名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間 5時20分 潮位235cm
今日の干潮時間12時03分 潮位 35cm
暑いのが苦手で、連日明け方からの探鳥と日中の野外活動で熱中症になりそうだったのと、今日の最高気温は39度が予想されていたので、今日は空調の効いた館内から過ごさせてもらいました。
言い訳として今日また写真をこのブログに貼って、それを見たバードウォッチャーやカメラマンが、39度の藤前干潟に出かけて倒れられても困るので、今日は野鳥の写真撮影は無しです。
代わりに、Unknown (applekokekouko)さまからのコメントへのお返事をこの場所でさせていただきます。
(読み飛ばしたい方は、一番下の今日観察できた主な野鳥までスクロール。)
Unknown (applekokekouko)さまより
スマスコデビュー 2021-06-25 21:38:08
コメント失礼させて頂きます。
本日、こちらのブログで拝見させて頂きました、CELESTRONのユニバーサルスマホアダプターを購入させて頂きました。
ノスリやミサゴをフィールドスコープと組み合わせてデジスコ撮影が楽しめれる事を楽しみに思っています。
この度は、良い機材をご紹介頂きましてありがとうございます。
野鳥観察館からの回答
Unknown (applekokekouko)さま 過疎ブログにコメントありがとうございます。
普段、藤前干潟で野鳥観察をするときはフィールドスコープで観察館内から野鳥を探しますし、館外に出るときも必ずフィールドスコープを使用しています。
遠くの鳥を探すのでスコープがメインで、双眼鏡の使用頻度はかなり低いです。
その際、特にシギ・チドリが繁殖地に飛び去った後の6月から7月はカメラを持って出ても空振りになることが多く、軽微な装備で済ませたくなります。
また、私たちが使用している撮影機材は望遠ばかりで(それぞれの私物です)、標準・広角は持ってないので、景色などの普段の記録にはスマートフォンの使用が当たり前になってきます。
観察館に来館する若い人たちは、スマートフォンをスコープに押し付け上手に撮影していきます。
私たちも何度も同じようにスマートフォンでスマスコ撮影をやってみますが、若い人のように上手に撮影できないので、アダプターを購入しました。
それぞれのメーカーの専用アダプターを利用すれば良いのですが、私たちが使用しているスコープのメーカーやスマホの機種がバラバラなので汎用アダプターを探し無駄遣いを繰り返しました。
今回のCELESTRONのユニバーサルスマホアダプタは、他のアダプターに比べ巨大ですが、X・Y軸(左右・上下)をそれぞれのネジで微調整できるのでスコープのアイピースの光軸へ導入が早いです。さらに、最大の特徴はZ軸(前後)のフランジバック調整も出来ることで、Z軸が調整できるアダプターは中々ありません。
スコープメーカー純正のスマートフォンアダプターを使用しても、必ず起こる丸く黒いケラレも、最近のスマートフォンのレンズが広角・標準・望遠と分かれている機種の望遠側を使用してZ軸を調整すればほぼケラレ無しで使うことが出来ます。
↑ノートリミング・未編集のスマスコ撮影画像(少し接眼ズームで望遠側に引っ張ったので隅にケラレが出てます。)
↑ノートリミング・未編集のスマスコ撮影画像(少し接眼ズーム広角側30倍で使用すれば、ほぼケラレが出ません。)
自分の場合、スマホ側70mm 30-70倍ズームアイピースで70mm×30倍=2100mmから70mm×70倍=4900mmになりますが、30-40倍程度の低倍率で使っています。
ただ、ブレやすいので直接スマホをタップして写さず、100円程度で買えるブルートゥースを利用したレリーズを使用した方が良いようです。
Unknown (applekokekouko)さまより
今日もスマスコ 2021-06-26 15:50:34
躍動感のあるシギの羽ばたく姿が綺麗に、しかも動く野鳥の姿をブレなく視野にフォーカスされているアップ写真が凄く羨ましい限りです。
この撮影はデジスコで撮影されたのでしょうか?
または一眼撮影写真を拡大編集されておられるのでしょうか?
私もこの様な躍動感ある写真を撮影したいです。
すみません。
スマスコなので、フィールドスコープと何かの機材ですよね。
あまりに綺麗だったので、一眼撮影写真かと思い込んでしまいました。
どの様な機材をお使いなのかご教授頂けますと幸いです。
野鳥観察館からの回答
Unknown (applekokekouko)さま 過疎ブログにコメントありがとうございます。
ここ最近はブログの写真にスマスコと書いてなくてもスマスコの利用が多くなってます。
ただ明け方の暗い時間・歩き回る鳥・飛び物を撮影する予定のときなどはデジタル一眼レフを使用しています。
今週の木・金・土は明け方からの撮影で薄暗かったため、デジタル一眼レフです。
土曜日の記事は、飛びもの(野鳥の飛翔風景)を撮らないと、木・金と同じ記事になりそうだったので、最初から飛びもの狙いです。
昨日(8月7日)のブログ記事の11枚12枚目の導流堤に集まってきた鳥の写真、はAPS-Cに800mmを付けて1200mm換算でさらにトリミングしてます。
↓コレ
(藤前干潟は、鳥が遠いことで有名です。)
上の写真は、同時間にスマスコで適当に撮った写真です。四隅がケラレていて、薄暗い時間なのにレリーズを使っていないのでブレてますが。
↑こちらはケラレをトリミングして、ちょっとだけ編集しました。
証拠用に使う分には十分ではないでしょうか?
正直言って、撮影のために特化したデジタル一眼レフには、鳥が大きいという状況(鳥との距離が近いという状況)には何をしても敵いません。スマスコで綺麗な撮影は難しいかも知れませんが、カメラはいつも持っているとは限りませんが、スマートフォンなら何時もポケットに入っています(私たちはスコープを持っていることは前提です。)。グーグルレンズなどを使えば同定も簡単です(結構間違いを教えてくれる事もあり、信用はできませんが)。
あんまり撮影に特化したスマスコをやりだすと、一時流行ったデジスコのように○○専用アダプター何万円とか、専用レリーズ、ダットサイトとかのように、どんどん大掛かりになってしまいます。(あのデジスコブームのあの数年ほどケーブルレリーズが世の中で売れた事は無いでしょうね。)
観察館には今も有りますが・・・・
黄色いケーブルレリーズをぶら下げて歩くよりは、スマスコはかさばりません。
偶然、コアジサシのコロニーを探しているときに見つけ、メモ代わりに上の写真を撮影した時のように、気軽に使える機材を必ず持ってる事が大事だと思います。
↑本邦初公開、名古屋市内初?(藤前干潟ではありません。)セイタカシギ繁殖 ノートリ・無編集
今季は2ペア、2+4=6羽のセイタカシギの雛が巣立ちました。ノートリ・無編集
私たちの使用機材は、フィールドスコープ kowaプロミナー TSN604、TSN4Nとkowaさんからお借りしているTSN664・TSN774・TSN884と、nikonのED72とツァイス65とスワロ65・95と色々バラバラで、定点調査・移動が多い時などで機材を使い分けています。
話がちょっと逸れますが、kowaさんから新しく出た99mmを使ってみたいです。特に一緒に発売されたTE-80XW40× EXTREME WIDE 40倍のワイドアイピースが使ってみたいです。
またスワロの115mmの対物レンズ欲しいです。(個人的願望ですみません。)
歩き回る時は、60mm台口径のスコープが有利ですが、500m~1000m以上離れた鳥を観察する時は大口径のレンズが有利になります。
藤前干潟は他の探鳥地に比べ圧倒的に鳥が遠いので、撮影に用いているレンズは、出来るだけ焦点距離の長い200-500f5.6と800mmf5.6とkowaさんからお借りしているkowa500mmf5.6FLがほとんどで、時々来館者の方から提供いただく写真は150-600とか400mmf5.6が多いです。
時々は鬼のようなトリミングもするのですが、テレコンを入れるとトリミングした時の解像度やフォーカーススピードも落ちるので使用していません。
鳥が遠いのでスマスコやデジスコが有利ですが、遠くなると陽炎が目立ちモニターやファインダー越しにも陽炎が目立ます。
観察館のブログ的には、きれいな写真は求めていません。同定できればOK。
鳥が遠い為、どうしても焦点距離は足りません。
負け惜しみ的に言えば、近くの鳥を撮影すると隣の鳥にはピントが合わなくて比較に使いにくいですが、遠くの鳥をトリミングすれば隣の鳥もピントが合っていて説明しやすい写真になります。
写真を多く貼るのは観察館日記を書く文章能力が無い為です。
Unknown (applekokekouko)さま、だいぶ脱線しましたがコメントへのお返事は以上になります。
これからも「観察館日記」をよろしくお願いします。
※上記は写真を撮りたいための、スコープからではなくカメラから入った方にはお勧めしません。だって面倒くさいし、カメラの方が楽だから。
ただすでにスコープを持っている方やスコープを使った観察を始めたい方には是非スマスコを勧めします。
8月中旬ごろに、某国から個人輸入したCELESTRONのユニバーサルスマホアダプターが数点届きます。
もちろん並行輸入などで、正規品ではありませんがご希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。価格はここでは書けませんが、正規品の半分ぐらいでお分けできると思います。
今日観察できた主な野鳥 カワウ683、ササゴイ1、ダイサギ10、コサギ2、アオサギ17、マガモ5、カルガモ147、オナガガモ1、ミサゴ3、ダイゼン14、オバシギ2、アオアシシギ8、キアシシギ2、ソリハシシギ1、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ25、ウミネコ267、コアジサシ1
注)観察館内からのカウントの為、ここ数日よりも少ない数になっていますが、実際は昨日と同数の野鳥がいるものと考えます。
今日も異常潮位で、干潮時に予定潮位まで潮が引かず干潟の干出は中潮程度でした。
2週間後には、もっとシギ・チドリの数が増えて涼しく見やすい時間に干潮時間を迎えるので、暑い日には無理をせず、熱中症対策をしっかりしてお出かけください。
明日の満潮時間 5時58分 潮位243cm
明日の干潮時間12時40分 潮位 29cm
私 ちょい古いと言いますか、うとくて(よく見ていなくて『読めていなくて』)すみません。
年代的でしょうか、デジスコ世代又は時代世代でして、(お恥ずかしい限りで恐縮です。😱)この機材は スマスコですよね。
そうです。ボキャブラリーについていけていませんでした。😱
でも、お陰様で結構私なりに楽しまさせて頂いております。♪
こちらの名古屋野鳥観察館様には、kait optics viatoや、Viking optics等 私にとって凄く楽しいアイテムのご紹介を頂いておりまして、凄く楽しい機材ライフ日々を満喫させて頂いている限りです。
これからも興味のある鷹🦅や、むずかしいですか、フクロウ🦉などの猛禽類をわたしの餌に拝見させて頂きたいと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。😊
野鳥観察館の物欲系担当者です。
観察館日記は記事にも書きましたが、文章能力が無いのを写真でごまかしてるだけで、撮影は苦手です。特に撮影しようとじっと待ってる事が特に苦手です。
どちらかと言うと、スコープで覗くか数を数えている方が好きで、フィールドスコープで使うためのリュックとか、スマスコのアダプターなどのアクセサリーを探してくるのが好きです。
新しく興和から発表されたスポッティングスコープと一緒に発売される接眼アイピースTE-80XW ( 40× EXTREME WIDE )が視野も広く使いやすそうで、是非とも使ってみたいです。
まぁ自分は88mmはおろか77mmも持っていませんが・・・・
最近自分と言い訳として、カメラのレンズよりスコープに投資した方が、効果が分かると言っています。
またUnknown様に気に入られるような物を探してきます。
神戸在住のつじと申します。
いつもは、スコープ(コーワTSN884)と、双眼鏡、コンデジで、野鳥観察をしているのですが、私もスマスコデビューをしてみたいと思い、調べているうちに、このサイトに出会いました。
私のスマホは、アイフォンではないので、CELESTRONのユニバーサルスマホアダプターがいいのではないかと思っています。
スマスコはもちろん、デジスコも経験がないのですが、スコープに簡単に取り付けられるのでしょうか?
その場ですぐに、つけたりはずしたりできるのでしょうか?
教えていただければうれしいです。
ちなみに、8月中旬からずいぶん日が経ってしまいましたので、もう残ってはいないですよね。
コメントありがとうございます。
セレストロンのスマートフォンアダプターですが、接眼レンズゴム見口の外径25mm~60mmまでのサイズであれば装着が可能です。
その為、つじ様がご使用になっていkowaTSN884でご利用が出来ます。
スマートフォンの機種は観察館でお客様の色々なメーカーを装着していますので、ほぼ対応できると思います。
アダプターを接眼レンズに装着する場合はクランプを締めこむ事で固定でき、外すことも簡単です。
一度、接眼レンズにアダプターを装着し後軸を合わせた後なら、アダプターからスマートフォンを外して、アダプターを装着したまま観察も可能です。
ただし、横撮りする場合はツイストアプゴム見口の場合はスマートフォンの重みで回ってしまうため、ゴム見口を一番奥(一番右側)に回して右側にアダプター装着することが必要です。
このアダプターの利点は、一度後軸を調整した後でスマートフォンを外しても光軸のズレが少ない事で、ズレた場合でも簡単に調整が出来る事です。(ご自分のスマートフォンしか使わない場合はXY軸をネジで固定する事も出来ます。)
だだし、弱点はZ軸(前後)が調整できる事により他のアダプターより大きくかさばる事です。
セレストロンのアダプターの在庫ですが、身内に無理やり買わせたので、現在2点のみ在庫がありますが、数日以内に5点ほど届く予定です。
たぶん欲しがる人もあまり居無いので在庫は無くならないと思います。
つじ様の神戸からだとだいぶ距離がありますが、名古屋に来ることがあれば、ぜひ名古屋市野鳥観察館でお試しください。
お待ちしております。
ていねいに教えてくださり、感激しています。
神戸の近くの干潟というと、甲子園浜がありますが、今年は工事中で、あまりシギチを見る機会がありませんでした。(工事中でなくても、機会は少ないのですが…)
せっかくですから、シーズンの内に行ってみたいと思います。
10月の初め頃を予定していますが、お天気や潮の具合をみて、日が決まりましたら、お電話させていただきます。
楽しみができました!
甲子園浜へは大阪南港へ出かけた際にお邪魔したことが有ります。干潟が少ない関西方面では貴重な干潟ですね。
藤前干潟は10月上旬ですと、秋のシギ・チドリの渡り終盤ですが、例年まだ一通りのシギ・チドリの観察ができると思います。
干潮時間をご確認の上お出かけください。
お待ちしております。
展望台で初めて出会った方のスマホで「撮影されますか?」 本当 突然の対応にも容易にかつ、お互い楽し時間を過ごせて頂いているところであります。
名古屋野鳥観察館さまには、スコープリュックやこの度のスマスコアダプターなど、観察や撮影に関しまして、繰り返しにはなりますが、容易により身近に かつ早く楽に 結果的に「難しかった事がより早く楽に」出来る様になりました。
本当にありがとうございます。
こらからもよろしくお願い致します。
観察館でも、来館されたお客様のスマホを簡単に装着して楽しんで貰っています。
色んな汎用スマートフォンアダプターを買って使ってみましたが、使いにくいので事務所の片隅に追いやられていました。
セレストロンのアダプターを使い始めると光軸の調整も簡単でとても重宝しています。
他の汎用アダプターに比べると、大きくて金額の張る製品ですが、使っていただくと良さに分かっていただけると思います。
またUnknownさまに気に入っていただける製品を探してみます。