SaltyDog

               by kaji

トラベルまくら

2010-03-18 | 普通の話題
東京→大垣行きの夜行列車で、首を痛めてしまった私は、次なる新潟
行きで、同じ轍を踏むまいとまくらを購入。

東急ハンズ、数ある枕のなかからこれを選んだ理由は、コンセプトとも
言うべき、空気の注入と排出が楽に、かつ瞬時に行える点に惚れた。

空気を注入するには、息を3度も吹き込めばパンパンになるし、排出
する際も一気にしぼむ。 その秘密は写真に写っている大きな「弁」にある。
これは感動ものである。 「シュ~~~」って音は ほとんどしない。

これからの旅に必須のアイテムとなるだろう。

ムーンライトえちご

2010-03-18 | 城めぐりの旅
青春18きっぷの旅第3弾。先週の「ムーンライトながら」につづき、
今週末は「ムーンライトえちご」に乗って新潟方面へ。今回攻める城は
「春日山城」ただひとつ。久々の山城である。 滋賀県では2日間で3つ
の山城を攻め、膝間接を負傷した私は、その経験を生かし、今回は登山用
のステッキを持参する。

金曜の夜、新宿を発ち、翌土曜の早朝 新潟に。そこから春日山駅まで
移動し、徒歩にて本丸跡へ。午前中には春日山を落とし、午後は六日町駅へ。
「雲洞庵」というお寺に参る。上杉景勝公や、直江兼続公が幼少の頃修行
したお寺だ。 駅からは徒歩で約1時間ちょっとの様子。

いずれにしても、電車に乗っているか、歩いているかの旅となるな。

愛知紀行(4:完)

2010-03-18 | 城めぐりの旅
空腹も満たされ、元気が出たところで、最後の目的地 長篠城へ向かう。
単線の小さな駅。あたりに人の気配もない。 地図をたよりに歩くこと
10分程度で長篠城本丸跡へ到着。歴史的に有名なところであるだけに、
やや期待もあったが、さほど見所もなく、意気消沈。さらに資料館の
おじさんの無愛想さにあきれながら、その当時、武田勝頼が陣をかまえた
という医王寺へと向かう。 さほどの風格や歴史を感じることもでき
ないまま、予定の電車よりも1本早い電車にて、長篠城を後にした。

さて帰路である。豊橋を経由し、浜松に着いたのが18時近く。ビール
とつまみを買い込み電車に乗り込むと、絶望のベンチシート。ここまで
ずっとボックスシートだったのに。 アル中みたいなのでベンチシート
でのビールは中止し、シートの隅でおとなしくしていた。 僅かに
開いていた私の左隣に、無理矢理男が座った。痩せ型の30代前半って
ところか。窮屈になったがここはガマン。 ほどなくそいつの左隣が
開いた。少しそちらへ身体をずらしてくれたら、お互いもう少し楽に
なるのに、どういうわけか私にぴったりと寄り添う。 若い女性であれば
悪い気もしないだろうが、わけのわからぬ男にすり寄られても、私には
その気はない。

気持ち悪いので、席を立ち、はす向かいの席に移動。 するとヤツは
私が居た席を陣取り居眠り。 なんだよコイツ、隅の席がほしかったのか?
ちょっとムカつきながらも、音楽などを聴いて気持ちをまぎらす。

熱海へ着いた。 ここまで来るとぐっと電車が身近に感じる。
階段を経由してホームへ駆け上がり、予定外ではあったがグリーン車両に。
やっぱりこの空間は最高である。 

東京に22時30分到着したようだ。 実は品川を出たあたりまでは
覚えているのだが、どうやらあと少しのところで寝てしまったようだ。
電車は既に扉を閉められ車内清掃が始まっていた。清掃員の方に
起こされたが、どのドアも閉まっていて外に出られない。 清掃員の方
にどうすればいいか訪ねると、しかたないなぁ~といった様子で、
非常の際に扉を開ける方法で開けてくれた。 さらに東京から高円寺に
向かう電車でも乗り過ごし、吉祥寺まで。 予定より早く帰宅できる
はずが、若干遅れて無事到着。 今回の旅の終わりである。

(完)