気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~観光~

2016年10月21日 10時46分03秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
ゆったりとした佐渡時間に合わせるように
路線バスは時刻表より少し遅れて到着。

乗り合わせたランナーは私の他にもう一人。
少し話しをさせていただいた。
相川の町に詳しい方で、「荷物はバス停横の観光案内所で預けられますよ」など
教えていただく。



コース上、唯一のコンビニの前を通り相川の町に到着。



広場では丁度町民のお祭りを開催中。



この建物、グーグルmapで見ると、空撮では写っているがストリートビューには写っていない。まだ新しい建物なのか?

もう一人のランナーと観光案内所に入る。

荷物を預けて、帰りのフェリーに乗れるバスの時間を聞くと
観たい場所、滞在時間を逆算してくれて、最適な観光コースを調べてくれた。
親身に考えてくれてありがたかったです。



次のバスまで時間があるので、時間節約の為とことこ歩く。
リハビリの為にも歩いた方が回復が早い。

少し坂を上ると・・・



どーん!
佐渡島来るに直前にやっていたテレビ(ブラタモリだったか?)で紹介されていた
「北沢浮遊選鉱場」
廃墟マニアが大喜びしそうな場所だ。







ラピュタに出て来そうなところ。人との対比で大きさがわかるかな?
たぶん、地元では珍しくも無く、見向きもされなかったんだろうけど
軍艦島などの廃墟ブームで見直されたんじゃないかな?
無料で観られるし。

横のキツイ階段を上って行く



上から見ると、ラピュタ感が更にアップしていく。





観光ツアー客だと、中に入れるらしい。
いいなぁ~、間近で観てみたい。



観光案内所のおじさんが「時間があればここにも寄ってみれば?」と言っていた
「佐渡奉行所跡」



時間が無かったので、外から眺める。

ここで路線バスに乗り込む。
このスケジュールは観光案内所のアイデアだ。

バスは山道をぐんぐん上って行く。



佐渡島に来たからにはここに来なきゃだわ
「史跡 佐渡金山」

道遊坑と宗太夫坑という2つの坑道に入ることが出来る。



順路は道遊坑から
明治から昭和まで掘られた坑道だ。



ドアをくぐると、冷蔵庫かっ?と思うくらいの冷気が身を包む。
夏の服だとかなり寒い。



トロッコの線路が引かれている。



「道遊の割戸」の真下あたり。



可愛いトロッコ



サイバーパンクな映画に出て来そうな感じ



スターウォーズの氷の惑星を思い出す。(寒いし・・・)



一旦外に出る。一気に暑くなる。



「親方~!空から女の子が・・・」



佐渡一周した翌日にこの上り坂はキツイぜ・・・





さらに階段。



「道遊の割戸」江戸時代の露天掘りの跡だそうだ。



コースに戻るとトロッコがお出迎え



旋盤は変わらないなぁ



携帯電話





男のロマン



比較的新しい高任坑



さっきの道遊坑から冷気が注ぎ込んでいる。



線路は続くよ



遠くに廃墟が見える。こんなんがそこらに隠れているんだろうなここは。



「道遊の割戸」全景 
金欲しさに山割っちゃうんだから凄いよね。



一旦、出口から出る。

宗太夫坑へ
こちらは江戸時代の坑道だ。



一気に現代的になる。



歴史がパネルで展示されている。













リアル人形による再現シーンの数々
時間差で急に動くので、びっくりする。

坑道を抜けると資料館









ミニチュアの数々



ポロリもあるよ。



何かな?と近づくと



一生懸命、地下水をくみ上げているの図



金!



金!





片手で掴んで取り出した人が2045人もいる!
やってみたけど、持ち上げるだけで手が攣りそう。

この先のスケジュールだとお土産買っている暇が無い。
荷物になるけどここの売店で購入。



金箔ソフト



時間もあったので金箔コーヒー。

路線バスで相川の町へ戻る。

観光協会で荷物を受け取り、観光コースが楽しめた事にお礼を伝える。

再び路線バスで1時間。両津港へ。

フェリー乗り場に着くと既に乗船の列が出来ている。
列の中にはエコジャーニーのスタッフの姿も。

切符を買い乗船。

16時05分出航



さらば、おけさ灯台!



さらば、佐渡島!



かもめたちもお見送り。



この後、バスで新潟駅へ
このバスでエコジャーニースタッフも一緒だったんだけど
面白エピソードがあったりしますが、ここには書けません・・・
個人的に会ったらこっそり教えます・・・。プププ

帰りの新幹線はMAXとき 
やったね!と思ったが、外は真っ暗で景色は見られなかった。残念。


これにて
第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km
レポート完結となります。
コメント (2)
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第11回佐渡島1周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208km~その6~

2016年10月21日 07時28分32秒 | 佐渡島一周エコ・ジャ...
なんとか17時前にゴールできた。
最後の3kmはどこから力が湧いて来るんだろうってくらいダッシュした。

ゴールである玄関をくぐるとその場に居た人達が拍手で迎え入れてくれる。

スタッフが時計で時間を見て、書き込んでいく。
順位は(あまり関係ないけど)18番目らしい。
第3エイドで22番だったから4番程上がっている。

記録として写真をパチリ。
今時珍しい使い捨てカメラだ。奥多摩99kmでもそうだったな。

ロビーには既にゴールしたランナー達が食事をしたり一杯やったり。
鬼太郎さんは既に着替えてくつろいでいる。32時間台だったそうだ。
やっぱり速いわ~。
OverNight君と一緒に走っていた、木曽町100kmランナー君はなんと202kmで
リタイアしたそうだ。

食事するかい?と聞かれるが、走った直後で少しムカムカするし
夜、お腹空きそうなんで、後にしますと答え、ビールだけいただく。

プシュッ! うまぁ~い!!

この1杯の為に走ってきたようなもんだ。

風呂入ってきま~すとロビーを離れる。

愛しの我が部屋に帰ると、既にKさんがくつろいでいる。
ををっ!と驚いていると、リタイアしたとのこと。残念。

階段をよちよち下ってお風呂へ
浴室の窓からはタイミングよく夕日が望める。
実は記録とかより、これがやりたくて日の入り前にゴールしたかったんだよね。

湯船に浸りながら、昨日からの旅路を思い起こす。
そして、これから2回目の暗闇の中を走っていくだろうランナー達に
心の中でエールを送る。

風呂上りにもう一本ビール飲んで
布団に包まり、バタンキュ~・・・・Zzzzzz・・・・


気が付いたら23時まわっていた。
Kさんにご飯食べたの?と聞くと
23時まで1階の食堂で食べられたそうだ。知らなかった・・・。

なんて話をしていると
徒歩ダーSさんがゴールして部屋に戻ってくる。
疲れきって「幻覚を見た」そうだ。

Sさんがお風呂へ行ったので、私もビールを購入しラウンジへ
ハヤシライスとポトフをいただく。

ラウンジのソファには何人かのランナーがぐったりしている。
後泊を予約してないと、一晩このラウンジで過ごさなければならない。
それはそれでキツイだろう。

その間にも何組かランナーがゴールしてくる。

お腹が一杯になるとまた眠気が襲ってきて部屋に戻る。
深夜にもう一人の同部屋ランナーMさんが戻ってくる。
荷物を片付けていると、アレ?
バックパックの中にOS-1ジェル(重い)アミノバイタルジェル(重い)が
残っているのを発見する。
ぐわぁ、こんな重いもん残っていたのね。
最後のひと頑張り用に取っておこうと思っていたのを最後に忘れていたようだ。
MM坂でお腹が空いた時に使っとけば良かったのにねぇ。

皆でコースの思い出話をしているうちに、気が付いたら寝ていた。


次目覚めると朝5時前

ラウンジに行くとホテルの浴衣を着たOverNight君が居た。
無事ゴールしたが、バス停で仮眠のつもりが3時間寝てしまったそうだ。
今度のみちくさ南伊豆にも参加するそうで再会を約束する。

ぽつりぽつりとゴールしてくるランナー達。
制限時間近いので皆ゴールできて嬉しそうだ。





2度目の朝日がめおと岩を照らしだす。

ガードレールに腰掛け最後のランナーを待つ。
5時半頃には送迎車の第1便が出発する。
ラウンジで夜を過ごした人達はこれに乗って帰っていく。



帰って来た。その場に居る人達が拍手で迎える。
彼はブービー賞



最終ランナー、5時40分頃到着。
彼は階段を元気に駆け上がっていった。

この後、スタッフが残っているランナーが居ないか車で捜索に出かける。


この後、朝風呂に入ろうと風呂に向っていると、アレ?
飛騨高山や野辺山で同宿のOさんの姿を発見!
アレ?でもなんで?、名簿にも名前無かったし・・・
「どうしても来たくなって、主催者さんに直前に電話で申し込んじゃった」
とのこと。常連さんにはこういう手もあるのね。

ひとっぷろ浴びて、部屋に戻り荷物をまとめる。
9時半から朝食を兼ねた打ち上げ宴会が始まるが、
その前にチェックアウトするので荷物を部屋から出さなければならない。



大広間に一同が会する。
ここでは完走した人も、リタイアした人も、速い人も遅い人も関係ない。
48時間のジャーニーを思い思いに語り合う。





朝からビール!ワイン!

女性2位の方、服が違ってよく分からんかったが、たぶん花柄パンツのOさん。
仮眠所から先、追いつけなかったが2時間も先行されていたとは。

近くにショートカットのUさんも居たのでお話しする。
残念ながらMM坂の辺りでリタイアされたそうだ。
しかし、仮眠所の後、脚を引きずって歩いているのを見ていたので、
そこまで行っていた事に逆に驚いた。
途中より鬼太郎さんも交え、いろんな大会の情報交換もする。
鬼太郎さんは11回大会の11番目ということで、記念賞を貰っていた。


楽しい時間はあっというまに過ぎていく。
帰りの送迎バスの時間が近づいてくる。

他の皆は3台のバスに分乗している。
たぶんフェリーではこのまま大宴会だろう。



それを横目に見ながら、路線バスの停留所へ。

さらば!戦友達!
さらば!めおと岩!
コメント (2)
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