ここのところ新聞種で「会計検査院」の名前がよく出てきますがなぜでしょう?
会計検査院は独立した行政機関で国の決算について無駄遣いを探しています。
今新聞をにぎわしているのは昨年の秋からの検査結果でニュースになっています。
検査の流れは例年9月ごろから翌年6月までの実地検査に基づいています。
だから来年の報道の種になるものは今まさに検査に着手しているものです。
出先機関は出来るだけ自分のところでぼろを出したくないのでいろいろと検査を受けない方法を考え出して抵抗します。
郵政省だった場合、郵便法は通信の秘密(憲法上保証されたものです)を武器に出せと言われる書類を「通信の秘密にかかわりますから」・・・といって提出を拒むので出先ではトラブルの一因になります。
私が担当していた時・第三種郵便について検査院が手を出そうとした場合郵政側はどこの業者を第三種郵便の差出業者と認定しているかも言わないのです。
第三種郵便は普通の郵便より安くしているために発行業者も厳しく審査対象になっているのにここのところをすり抜けた業者が郵便料金の割引を受けて。郵政省が損害を受けているのでは?というのが検査院の言い分でした。
全国的に調査拒否をしているとき私は検査官に一つのヒントを出して調査をスムースにしたことがありました。
その結果全国的に郵便料金を損を与えているとニュースになりましたが武士の情けです、「中国地方の名前が入っていませんでした」この辺りが検査の機微に触れるのでしょう。検査官も中国についてはあらかじめ情報をくれたりの人間関係を作っていたものです。