まずは、打ち上げ。
以前は、ベーシスト宅で、朝までDVDをプレイバックしながら、何度も見ながら、朝まで飲んだくれてました。
ここ3年くらいは、会場近くの居酒屋で、終電の前には終わっている。大人になった。
ボーカリストは、孤独だ。いつもいちばん前にいて、客席に向かっている。前線。フロントライン。
自分より後ろのステージ上で何が起こっているとかわからないし、客席も前からライトが当たっているので、
よく見えないのだ。暗闇の中を突っ走る暴走超特急なのだ。
なので、打ち上げで、メンバーにいろいろ聞くと、面白い。
「MCが、後ろのほうで聞いてた次のバンドのメンバーにウケてた。」とか
「〇〇の曲のイントロでミスった。」とか。
いつもビデオを撮ってくれている i 君、「5人目のファナーズ」と呼ばれている。
今年のポスター、曲目が印刷されているのだが、実は、曲順を変更した。 i 君はもしかしたら、演奏後に
そのことを指摘するんじゃないか、いや、そこまで気付かないだろうと目されていた。
しかし、彼は、打ち上げの席で、見事、曲順の違いを指摘した。おどろいた。
そして、かみさんの実家で、シャワーして、DVDを見ながら「ありがとうメール」を打って、長い1日が終わる。
いや、マリーアンドファナーズの長い長い1年が締めくくられるのである。