オーバーグリップを巻き替え。
さあ、夏はテニスの季節。
千種のブォンユミヤッチョで会社の仲間たちと食事会。
弓矢さんという苗字からユミヤッチョ。
アンティークを取り入れたインテリアも品よく、落ち着く。
美しいカプレーゼ。
豚足、ミミガーのテリーヌ。しいたけ、バジルソース。
手打ちパスタは、プチレストラン激戦区のこの界隈で、間違いなくトップレベル。
ズッキーニとカニ、細いパスタは伸ばした生地を切ってあるので、そば切りのように断面が四角。
もともと小麦のおいしさが引き立つ上にソースが良くからんで、筆舌に尽くしがたいおいしさ。
主張するパスタ。具材に負けない個性を発揮して、これこそが調和である。
次は太目のパスタ。トマトソース。こちらも四角パスタ。
小麦粉でできることの限界を広げた、料理の表現主義だ。
そしてジャガイモのニョッキ。モツ煮込み。ちょっとボソッとした感じのなめらかなじゃい食感。
そして、香り高いモツの風味の絶妙な混ざり合い。
そして、これもニョッキ。
和牛ミンチソース。
魚料理は、アナゴ。
白焼き。
アナゴの味を生かした、薄味。
アナゴって白身魚だったんだという新たな発見。
庶民性より発した芸術的創造がこの一皿に作品として表現されたのだ。
そして、恵那鶏グリル。しいたけ詰め。
ナイスグリル賞ものです。
付け合せのジャガイモがまたうまい。
誕生日会なので、お祝いメッセージ付き。パンナコッタ。
ごちそうさまでした。
京都には喫茶店が多い。
わざわざ有名店に行く必要性がなかったので、最右翼のここも今日が初めて。
円型カウンターの中、バリスタが忙しく、しかし優雅にコーヒーを淹れる。
ペーパーフィルター。ネルドリップじゃないんだ。
香り高く、コーヒーとしての味が強く、濃い。
同じブレンドの曳き豆を買って帰る。
このあたりの街並み、風情も合わせて、イノダコーヒーが腑に落ちた。
本日は休日出勤の代休。
5時からサッカー見て、8時から二度寝して、新聞読んで、もう昼になったので飯食ってから夕飯の買い出しして。
帰ってきたらもう夕方。休みの日はいつもあっという間。
台風だけど、前売り買ってたので、得三へ。
何年か前に一度、小さなハコで見た。その時に直接、いろいろ話を聞けた。
名古屋出身、現在は、高知県在住とのこと。
バックパッカー世界旅行の中、モンゴルでホーミーとであったとのこと。
現地でも、馬頭琴とホーミーの両方をやる人はほとんどいないそうである。
今日は、2度め。
前回は、ただただ驚くばかりで、凄いものを発見したという気持ちが強かった。出るとこに出たらすごいことになるぞ、
と思った。たった10人足らずの客前で、経済的に豊かな状態にはなりえないだろう。
人間国宝、いや、人間世界遺産、メジャーになるべきだ、と。
しかし、今日の感想は違うものになった。入りは20人ほど。
ピアノ、重松壮一郎氏のピアノと素晴らしい相乗効果。馬頭琴は風でピアノは流れる水だ。
この音楽は、金銭に還元できるような小さなものではない。
大地に値段がつけられないように、この音楽自体が大きな価値を持っているのだ。
金銭などという退屈な価値観ではない。空、川、雲、風が渡る初夏の草原、それにつづくものとして存在する音楽なのだ。
地球、宇宙、森羅万象、そういったものに匹敵する価値なのだと確信した。
岡林立哉の音楽は、鑑賞するものではない。体験するものである。
http://www.khoomiiman.info/japanese/concerts.html
日本中、ときどきモンゴルを旅して回っている。
ホーミーって、馬頭琴って、こういうものだという想像を軽く超えます。
この鮮烈なる音楽をぜひ、体験してほしいと思うのです。