観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

初めての方、歓迎 一緒に藤前干潟の野鳥をカウントしませんか?

2015-03-26 13:53:25 | お知らせ

藤前干潟

今日の満潮時間  9時14分 潮位196cm

今日の干潮時間 16時07分 潮位 58cm

  満潮時の水面はカモ類が少なくなり、カンムリカイツブリは赤い夏羽の個体が目立つようになりました。

暖かくなって、干潟の鳥達の移動が始まって干潟が閑散としてきましています。ミサゴの数も減り、藤前干潟で冬を越していたダイシャクシギも最後の1羽が先週末から見つけることが出来なくなりました。隣の県ではオオソリハシシギが観察されたようですが、伊勢湾の最も奥にある藤前干潟では観察出来ていません。

今年に限ったことでは無く、2・3月は毎年今頃は南の越冬地から飛来する度鳥よりも、冬を越した藤前干潟から北に向かう冬鳥が多いため毎日干潟が寂しくなるように感じます。

そんな藤前干潟の渡り鳥を調べる「渡り鳥調査隊」のお知らせです。

藤前干潟の鳥達の写真は近年になって一杯出回っていますが、干潟に飛来する鳥達の数を数えるカウントを行う人の数は30年前から余り変っていません。むしろ藤前干潟に飛来する鳥達の減少と同じで減少気味です。

鳥達のカウントは地味な趣味ですが、長期にわたって行うことで、多くなった鳥や著しく減った鳥を数値で知ることができたり、そのデーターは藤前干潟の保全のための重要な基礎データーに利用もされています。

カウントは一年を通して行うので、夏は暑く冬は寒い中で行われることが多いのですが、普段ブログに書かれていない鳥の種類や飛来場所等が調査する人だけが知ることができます。この機会に「渡り鳥調査隊」に参加してみませんか。初めての方も、簡単な鳥達を選んでカウントすることができます。
詳細を知りたい人や参加希望の方は野鳥観察館まで直接ご連絡ください。


 

現在、春の愛鳥週間に行う野鳥写真展の作品を募集しています。
今回のテーマは「四季の鳥たち」です。例年難解なテーマが続いていましたが、今回は皆さんが撮影した野鳥写真なら種類を問いません
日頃皆さんが撮影した鳥達を、是非みんなさんに見せてあげてください。

応募用紙は野鳥観察館の他、名古屋市野鳥観察館HPからダウンロードしてください。

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ30、カンムリカイツブリ41、カワウ881、ダイサギ4、コサギ9、アオサギ11、マガモ55、カルガモ36、コガモ182、ヒドリガモ25、オナガガモ6、ハシビロガモ27、ホシハジロ33、キンクロハジロ516、スズガモ685、ホオジロガモ2、ミサゴ2、チュウヒ1、ハヤブサ1、シロチドリ13、ユリカモメ6、セグロカモメ41、オオセグロカモエ8、カモメ85

明日の満潮時間  9時54分 潮位178cm

明日の干潮時間 17時16分 潮位 74cm

コメント
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