気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第9回 神流マウンテンラン&ウォーク~その3~

2017年11月23日 10時39分24秒 | マラソン大会
みかぼ森林公園エイドを関門25分前に出発

巨大なのこぎりの刃の上を歩くとこんな感じかな?って状態の尾根を
ひたすら登ったり降りたり、登ったり降りたり。

後ろには先のエイドで一緒だった、前橋トレラン部の兄ちゃんがぴったりと着いて来る。
彼もまだまだ諦めてないようだ。

最高地点まであと何kmの標識が出てくるが、一向にその距離が縮まらない。

いったいいくつのピークを越えたか分からなくなってきた頃
ようやく「LAST15km」の標識
そして、最高地点の白髪山山頂に到着
次の関門まで残り4km
ここからは下りが始まる。

下りに入ったとたんに後ろにいた前橋トレラン部の兄ちゃんがぴゅ~っと飛び出していく。
を~!!さすがトレランに慣れた人は走り方を知っている。
あっというまに見えなくなる。

一方の私はへっぴり腰で下っていくのでそれほどスピードは上がらない。
ここまでに何度か、落ち葉に隠れた木の根っこで足首を挫きかけているので
どうしても慎重になってしまう。

やがて、下りは更に急な激下りと化していく。
下りと言っても登り以上に時間が掛かってしまう。
3人くらいに抜かされるが、気にしてはいられない。
心の中は「怪我したくない」の一心である。



ここで関門時間の13時半を迎える。
この先は、もう歩き中心で、とにかく慎重に進む。

やがて舗装路に出ると、ゆるやかな登りを歩いていく。



持倉エイド到着。13時47分くらい
スタッフの方が
「すいません、関門時間になってしまいました」と丁寧に応対してくれる。
間に合わなくて、すいませんはこっちの方です。
因縁のあるチップを返却

到着と同時にバスに乗り込む前橋トレラン部の兄ちゃんが見えた。
がんばったのに残念!

すぐに回収バスが発車するという。
まぁ、次便もあるようだし、のんびりしようと見送る。



「たくさんあるから食べてって~」
と地元のおばちゃんや学生さんたちが薦めてくれる



お蕎麦!!



花豆!!

はっきり言って、ここにいるランナーよりも多いんですけど・・・
しかも、更にどんどん追加されている。

とりあえず蕎麦2杯かきこむ。
花豆も数皿パクパク食べる。

振り向くと



大パノラマが広がる。

道路縁に椅子が並べられ、数人のランナー、地元のじいちゃんとお話をする。
バスがなかなか来ないと、すかさずホットコーヒーまでサービスしてくれる、心遣い。

更に薦められるままに蕎麦と花豆を食べるが全然減ってない(笑)



CPじゃないけど、記念のスタンプコーナー。もちろん押しておく。

やがて回収バスが到着。

コースをぐるっと迂回してたようなので意外と時間が掛かる。
気が付くと爆睡してた・・・。

ゴール近くになってくると、走っているランナーが見えてくる。
中盤くらいまで一緒に走っていたランナー達の姿も見える。
皆一様に帰って来れた安堵感や達成感を感じている笑顔だ。
それを見ると改めて我が身の不甲斐なさや悔しさを感じる。

一度、車に帰り、着替える。
お風呂セットを持って、ゴール地点に向かうと
さりー夫妻やろっしさん、ももさん夫妻に再会。
ここのお風呂は混んでいるし打ち上げもしたいので、皆でスーパー銭湯に行くという。
ご一緒することにし、ぞろぞろと車で移動。

帰り道にあるスーパー銭湯に到着。
皆考える事は一緒で、神流帰りのランナーも大勢いる。

お風呂に入ってから、レストランで乾杯!!(もちろんノンアル)
思い起こしてみれば、おっさんランナーズの打ち上げ参加はお初。
神流の感想やつくば、オクムなどの話題で盛り上がる。
(しまった!!写真撮り忘れた~!!)

名残惜しいが、再会を誓い解散。

帰り道は関越で少し渋滞したが、圏央道はサクサク。
しかし、途中からもの凄い眠気が襲ってきて
厚木SAで仮眠。
気が付いたら日付替わっている~。

新湘南バイパスを下りたのが0時半くらい
猛烈に空腹を感じてしまったので、牛丼屋に寄って特盛を完食(いいのか?)

無事帰宅~♪
家に帰り着くまでが遠足と言われているけど、洗濯が終わるまでが遠足でしょ?
しかし、深夜なので洗濯できず、翌朝に持ち越し・・・。


さて、8年ぶりのトレイルランの大会でしたが、
やはり、のんびり長く走るのとは違いますね。
途中から頭の中を占めていたのは
「怪我はしたくない、怪我したら次に控えているあの大会に出られない。」
と、いうものでした。
途中、何度も足首を挫きかけていましたし、レース後1週間くらいは痛かったし。
練習すればそれなりに走れるようにはなるんでしょうが、
その時間があったらロング走りたいしね。



「自分が思っているよりジャーニーランが大好き」
っていう自分に出会うことが出来ました。

と、言うわけで、この先トレイルランの大会参加は無いと思います。
神流のリベンジもありません。
(ただ、持倉から先の極上トレイルを体験出来なかったことだけが心残りですが・・・(汗) 気まぐれなんで、数ヵ月後には言う事変わってるかもしれんけどね)

あ、かといって、トレイルを走ることはあるとは思いますし、
時間を気にせず、のんびりトレッキングはやって行きたいな~とは思っていますよ。
やっぱり、山の景色は最高ですからね。


今回、自分自身は残念な結果でしたが、
神流は大会としてはとてもよく出来た大会でしたね。
スタッフ、応援、ボランティア、エイド、ランナー
皆さん大変お世話になりました。

こんな私でも言わせてください。
神流最高~!!
コメント (10)
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