権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

大寒

2022-01-20 19:13:57 | 日記
一年で一番冷える大寒です。今日も朝から雪がちらちら・・・つっかけで歩けば上に乗るぐらいの量です。ここは長靴の出番です。
ここ最近は別荘も長い時間滞在する用事もないので、朝ストーブに点火したら昼ご飯の後・そして夕方5時ごろの3回です。これで一日中暖かいのです。
薪もずいぶん節約になります。



別荘の雪は下の部屋部分だけ完全にとけています。(※この場合のとけるは実に難しいですね。溶ける・解ける・融けるどれを入れてもあたりです。)

大寒の水は腐らない・大寒餅を寒水に入れておけば腐らない・寒卵は栄養が多い・・・など、大寒にまつわる言い伝えは一杯あります。



「角打ち」(かくうち)という言葉をご存じでしょうか?山陰では「立ちキュー」などとも言いますが、酒屋の店先で買った酒をそのまま飲むことです。

買った原価だけですから安く気軽に飲めるというので九州の炭鉱労働者が仕事帰りに始めたことのようです。
私が広島に出たごろはまだ普通に街角でやっていましたし、先輩などもこれ専門の人がいました。店先でコップ一杯分のカネを払って注いでもらって立ったままキューと一息に飲み干すのが流儀で、入って出るまでに5分とかからないのです。
酒屋さんも、椅子や・おつまみを提供すれば飲食店として保健所の許可を取らなければいけませんでした。

しかし、そこはよくしたもので、椅子はビールの空き箱・おつまみは店においている袋入りのつまみだったら料理に入らないなど理屈をつけてやっていました。
私はしたことがありませんが最後に見たのは、退職時の徳山でした。職場の裏口にある個人商店で仕事が終わった職員が帰りがけに引っ掛けて帰る・・・・当然車通勤のものはやっていませんでしたが職場でも若手がグループで行っていました。誘われましたが当然に行きませんでした。

今日の地方紙で、広島の中心部に「角打ち専門店」が出店したという記事を見て懐かしく書きました・・・

どうでもこの店は無人店で・すべて飲み物も食べ物も自販機頼りのようです・・・





大峰山もきれいです。
コメント
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