12月24日、カガリがセイラン家を離れてから3日後の早朝―――
空港には8時間のフライトを終えた特別機が着陸していた。
そして到着ゲートから、政府重鎮の一行が、一般客にはおおよそ知られていない特別通路に向かっていた。
特別通路―――つまり要人のための専用通路を通り、外に待機するリムジンに乗り込む算段となっているのが常である。
その一団を待ちかまえ、一人通路をウロウロと終始落ち着きなく歩き回っているユウナがいた。
爪を噛み、時折かぶりを振りながら、何度も腕時計を見ては「チッ!」と唇を尖らせて悪態をつく。
カガリの行方は全くつかめなかった。この3日間、必死に伝手という名の権力を笠に着て、あちこち手広く捜索していたが一向に不明のままだ。
あの男…こうなることを分かって、いくつも伏線を張っていたに違いない。
(くそっ!たかが高校生のくせに、この僕を欺こうなんて生意気なんだよっ!でも…)
―――続きはこちらから。
***
お久しぶりの更新です。先週はお休みして申し訳ございません。
今週はお陰様でつつがなく過ごしております。
解決篇その1です。
はっきり言って、公式アスランにここまでできる甲斐性があるかどうかは不明ですが、妄想なら自由にできるので、やらせてみました(笑) 嫁にもらうつもりなら、このくらいの覚悟は見せて欲しいですよ。はい。
そして最終回もつつがなくチェックしております。
『冴えない彼女の育て方♭』:人気ラノベ原作アニメ化第2期です。前回はヲタク高校生・安芸倫也が、桜舞う坂道でヒロイン・加藤恵と出会ったシチュエーションからギャルゲーを自主制作したいとおもいつく。が自分には全く絵もストーリーも音楽も何もできないにもかかわらず、幼馴染のイラストレーターや、高校生のプロ作家の先輩などを勧誘し、ようやく自サークルを立ち上げる、というところまででしたが、その続きからのスタートでした。
今期は一度は完全に仕上がったと思ったストーリーの落とし穴を発見し、再度のプロットし直しから始まって、完全に冬コミに間に合わない状況でイラストの英梨々が無理がたたってインフルエンザでダウン。プロデューサーである倫也の判断で、完成品ではなく、プレ版として冬コミに参加することに決めたが、予想に反して大反響を呼ぶ。皆満足したと思いきや、何の相談もなく勝手に決めた倫也に対し、恵が怒り出す。しかも詩羽と英梨々がプロに引き抜かれ、サークルを脱退。突然サークルのピンチに追い込まれた倫也は初心を取り戻し、もう一度恵をヒロインとして純粋にプレイしたいゲームを作ろうと『冴えない彼女の育て方』の制作を決める―――という第2期でした。
一期目は足並みそろわないメンバーをまとめるだけで四苦八苦。しかもメインヒロイン、と言いながら、その役目がさっぱりわからない恵の立場だったりしていましたが、2期目でようやくヒロインたちの個性や長短所がわかり、各々の長所を見事に引き出すことができました。でもここに来て恵が怒ったことで、一番ダメージ受けていましたね。そして再度恵を見つめなおすことで、本当に自分が目指していたギャルゲーにたどり着きそうです。最初は純粋だったはずが、いつの間にか商業戦線で争うことに満足を覚えて、純粋な気持ちが置いてきぼりにされたこと。実はそこが捨てちゃいけないものだった、と。恵が怒ったのはそこなんですよね。どうしたら売れるかは、確かにそれで食べていくプロなら必要ですが、同人サークルはそれが目的じゃない、好きな気持ちが一番なんですけれどね。
またスタートに戻ったことで、今度は更に面白いゲームが作れるのではないでしょうか。エース2人が抜けたことで、大きな損失はあるでしょうが、その分また同じ気持ちになってくれる仲間を見つける可能性が大です。
同人はそれでよし!・・・と思って、また誰も読まないSSをコソコソ書いて満足する自分を肯定してみます(笑) 「だって好きなんだモーン
」
『クロックワークプラネット』:こちらもラノベ原作のアニメ化でした。
1000年前、地球は死の星となったが、ある人物により、寿命を迎える前に全てのものが歯車によって再現・再構築されたことにより、人類は生存することができていた。しかし、歯車によって人類は生存できている一方で、破綻と延命といった犠牲を強いることが日常となり、人類は1000年もの間、何も変われずにいた。そんな惑星に暮らしている見浦ナオトの家に、ある日突然一つの箱が落下してくる。その箱に入っていたのは一体の自動人形・リューズだった。二人は政府の命で崩壊させられる歯車都市を救うべく、天才技師のマリーと相棒のヴァイネイとともに、走り出す―――というストーリーでした。
天性の才能を持つナオトと、天才的技能を持つマリーの二人に加え、Yシリーズの自動人形たちのアクションがなかなかの見ものでした。散々当たり合いながらも、何気にお互いを信頼し合っているナオトとマリーの技術と、自動人形たちのバトルアクションでしたが、最初は全くかみ合わなかったのが次第に歯車のようにきちんとかみ合っていって、最終回で見事にそれが形を成した構成は納得ものでした。ただセリフがみんな毒舌ばかりなので(アンクルちゃんは別)、真面目に聞いているとストレスたまりそうでしたが(苦笑) まぁ毒舌吐けるのは、信頼しているからこそ、なんでしょうけれど。
最終回ではすっかりチームが完成していたので、ここからまた始まるお話があったら見てみたいですね。
『カブキブ!』:こちらはキャラクター小説原案。ちなみにCLAMPさんとか、結構有名どころの漫画家さん&キャラデザさんが描いているので、それぞれのキャラの表情に味があって面白かったです。
ストーリーは河内山学院高等部に入学した、歌舞伎大好きな主人公、一年生・来栖黒悟の夢は、部活で歌舞伎を上演すること。そのためにはまず、メンバーを5人集めて同好会を作らなければならないため、友人のとんぼの他、あと3人のメンバーを探すことに。梨園の父を持つ、という噂の阿久津新。演劇部の人気スター浅葱芳、梨園の名門の孫である蛯原仁などに当たりをつけるものの、本人&周りの反対にあって、メンバー集めは難航。それでも熱心な勧誘と、歌舞伎の魅力を伝え続けたことで、次第に仲間が集まり始める。最後まで部活を否定していた蛯原も、最後は代役ながら引き受け、歌舞伎同好会は大きな形を成した―――というストーリーでした。
歌舞伎は最近リアルでも、「スーパー歌舞伎」とか現代調の物をやったり、一番初めに歌舞伎ができた頃のような、地方巡業というか、草歌舞伎というのか、庶民が凄く親しみやすく目にしやすい形で届けられたりして、古典だけでない広がりを見せていますね。でもこの歌舞伎同好会の子達はあくまで求めるものは古典。でも、それだと理解しにくい部分もあるので、そこを懸命に創意工夫しながら、今時の子にわかりやすい形でハードを駆使してお届けしているのが凄く面白かったです。多分蛯原君のお爺さん(人間国宝の方)が「おもしろい」と言ったのはそこなんでしょうね。蛯原君はひたすら古典歌舞伎をそのまま継承しようとしていたけれど、それでは面白みはない。特に若い人にはわかりにくくて受け入れられない。そこを何とか工夫している、その姿勢が蛯原君に必要なものだったんでしょうね。
最終回では見事に蛯原君も受け入れてくれましたけれど、まだ彼自身は納得していなさそう。この先のストーリーがあるなら、メインは彼の成長物語になるでしょうね。それもあったら面白いかもです。
『恋愛暴君』:ウェブコミック原作のアニメ化です。主人公の高校生・青司の下に、ある日突然「自分はキューピッドだ」と名乗るグリと出会う。その手に「書いた者同士は必ずキスをする」という「キスノート」を持っていた。しかしノートには「24時間以内にキスしないと書いた者(グリ)は死に、書かれた者(青司)も一生童貞のまま生涯を終える」という副作用もあり、グリはキスを青司にせがむがこれを拒否するものの、憧れのクラスメイト・茜への思慕を知ったグリが勝手に茜の名前を書いて、青司と茜がキスすることでグリの命はすくわれた上に、愛を知らないグリの勘違いから、青司を中心とした滅茶苦茶な赤い糸が結ばれて行ってしまうのだった―――というストーリーでした。
いわゆるハーレムアニメなんですが、一生懸命なのは茜さんだけだったためか、他の女子と勝手に結び付けられてしまった青司君が、羨ましいというよりその気苦労を強いられて涙を誘われます(ノД`)シクシク ほぼ毎回命がけの日々でしたね。でも最後はまだ愛とまではいわないものの、みんながそれぞれ本音で好きな人と一緒にいられるようになった+グリちゃんもなんとなく愛がわかって、悪魔化から元に戻って、いつもの騒がしい日常になってよかったです。
根本は全く解決されていない(苦笑)ですが、楽しい日々が戻ったことで、それはそれでよし!
『ツインエンジェル☆ブレイク』:以前包装していた『怪盗天使』の2シリーズ目です。原案はパチンコ屋さんというのが異色。
前回の主人公たちが敵につかまってしまい、彼女らを助けてもらうべく、新しい『ツインエンジェル』となっためぐるとすみれの友情&魔法バトル。最後は前作の親玉ゼルシファーも復活も見事に阻止し、平和が戻りました。
お約束の魔女っ子ものです。しかし、何故だろう・・・パチンコ屋さんが出展先だからなのか、大人時間の放送でした。
内容は全然普通に健全な魔女っ娘ものなのに。そして友情もしっかり純粋だし、プ〇キュアとかと遜色ないんですが・・・。今は録画でいくらでもお子様も見ることができると思いますが、ニーズは可愛いお嬢さん方にもあると思いますよ。この時間帯だと、「可愛いもの好きの、ヲタクのお兄さんたち」だけになってしまう(苦笑)
よい子のみんなもお友達を大切にしようぜ!☆
『ひなこのーと』:4コマ漫画原作のアニメ化です。超のつくあがり症の桜木ひな子は、これを克服するため、憧れの藤宮女子高校の演劇部に入ろうと上京する。下宿先の「ひととせ荘」についたものの、古本屋で紙を食べてしまうくいな、いつでもメイド服の真雪、高校生なのに店とアパートのオーナーである千秋といった、個性豊かな面々に迎えられる。しかし高校の演劇部はすでに廃部になったと聞かされ、落ち込むひな子。だが千秋の発案で、ひな子が座長の演劇部を作ればいい、ということになり、早速仲間たちと劇団を組むことになる―――というストーリーでした。
演劇だけに固執するわけではなく、普通の高校生ライフです。普通じゃない状況も多々ありますが^^; でも店でアルバイトをしながら、高校生もやって、劇団もやって、非常にみんな体力&バイタリティに富んでいます。ひだまり荘みたいな感じですが、ほのぼのしていていいですね。単発で見ても全くストーリー上問題はないので、ほっこりと見させていただきました。息抜き番組でしたv
空港には8時間のフライトを終えた特別機が着陸していた。
そして到着ゲートから、政府重鎮の一行が、一般客にはおおよそ知られていない特別通路に向かっていた。
特別通路―――つまり要人のための専用通路を通り、外に待機するリムジンに乗り込む算段となっているのが常である。
その一団を待ちかまえ、一人通路をウロウロと終始落ち着きなく歩き回っているユウナがいた。
爪を噛み、時折かぶりを振りながら、何度も腕時計を見ては「チッ!」と唇を尖らせて悪態をつく。
カガリの行方は全くつかめなかった。この3日間、必死に伝手という名の権力を笠に着て、あちこち手広く捜索していたが一向に不明のままだ。
あの男…こうなることを分かって、いくつも伏線を張っていたに違いない。
(くそっ!たかが高校生のくせに、この僕を欺こうなんて生意気なんだよっ!でも…)
―――続きはこちらから。
***
お久しぶりの更新です。先週はお休みして申し訳ございません。
今週はお陰様でつつがなく過ごしております。
解決篇その1です。
はっきり言って、公式アスランにここまでできる甲斐性があるかどうかは不明ですが、妄想なら自由にできるので、やらせてみました(笑) 嫁にもらうつもりなら、このくらいの覚悟は見せて欲しいですよ。はい。
そして最終回もつつがなくチェックしております。
『冴えない彼女の育て方♭』:人気ラノベ原作アニメ化第2期です。前回はヲタク高校生・安芸倫也が、桜舞う坂道でヒロイン・加藤恵と出会ったシチュエーションからギャルゲーを自主制作したいとおもいつく。が自分には全く絵もストーリーも音楽も何もできないにもかかわらず、幼馴染のイラストレーターや、高校生のプロ作家の先輩などを勧誘し、ようやく自サークルを立ち上げる、というところまででしたが、その続きからのスタートでした。
今期は一度は完全に仕上がったと思ったストーリーの落とし穴を発見し、再度のプロットし直しから始まって、完全に冬コミに間に合わない状況でイラストの英梨々が無理がたたってインフルエンザでダウン。プロデューサーである倫也の判断で、完成品ではなく、プレ版として冬コミに参加することに決めたが、予想に反して大反響を呼ぶ。皆満足したと思いきや、何の相談もなく勝手に決めた倫也に対し、恵が怒り出す。しかも詩羽と英梨々がプロに引き抜かれ、サークルを脱退。突然サークルのピンチに追い込まれた倫也は初心を取り戻し、もう一度恵をヒロインとして純粋にプレイしたいゲームを作ろうと『冴えない彼女の育て方』の制作を決める―――という第2期でした。
一期目は足並みそろわないメンバーをまとめるだけで四苦八苦。しかもメインヒロイン、と言いながら、その役目がさっぱりわからない恵の立場だったりしていましたが、2期目でようやくヒロインたちの個性や長短所がわかり、各々の長所を見事に引き出すことができました。でもここに来て恵が怒ったことで、一番ダメージ受けていましたね。そして再度恵を見つめなおすことで、本当に自分が目指していたギャルゲーにたどり着きそうです。最初は純粋だったはずが、いつの間にか商業戦線で争うことに満足を覚えて、純粋な気持ちが置いてきぼりにされたこと。実はそこが捨てちゃいけないものだった、と。恵が怒ったのはそこなんですよね。どうしたら売れるかは、確かにそれで食べていくプロなら必要ですが、同人サークルはそれが目的じゃない、好きな気持ちが一番なんですけれどね。
またスタートに戻ったことで、今度は更に面白いゲームが作れるのではないでしょうか。エース2人が抜けたことで、大きな損失はあるでしょうが、その分また同じ気持ちになってくれる仲間を見つける可能性が大です。
同人はそれでよし!・・・と思って、また誰も読まないSSをコソコソ書いて満足する自分を肯定してみます(笑) 「だって好きなんだモーン

『クロックワークプラネット』:こちらもラノベ原作のアニメ化でした。
1000年前、地球は死の星となったが、ある人物により、寿命を迎える前に全てのものが歯車によって再現・再構築されたことにより、人類は生存することができていた。しかし、歯車によって人類は生存できている一方で、破綻と延命といった犠牲を強いることが日常となり、人類は1000年もの間、何も変われずにいた。そんな惑星に暮らしている見浦ナオトの家に、ある日突然一つの箱が落下してくる。その箱に入っていたのは一体の自動人形・リューズだった。二人は政府の命で崩壊させられる歯車都市を救うべく、天才技師のマリーと相棒のヴァイネイとともに、走り出す―――というストーリーでした。
天性の才能を持つナオトと、天才的技能を持つマリーの二人に加え、Yシリーズの自動人形たちのアクションがなかなかの見ものでした。散々当たり合いながらも、何気にお互いを信頼し合っているナオトとマリーの技術と、自動人形たちのバトルアクションでしたが、最初は全くかみ合わなかったのが次第に歯車のようにきちんとかみ合っていって、最終回で見事にそれが形を成した構成は納得ものでした。ただセリフがみんな毒舌ばかりなので(アンクルちゃんは別)、真面目に聞いているとストレスたまりそうでしたが(苦笑) まぁ毒舌吐けるのは、信頼しているからこそ、なんでしょうけれど。
最終回ではすっかりチームが完成していたので、ここからまた始まるお話があったら見てみたいですね。
『カブキブ!』:こちらはキャラクター小説原案。ちなみにCLAMPさんとか、結構有名どころの漫画家さん&キャラデザさんが描いているので、それぞれのキャラの表情に味があって面白かったです。
ストーリーは河内山学院高等部に入学した、歌舞伎大好きな主人公、一年生・来栖黒悟の夢は、部活で歌舞伎を上演すること。そのためにはまず、メンバーを5人集めて同好会を作らなければならないため、友人のとんぼの他、あと3人のメンバーを探すことに。梨園の父を持つ、という噂の阿久津新。演劇部の人気スター浅葱芳、梨園の名門の孫である蛯原仁などに当たりをつけるものの、本人&周りの反対にあって、メンバー集めは難航。それでも熱心な勧誘と、歌舞伎の魅力を伝え続けたことで、次第に仲間が集まり始める。最後まで部活を否定していた蛯原も、最後は代役ながら引き受け、歌舞伎同好会は大きな形を成した―――というストーリーでした。
歌舞伎は最近リアルでも、「スーパー歌舞伎」とか現代調の物をやったり、一番初めに歌舞伎ができた頃のような、地方巡業というか、草歌舞伎というのか、庶民が凄く親しみやすく目にしやすい形で届けられたりして、古典だけでない広がりを見せていますね。でもこの歌舞伎同好会の子達はあくまで求めるものは古典。でも、それだと理解しにくい部分もあるので、そこを懸命に創意工夫しながら、今時の子にわかりやすい形でハードを駆使してお届けしているのが凄く面白かったです。多分蛯原君のお爺さん(人間国宝の方)が「おもしろい」と言ったのはそこなんでしょうね。蛯原君はひたすら古典歌舞伎をそのまま継承しようとしていたけれど、それでは面白みはない。特に若い人にはわかりにくくて受け入れられない。そこを何とか工夫している、その姿勢が蛯原君に必要なものだったんでしょうね。
最終回では見事に蛯原君も受け入れてくれましたけれど、まだ彼自身は納得していなさそう。この先のストーリーがあるなら、メインは彼の成長物語になるでしょうね。それもあったら面白いかもです。
『恋愛暴君』:ウェブコミック原作のアニメ化です。主人公の高校生・青司の下に、ある日突然「自分はキューピッドだ」と名乗るグリと出会う。その手に「書いた者同士は必ずキスをする」という「キスノート」を持っていた。しかしノートには「24時間以内にキスしないと書いた者(グリ)は死に、書かれた者(青司)も一生童貞のまま生涯を終える」という副作用もあり、グリはキスを青司にせがむがこれを拒否するものの、憧れのクラスメイト・茜への思慕を知ったグリが勝手に茜の名前を書いて、青司と茜がキスすることでグリの命はすくわれた上に、愛を知らないグリの勘違いから、青司を中心とした滅茶苦茶な赤い糸が結ばれて行ってしまうのだった―――というストーリーでした。
いわゆるハーレムアニメなんですが、一生懸命なのは茜さんだけだったためか、他の女子と勝手に結び付けられてしまった青司君が、羨ましいというよりその気苦労を強いられて涙を誘われます(ノД`)シクシク ほぼ毎回命がけの日々でしたね。でも最後はまだ愛とまではいわないものの、みんながそれぞれ本音で好きな人と一緒にいられるようになった+グリちゃんもなんとなく愛がわかって、悪魔化から元に戻って、いつもの騒がしい日常になってよかったです。
根本は全く解決されていない(苦笑)ですが、楽しい日々が戻ったことで、それはそれでよし!
『ツインエンジェル☆ブレイク』:以前包装していた『怪盗天使』の2シリーズ目です。原案はパチンコ屋さんというのが異色。
前回の主人公たちが敵につかまってしまい、彼女らを助けてもらうべく、新しい『ツインエンジェル』となっためぐるとすみれの友情&魔法バトル。最後は前作の親玉ゼルシファーも復活も見事に阻止し、平和が戻りました。
お約束の魔女っ子ものです。しかし、何故だろう・・・パチンコ屋さんが出展先だからなのか、大人時間の放送でした。
内容は全然普通に健全な魔女っ娘ものなのに。そして友情もしっかり純粋だし、プ〇キュアとかと遜色ないんですが・・・。今は録画でいくらでもお子様も見ることができると思いますが、ニーズは可愛いお嬢さん方にもあると思いますよ。この時間帯だと、「可愛いもの好きの、ヲタクのお兄さんたち」だけになってしまう(苦笑)
よい子のみんなもお友達を大切にしようぜ!☆
『ひなこのーと』:4コマ漫画原作のアニメ化です。超のつくあがり症の桜木ひな子は、これを克服するため、憧れの藤宮女子高校の演劇部に入ろうと上京する。下宿先の「ひととせ荘」についたものの、古本屋で紙を食べてしまうくいな、いつでもメイド服の真雪、高校生なのに店とアパートのオーナーである千秋といった、個性豊かな面々に迎えられる。しかし高校の演劇部はすでに廃部になったと聞かされ、落ち込むひな子。だが千秋の発案で、ひな子が座長の演劇部を作ればいい、ということになり、早速仲間たちと劇団を組むことになる―――というストーリーでした。
演劇だけに固執するわけではなく、普通の高校生ライフです。普通じゃない状況も多々ありますが^^; でも店でアルバイトをしながら、高校生もやって、劇団もやって、非常にみんな体力&バイタリティに富んでいます。ひだまり荘みたいな感じですが、ほのぼのしていていいですね。単発で見ても全くストーリー上問題はないので、ほっこりと見させていただきました。息抜き番組でしたv