観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

潮はあまり良くなかったですが、多くのカモやハマシギを観察できました。

2025-01-19 23:49:10 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 9時11分 潮位218cm

今日の満潮時間15時06分 潮位 88cm

 

今日は午後の中潮で開館時間は最大満潮時間と重なっていました。

この頃はカモ達は導流堤の上で休息し、水面にはカンムリカイツブリやハジロカイツブリ、遠くにスズガモの群れが休む他はスグロカモメが群れて水面で休息しているだけでした。

15時の最大干潮時間に向かって、11時頃から導流堤上流部の干潟が干出し始めるとハマシギやダイゼンの群れが飛来してきます。

群れの中には藤前干潟で冬を越しているアオアシシギやコアオアシシギの姿も観察できます。

干潟が広がり始めてハマシギの群れが散ってきたのでカウントを始めると、直後に干潟のシギ・チドリ達は何かに怯えるように飛び去ってしまいました。最近よく飛来しているハヤブサが現れていたのでしょうか?

しばらくするとハマシギは戻って来ました。ただ飛び去る前は1,000羽近く飛来していたはうですが、ハマシギは500羽程しか戻ってきていません。

残りの500羽が再び戻ってきたのは、午後を過ぎてからでした。

年明け前に大きくカウント数を減らしていたオナガガモ(ほとんどの数のオナガガモは近隣の水の張った田んぼに移動していました)は、田んぼの水が抜かれてから再び藤前干潟に戻ってきたようで年が明けてから飛来数を戻してきました。

今日のカウントで80羽以上をカウントしたトモエガモも、日中は庄内川下流部の導流堤で休んでいます。夜間は何処かに餌を取りに行っているのか昼間は中々導流堤から離れず、観察館からでは遠くて逆光の状態では正確な数をカウントする事は難しいですが100羽程が飛来しているようです。

今日も15時過ぎにはいつもの流木の上にチュウヒの姿を見る事ができました。ここ数年藤前干潟周辺ではではチュウヒの飛来が著しく減少しています。
周辺の整理事業で田んぼも減り、芦原へ塒入りする個体も見る事は難しくなっています。

 

一昨日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ22、カワウ13、ダイサギ1、アオサギ4、マガモ46、カルガモ55、ヒドリガモ4、トモエガモ7、オナガガモ1,152、スズガモ1,094、ミサゴ4、トビ2、シロチドリ7、ダイゼン13、ハマシギ1,034、ダイシャクシギ1、ユリカモメ9、セグロカモメ10、オオセグロカモメ2、カモメ2、ズグロカモメ23

ハシボソガラス

 

昨日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ88、カワウ30、ダイサギ1、アオサギ5、マガン1、マガモ66、カルガモ6、ヒドリガモ7、トモエガモ5、オナガガモ1,210、キンクロハジロ12、スズガモ622、ホオジロガモ1、ミサゴ7、トビ1、シロチドリ3、ダイゼン10、ハマシギ895、コアオアシシギ1、ダイシャクシギ1、ユリカモメ21、セグロカモメ21、カモメ2、ズグロカモメ23

ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ24、カンムリカイツブリ112、カワウ1,417、ダイサギ18、コサギ2、アオサギ37、マガモ20、カルガモ43、コガモ31、オカヨシガモ20、ヒドリガモ213、トモエガモ87、オナガガモ2,695、ハシビロガモ1、ホシハジロ6、キンクロハジロ108、スズガモ931、ホオジロガモ2、ミサゴ14、トビ4、チュウヒ1、シロチドリ14、ダイゼン44、ケリ2、ハマシギ1,131、コアオアシシギ2、アオアシシギ4、イソシギ2、ダイシャクシギ1、ユリカモメ28、セグロカモメ13、オオセグロカモメ9、カモメ2、ウミネコ1、ズグロカモメ54

ヒヨドリ、ハシブトガラス

 

※明日(月曜日)は休館日です。

火曜日の満潮時間10時05分 潮位204cm

火曜日の干潮時間16時34分 潮位 91cm

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