観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ホウロクシギ飛来と今後のイベント案内

2021-04-01 20:45:37 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時54分 潮位239cm

今日の干潮時間14時21分 潮位 18cm

 

今日もとても暖かな穏やかな日でした。

春休みということもあって、今週に入ってからは親子連れの来館者も増えています。

お昼過ぎにはとても広い干潟が干出し、野鳥観察館のすぐ前も干潟になりました。

午前中、干潟を見ると昨日までいたダイシャクシギとは少し色合いの違う大型のシギが歩いています・・・。

ホウロクシギでした。オオソリハシシギに続いて、今季初めての確認です。

冬は少なかったスズガモですが、渡りの前に集まってきているのか、最近は少し増えて、今日は700羽ほどをカウントしました。

ただ、スズガモの飛来数は近年、減少傾向です。

このブログにも度々書いているようにシギ・チドリの飛来数が減っていることも気になるのですが、実はカモの仲間も飛来数を減らしている種が多く、心配しています。

 

さて、今日から新年度が始まりましたね。

今年度も新型コロナウイルス感染症に留意しながらになりますが、藤前干潟では様々なイベント等が開催される予定です。

野鳥観察館も5月には愛鳥週間週間イベントを開催予定です。

新年度のイベントを以下にご案内します。

特に4月、5月は干潟が大きく広がる時期で、多くの渡り鳥も訪れます。

ぜひ春の藤前干潟にお越しください。

(※どのイベントも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況、天候の状況によっては中止することがあります。)

 

【名古屋市野鳥観察館のイベント】

★「愛鳥週間イベント2021」チラシ(PDF)はこちらからご覧ください。

5月8日(土)・9日(日)に今年の愛鳥週間イベントを開催予定です。

4月下旬から5月上旬の藤前干潟には、干潟を代表する鳥であるシギ・チドリが渡ってきます。夏羽の美しいシギ・チドリを見られるのは1年でこの時期だけです。

 

★藤前干潟の渡り鳥調査隊(2021年度)→チラシ(PDF)はこちらからご覧ください。

今年度も毎月1回、渡り鳥調査隊を実施します。

藤前干潟の野鳥の観察だけでなく、簡単な調査にチャレンジするイベントです。初心者も大歓迎です。

 

この他、名古屋市野鳥観察館では、「夏休みイベント」、「秋の野鳥イベント2021(9月18(土)~20日(月・祝)予定)」を行うのに加えて、「藤前干潟ふれあい事業」の実施協力も行う予定です。

これらにつきましては詳細が決まり次第、ご案内します。

 

【藤前干潟生きものまつり(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)】

4月29日(木・祝)に環境省藤前活動センターにて、藤前干潟生きものまつりが行われる予定です。→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会のHP)

干潟の生きもの観察会や、藤前干潟に関係する団体の出展等が企画されています。

名古屋市野鳥観察館も出展予定です。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ62、カワウ98、ダイサギ14、コサギ25、アオサギ5、マガモ4、カルガモ12、コガモ13、ヒドリガモ10、キンクロハジロ62、スズガモ704、ミサゴ3、ダイゼン36、ハマシギ1,223、イソシギ1、ホウロクシギ1、ユリカモメ306(内、頭が黒色43)、セグロカモメ24、ウミネコ1、カモメ18、ズグロカモメ3

 

明日の満潮時間 8時22分 潮位226cm

明日の干潮時間15時01分 潮位 30cm


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