気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

びわイチマラニック 北湖一周試走会~その3~

2017年12月23日 14時20分47秒 | 琵琶湖1周マラニック
スタート地点からおよそ40km
すでに7時間程経過。

もうすぐ彦根の市街地
彦根と言えば、彦根城。
彦根城といえばひこにゃん!!

どうせなら、ひこにゃんに会いたいな~と思ったが、
既に14時を回っている。
観光地のイベントは大体17時くらいまでだよな~
と、思い、ちょっとペースを上げる。

走っていると、



をっ!? ここは!!

十数年前にパソコン通信(死語)で知り合った
琵琶湖ローカルの人達とウインドサーフィンを楽しみ
車中泊した駐車場だ。

こんな場所だったっけ~?って、記憶は薄れていたけど



ビーチ沿いのこの木を見て、思い出が蘇る。



サイクルロードは時折、県道から離れ、湖岸の道を抜けていく。







途中、目印になりそうなものや
ネタ画像に使えそうな川(うそりばー)を越えて進んでいく。



湖岸にはカモの群れ



ユニーク建物の滋賀大学を抜けると



やっと遠くに彦根城が見えた。
16時近い、急げ急げ

湖岸道路を離れ、市街地へ



お堀の横へ



大手門到着



がび~ん!!ひこにゃん15時半までだって~。
現在16時15分
入場時間16時半、閉演17時で間に合ったけど、
800円払って、すぐに出るのはもったいないので、ここで引き返す。



表門側へ周る。



土産物屋の前にあるポスト。 城乗せてます。



裏手に周ると、夕闇が迫ってくる。





湖岸沿いへ戻り、彦根港へ



なんて、素晴らしい夕陽!!
これを見ただけで、ここに来た価値があったよ!!。



空には巨大な月。(携帯のカメラじゃピンボケ)
siriに聞くと、これでも満月じゃないらしい。

そろそろお腹空いたな~・・・
って、よく考えたら、ソフトクリームとゼリー飲料しか摂ってないわ。

タイミングよく、食べ物屋発見



近江ちゃんぽん亭
これ、美味しかった~。
チェーン店だけど、また食べたくなる味。
後にKG美さんに聞いたところ、銀座にも支店があるとか。
銀座行くことがあったら、行ってみよう。



ちゃんぽん+半チャーハンセットで満腹になって、外に出ると
夕闇が迫ってきていた。



湖岸沿いに長浜へと続く、夜景が広がる。



米原市突入。

サイクリングロードは湖岸沿いなんだが、道が細く歩道が無い、
交通量も多いので、歩道のある県道2号線を選択する。





ホテルのイルミネーションが素敵!。



陽が落ちるとみるみるうちに寒くなってくる。

シェルジャケット、手袋装備。

道の駅、近江母の郷
店はもう閉まっていたが、自販機で暖かい缶コーヒーを飲んで、休憩。

実は65km過ぎて、足の裏に違和感を感じていた。
休憩中、靴下を脱いで見ると、拇指球と小指球の間がふやけて縦に皺が寄り、
そこに肉刺が出来ている。

これは、みちのく津軽でも出て、苦しめられた現象。
シューズはみちのく津軽でも履いていたナイキズームボメロ11
あの時は豪雨でふやけた足で出来た現象と思っていたが
どうやらシューズのせいらしい。

ナイキ、ズームボメロ10(土佐の国完走)では出なかった現象ですが、11では出てしまう。
このシューズ、次の大会でも履こうと思っていたが、
こうなる事が分かって、別のシューズにすることにしました。
シューズ選びは難しいです。
(ナイキのシューズが悪いわけでは無く、私の足との相性が悪いだけです)

肉刺は痛いけど、どうしようもなくなったら、電車乗ればいいやと気楽でした。


もう一つ気が付いた事は
朝急いでいてワセリン塗り忘れていたのに、又擦れがおきな~い!?。
いつも、サポート目的でスパッツタイプのハーフタイツを履いていたのだが
今回はノーサポート、ノーテーピング
ハーフタイツが又擦れの原因だったのね~~~!?

膝にテーピングしなくて痛くなるかな?と思っていたが、意外と平気。
腰はちょっとだるいので、腰だけテーピングしたい感じ。

などと言った、発見があっただけでも、このイベントに出た価値があるというもの。



道の駅を出発



夜空にそびえる、長浜びわこ大仏。

長浜市の繁華街に入ると、豊公園到着。



長浜城跡。
レプリカで、現在は歴史博物館。



豊公園の豊は、太閤豊臣秀吉から。
長浜市民の太閤はん押しが、街のあちらこちらから感じられる。



長浜市街地を出ると、道は一気に寂しくなる。
左は琵琶湖
右は大きな工場が並び、外灯も少ない。

歩道は自転車道として整備されているので、広くフラットなので走りやすいが、
暗いので、女性などは気をつけたほうがいいかも。

・・・と、思ってたら、何人か女性が真っ暗な工場横の道を1人で歩いているのに
すれ違いびっくりした。

とにかく、この道何にも無い・・・
店も無いし、自販機すら少ないので長浜市街地を出る前に準備しといた方がいいね。

内陸側の幹線道路の灯りを眺めながら、あっちの道は賑やかそうだな~と
うらやましくなる。

後ろの4人は彦根のファミレスで豪華ディナー後、休憩中のようだ。



展望台のある「奥びわスポーツの森」の駐車場到着。



ついでなので展望台に上ってみるが、当然何にも見え無い。

寒くなってきたので、軒下でトレントフライヤーを羽織る。

さらに北上する。
な~んにもない。・・・
でこぼこが少なく、つまずく心配が少ないのだけが幸いだ。
交通量は多いが、歩行者は少ないってか、ほぼ0



4~5kmで道の駅湖北みずどりステーションに到着。

少し休んで出発

道は大きく曲がりくねって、湖岸から離れ内陸へ。



気温は下がり続けて2℃!?

JR高月駅の近くだが、ここにも寄り道したかったポイントが有ったが
真っ暗なので断念。

西野水道

見たかったな~・・・

長い長い単調な道も国道8号、塩津街道に突き当たり、大音の交差点で終了。

コースは左折だが、この先しばらく店とか無くなると
朝にI本さんからアドバイスがあったので、
右折し700m程のコンビニへピットイン。

時間は0時
気が付けば近江ちゃんぽん食べてから7時間も経っている。

カレーを購入し温めてもらう。
残念ながらイートインが無いので、外の風が当たらないところで震えながら食べる。

止まっていると寒いので、早々に出発。

自転車での琵琶湖1周の場合、この先の賤ヶ岳トンネルは
新道のトンネルは歩道も狭く、路面も悪い。トラックもバンバン通るので
自転車乗りの間では、旧道を使うのが暗黙のルールとなっているようだ。

旧道のトンネル出口には湧き水もあるというので、寄り道してみようかと
上って行くが、



冬期は通行止めらしい。歩行者は大丈夫なのかもしれんが
真っ暗な中、1人で行ってトラブルに遭うのも怖いので、引き返し
新道のトンネルへ。



歩道は歩行者がすれ違うのが精一杯の広さ。
自転車の天敵のマンホールの蓋や、グレーチングなどもあり、
なるほど、ここは自転車危険だわ。
反対車線の歩道はさらに狭い。



約1kmのトンネルを抜ける。

出口に電話ボックスがある。
寒くなってきていたので、ボックスに潜り込み
一度インナー以外を脱いで、長袖のインナーを着込み、トレントフライヤーの下に
シェルジャケットも着込む。

トンネルの出口で歩道が途切れている。
深夜2時近いというのにトラックもバンバン通り、かなり怖い。
後ろから突っ込まれたら、避けようもないので
ライトを最大光量にして、右側をソロリソロリと下っていく。
いざと言うときには、山側へダイブだ。

500m程の旧道との合流で歩道復活。
・・・怖かった~



すぐ先の飯浦の交差点を左折。
琵琶湖の湖岸沿いの道へ。

ここも歩道は無いが、交通量は少ない。(車は時折走ってくるので注意は必要)
日中なら奥琵琶湖の風景が楽しめるのだろうが、
廃墟も点在していて、なかなか不気味。

湖岸をぐるっと周り、バイパスと合流すると塩津の町。

距離はそんなに走ってないはずだが、寒さと、車の怖さと、旧道の不気味さで
すっかり疲れてしまって、暖かいところで座って休みたかった。

手前のローソンを覗いてみると、ちょっと狭そうなんで500m先のセブンイレブンへ

・・・だめだ、イートインが無い。
迷ったが、500m引き換えし、ローソンにピットイン。
狭いながらも3席のイートインがある。
午前3時。
より道分を含めて、ほぼ100kmくらい。

ホットコーヒーとドーナッツを買い、座り込む。
休憩中と、メッセンジャーに投稿すると、位置情報の返信。
あら、さっき通った飯浦の交差点じゃん、意外と近い。

先に行こうかどうか考えているうちに、少しうとうとしたらしい・・・。

コンビニのドアが開き、I田さんが飛び込んでくる。
引き続き、H賀さん、M本さん、
最後に「眠い~」と言いながらKG美さん。

たった半日ぶりの再会だけど、なんだかうれしい。

やはり寒いのか、皆カップ麺休憩。

しばらく休んだ後、5人揃って暗闇の中へ再出発だ。
コメント (4)
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