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「本場ロシアの家庭料理 四季」、松島町で、ロシアご出身の店主さんが作る、ペリメニ、ピロシキ、ボルシチ、ハンバーグ他

2017-08-14 | 日本のレストラン(ロシア、スラブ料理)
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「本場ロシアの家庭料理 四季」(宮城郡松島町初原字砂押26-5)に行って来ました。
ロシア料理は、私が子どもの頃から、実家で出ることがあって馴染みがあるので、また新しくロシア料理店ができて嬉しい!
国道8号線を車で走っていたら、ロシア料理の看板を目に付いたのが7月末。まだこの時はオープンしていないようでした。
先日また通りがかったら開店祝いの花がありましたが、この日は用事があったので後日改めて行きました。



店内は新しく、4人がけテーブル席3卓、カウンター4席があり、シンプルなインテリアです。撮影許可をいただいたので安心。
ロシア出身のご夫婦で経営で(後でご出身を聞きました)、ご主人が接客で奥様が厨房担当でした。
メニューは、ハンバーグ、お肉ケーキ、ペリメニ、ボルシチ、ピロシキ、セットメニュー、ドリンクがありました。
セットメニューはメインを選択し、それにサラダとライスとボルシチが付いて1,200円です。
この日はお肉ケーキが無いとのことで、ハンバーグとペリメニのセットメニューと、ピロシキ2種類を注文しました。
また、セットメニューは薄い文字でポテトと書いてあったので聞いてみたら、じゃがいもがもっとおいしい時期になったら出すそうです。


ペリメニセット 1,200円

ペリメニ、ライス、サラダ、ボルシチのセットです。
ペリメニは、ロシアの水餃子です。皮は集めでもっちりしていて、中にはひき肉が入っていました。
こちらもソースはかけてありませんが、しっかりめの塩味がついていました。


ハンバーグセット 1,200円

ハンバーグ、ライス、サラダ、ボルシチのセットです。
ハンバーグは厚みがあって丸く、肉がみっちり詰まっていました。
ソースはかかけてありませんが、ちょうど良い塩味がついていました。


ボルシチ(各セットに共通)

ボルシチは大きめのカップにたっぷりで熱々です。
千切りキャベツ、にんじん、ピーマン、玉ねぎの他、ほぐした鶏肉入りで、ビーツは使っておらず、赤はトマトの色でした。
味は実にあっさりしていました。
「ビーツが入らないボルシチもあるんですね」と店主さんに言ったら、近くの畑でビーツを育てているところで、収穫できたら入れるとのこと。
すばらしいこだわりです。自家栽培ビーツが入ったボルシチを味わえる日が来るんですね!


サラダ(各セットに共通)

ロシアでメジャーな「オリヴィエサラダ(オリビエサラダ)」かと思われます。
じゃがいも、にんじん、きゅうり、ソーセージを小さな角切りにし、コーンと和えてマヨネーズをかけたタイプです。


ピロシキ 1個220円

ピロシキは時間がかかるそうなので最初に注文し、食べている最中にパンが焼ける良い香りが漂いました。
四季のピロシキは、油で揚げたタイプではなく、焼いたタイプです。



ピロシキは2種類で、一つはじゃがいも。もう一つはキャベツで、どちらもあっさり塩味。焼きたてで出てきたので熱々です。
日本で売っている春雨入りで油で揚げたものよりずーっとおいしいです。


お会計時、レジ近くにある、マトリョーシカのキーホルダーのかわいらしさにくぎ付けになり、1つ買いました。
身長4.5センチほどのマトリョーシカは、一つ一つ表情や柄がすこしずつ違うのが魅力です。



店主さんのあたたかな接客が良く、お料理もおいしくて充実したランチタイムを過ごすことができました。
今後はメニューを増やしていきたいそうです。
ビーツは自家栽培で収穫できたら提供する、主食としてのじゃがいもは、もっとおいしい時期になったら提供するなど、素材に対するこだわりもすばらしいです。
今回食べれなかったお肉ケーキも食べたいので、ぜひまた行きたいです。


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