観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

花の季節

2021-04-02 23:43:33 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 8時22分 潮位226cm

今日の干潮時間15時01分 潮位 30cm

 

今日もこの時期にしてはとても暖かな日でした。

稲永公園のソメイヨシノは満開を過ぎて散り始めていますが、まだまだきれいです。

また、いつのまにやら稲永公園は草が伸び緑色に。

そして、タンポポやカラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)などの花々があちこちに咲いています

 

さらに、稲永公園の松林も花の季節を迎えています。

マツは裸子植物で、花びらやがくのある花はありませんが、雌花と雄花がそれぞれ出てきています。

先端に出てきているのが今年受粉する雌花、その基部には雄花があります。また、昨年受粉した松ぼっくり(雌花)がその下にあります。松ぼっくりの種子ができるのは受粉から1年半ほどもかかるそうです。

こちらの枝には雄花がいっぱい。

黄色い花粉がいっぱい詰まっているようでパンパンに見えました。試しに枝を揺らしてみると、黄色の花粉が舞いました。

マツの花粉の飛散時期に入ったようです。

そして、さらには、野鳥観察館のプランターにマツの芽が出ているのを発見(種を蒔いたわけではないので、プランターに上から落ちてきた種が発芽したようです)。受粉して、種子ができて、そしてその種子が発芽して・・・、とマツの命のつながりに触れた一日になりました。

 

今日は最後に「SDGsフィールド」を紹介します。

「なごや環境大学」実行委員会SDGs未来創造クラブでは、SDGsフィールド事業というものを行っているそうで、先日、名古屋市野鳥観察館はSDGsフィールドに認定され、SDGsを紹介したパネルを展示することになりました。

来館された際にはこのパネルをぜひご覧ください。

また、SDGsフィールドを紹介している「なごやSDGs街」というウェブサイトでは、SDGsについて学んだり、ポイントを集めたりすることもできるそうです。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ18、カワウ171、ダイサギ9、コサギ46、アオサギ6、マガモ5、カルガモ27、コガモ6、ヒドリガモ11、ホシハジロ4、キンクロハジロ22、スズガモ389、ミサゴ3、トビ1、ダイゼン17、ハマシギ1,188、オオソリハシシギ3、ホウロクシギ1、ユリカモメ193、セグロカモメ19、カモメ18、ズグロカモメ3

 

明日の満潮時間 8時51分 潮位210cm

明日の干潮時間15時50分 潮位 48cm


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