名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
※お隣の稲永ビジターセンターは3月9日(水)~4月28日(木)まで臨時休館しています(※延長しました)。
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藤前干潟
今日の満潮時間 6時07分 潮位250cm
今日の干潮時間12時25分 潮位 22cm
雨が降り出しそうな曇った早朝でしたが、今日は月に1回の藤前干潟周辺鳥類調査の日なので早朝の干潟に向かいました。
今日は大潮。干潟が干出し始めるとシギの群れが干潟に集まってきます。
お腹が黒くなったハマシギが目立ち、チュウシャクシギやオオソリハシシギも確認できます。
↑写真中央部赤っぽい小さなシギが居ます。 ↓450m先なので大トリミング
遠くて分かりにくいですが、プロミナーで確認すると夏羽のコオバシギです。
春のシギ・チドリの渡りが始まったばかりで、もう少し数が揃って来る20日過ぎにならないと例年は近くで見ることが出来ません。
今日、最初に近くに飛来したのはチュウシャクシギ3羽でした。
チュウシャクシギは14日(木)に4羽飛来したばかりですが、今日の調査では39羽が確認できています。
次にやって来たのはハジロコチドリが2羽。だいぶ夏羽らしくなってきました。
しばらくすると、ハマシギやダイゼンの群れも飛来しました。夏羽に換羽した個体が増えてきました。
その後、先ほど導流堤の干潟で確認したオバシギの群れ。
そして赤く換羽したオスのオオソリハシシギ。
こちらはメスのオオソリハシシギ。
その隣は、450m先に居た、赤い夏羽のコオバシギです!春の藤前干潟では久しぶりです。
左からハマシギ・コオバシギ・ハマシギ・オバシギ。
みんな綺麗な綺麗な夏羽です。
久しぶりに近くで赤いコオバシギを観察できて嬉しかったです。
今日の調査では今季新たにコオバシギ、ダイシャクシギを確認し、数は少ないものの18種類のシギ・チドリを確認できました。
名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会藤前干潟周辺鳥類調査でカウントできた主な野鳥
カンムリカイツブリ60、カワウ837、ダイサギ46、コサギ55、アオサギ25、マゴモ30、カルガモ160、コガモ164、オカヨシガモ17、ヒドリガモ122、オナガガモ10、シマアジ7、ホシハジロ3、キンクロハジロ120、スズガモ294、コスズガモ1、キンクロ×スズ?1、ミサゴ2、ハヤブサ1、クイナ1、オオバン2、ハジロコチドリ2、コチドリ2、ダイゼン46、キョウジョシギ3、トウネン1、ハマシギ1412、コオバシギ2、オバシギ8、コアオアシシギ2、アオアシシギ5、キアシシギ1,イソシギ7、オオソリハシシギ15、ダイシャクシギ1、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ39、オオハシシギ2、タシギ2、ユリカモメ6、セグロカモメ12、カモメ1、コアジサシ1 他 総計59種 3、643羽
明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。
月曜日の干潮時間 6時35分 潮位251cm
月曜日の満潮時間12時59分 潮位 13cm
火曜日の干潮時間 7時03分 潮位247cm
火曜日の満潮時間13時34分 潮位 13cm