権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

2010-02-18 19:45:12 | 日記
久々に雪の朝です。うっすらと白くなっており歓声をあげました。はかない命で9時ぐらいにはすっかり消えてしまいました。何日ぶりの雪でしょうか。この時期悩むのはいつスタッドレスタイヤを外すかです。「もういいか?」「いやいや昨年は3月になっても・・・」など。
さてもう一度カキのうんちくを、10月から打つカキと2月から打つカキは一年年数が違うと書きましたが、カキの産卵は基本的に8月です。この幼生をホタテの殻に付着させて育成し3年目に出荷するのが3年物これでないと10月の段階では身が小さすぎます。冬になって太り始めるとおととしの夏に育成を始めたものが食べごろまで太ります。2月からはこれを出荷するわけです。カキ業者さんも正月明けからの出荷がガタ落ちになるのを嘆いています。カキ祭り等でおいしさを知ってもらおうと努力しているわけです。
ところで、生食用のカキと、加熱用のカキとどう違うのか?多くの人は加熱用は少し古いと思っていませんか?これが全く逆で朝海から上げたままのカキを打ったのが加熱用です。
海から上げたばかりですから水分の多い身の中には海水がそのまま入っています。ということは、海水の中の不純物も入っているので加熱して食べるのです。
生食用は、海から上げたものを紫外線で殺菌した海水に一日入れておきます。一日するとカキの中の水分はすべてきれいな水になって無菌状態になります。これが生食用です。その分高くなるわけです。人によってはわざわざ生食用を買ってきて加熱調理していますが全く無意味なことをしているわけです。
ということで今日はうっすらとした雪景色です。
コメント
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