読書を習慣にすべく取り組んでおります。
最近読んだ本の役に立たない書評です。
さて、明治の文豪、田山花袋さんです。
入社から5年ほど、大阪の会社の寮に住んでました。ロビーに”善意の文庫”
がありまして、「勝手に借りて行っていいけど返してね」という不文律を破り
気がつけば名古屋まで持ってきてたのがこの本なんです。手っ取り早く言えば
”借りパク”だ。が、その寮もずいぶん前に廃止、取り壊しになっている。
時効成立だ。
タイトルくらいはなんとなく知ってました。私の父がまさしく田舎教師であ
ったし、私も教師をめざした時期があったので、気になる本ではあったわけで
す。あらすじは、文学を志す青年が、多少の紆余曲折がありながら、結局田舎
教師に甘んじて、病気で死ぬ。あら過ぎましたかしら。
なんか少し、自分と重ねてみたりして、感情移入しましたよ。
巻末に解説があり、そこには驚くべき言葉が。
「たいくつな小説」。
本人ではない、多分えらいひとが書いている。びっくりした。そして笑った。
だって、同じ書物の中にですよ、今読んだお話に続いてですよ、たいくつで
すっていう解説ですよ。
文学って奥が深いなあ。
最近読んだ本の役に立たない書評です。
さて、明治の文豪、田山花袋さんです。
入社から5年ほど、大阪の会社の寮に住んでました。ロビーに”善意の文庫”
がありまして、「勝手に借りて行っていいけど返してね」という不文律を破り
気がつけば名古屋まで持ってきてたのがこの本なんです。手っ取り早く言えば
”借りパク”だ。が、その寮もずいぶん前に廃止、取り壊しになっている。
時効成立だ。
タイトルくらいはなんとなく知ってました。私の父がまさしく田舎教師であ
ったし、私も教師をめざした時期があったので、気になる本ではあったわけで
す。あらすじは、文学を志す青年が、多少の紆余曲折がありながら、結局田舎
教師に甘んじて、病気で死ぬ。あら過ぎましたかしら。
なんか少し、自分と重ねてみたりして、感情移入しましたよ。
巻末に解説があり、そこには驚くべき言葉が。
「たいくつな小説」。
本人ではない、多分えらいひとが書いている。びっくりした。そして笑った。
だって、同じ書物の中にですよ、今読んだお話に続いてですよ、たいくつで
すっていう解説ですよ。
文学って奥が深いなあ。