権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

狐が出た

2020-12-19 19:40:49 | 貝堀

やっと大きな寒気団が抜けました・とはいっても今朝の気温は佐伯町が広島県で一番寒くってマイナス気温です。日中も4℃・・寒いには違いありません。

子供のころは「狐が出た」は子ども教育の一つで、化かされた・鶏を取られた・・・不思議なことが起きた時の常とう句でした。

以前、狸の罠にかかったことがありますが日中は姿を見せない用心深い動物です、昨日は昼過ぎに家の裏の畑に出てきました、相手が気づかないうちはうろうろしていましたが、私の姿を見たとたんに一目散に裏山に帰っていぃました。

自然の動物が増えるのはいいことですが・悪さをするようになったら大変です。今のうちに駆除したほうがいいのかもしれません・・・

昨日書いた周防大島町ですが、その昔から貧しくって農民はハワイ開拓の先駆者が一杯です。ハワイ移民資料館もできていますし、飲み物も朝はコーヒーから始まる風習は今でも残っています。島の民俗学者宮本常一の記録では、漁民も多くは島を出て長崎県の対馬を中心とする小さな島にも、周防大島出身の人が多く定着していると言います。島に渡った人達は港が使わせてもらえないから、それぞれが小さな入り江に住居を構えました。そして波除の港を大きな岩で作ったと言いますが、その築き方がすごい方法です。潮が引いたときに大きな岩に綱をかけ浮きになる木を結わえ付け浮力を利用して沖に運んだようです。大阪城を作るときの大岩を瀬戸内海の島から運んだ方法です。

コメント
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