

朽ち木に生えるキノコ   嵩山に登るとキノコ探しの人と出会います。いろんな趣味の人がいるのですね。

 


 例年になく暑かった9月も終わりいよいよ10月のスタートです。日本の気候としては10月は5月に並んで最も良い気候の時期ですね。旅行に最適・食べ物がうまい季節そして個人的なことですが10月には沢山のアサギマダラがここ周防大島にやって来るのが嬉しいです。アサギマダラは周防大島に一年中いることはいるのですが一年を通してみるとこの10月が最も多くのアサギマダラを見ることができます。10月の半ばには島中を探せばおそらく数千頭がやって来ているのではないでしょうか。近年島の中には各地にフジバカマが植えられていますが、その中でも外入のアサギマダラ公園は規模が大きくて管理も素晴らしく島の中で一番多くのアサギマダラの観察ができます。10月半ばがピークとなりますので皆様その頃に是非観に来てください。

10月1日は私にとってアサギマダラの定期観察の日なので嵩山に登ってきました。山頂駐車場の一画にアサギマダラの好きな植物ヒヨドリバナやフジバカマなどを植えてあります。そして遊歩道のそばにもヒヨドリバナがあります。期待した通り11時頃には5頭のアサギマダラが花に来てました。5頭はすべてピカピカの新しい個体でした。近所で生まれた3化の蝶なのでしょうね。まだ北の方のアサギマダラが下って来るには早いと思います。ピカピカのきれいな蝶に文字を書くのは気が引けますがここから次には何処へ飛んでゆくのか調査するためあえてマーキングをしました。飛んでゆく方向は風向きの影響が大きいので今の時期ですと南へばかり飛んで行くとは限りません。北へ行ったり東へ行ったりしながら気温が下がるとだんだん暖かい南へ下ってゆくものと考えられます。

嵩山の展望テラスの修理が完了していました。是非とも秋の澄み切った空気での瀬戸内海の展望を楽しみに来てください。

 


嵩山のアサギマダラ

 

 

 

 

今日は嵩山で4頭ほどマーキングをしました。

ここから次は何処へ行くのかな。気候は良いし旅行を楽しんでね。

 

嵩山の展望テラス  修理が終わりました。

今日は天気が良くなくて景色は今一でした。

 

秋めいてきた山頂駐車場  ここの一画にフジバカマが植えてありますので来られた方はアサギマダラも観てください。

 

似合うことアサギマダラと藤袴