観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ズグロカモメの飛ぶのどかな干潟

2020-03-07 19:52:04 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から3月16日(月)まで臨時休館します。

臨時休館の期間は状況により変更することがあります。

ご理解いただきますようお願いいたします。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時44分 潮位 98cm
 
今日の満潮時間16時19分 潮位203cm

※3月16日まで臨時休館中です。

 

今日は一昨日、昨日とは一転、風がほとんどなく、青空の広がる暖かでのどかな日でした。

土曜日ということもあって、バードウォッチャーや散歩をされている方、小さなお子さん連れの家族を稲永公園内ではたくさん見ました。

 

公園の日当たりの良い斜面では、ツクシがポツポツと生えているのをみつけました。

今年の啓蟄は一昨日の3月5日だったそうですが、一昨日は嵐のような風が吹き非常に寒かったので、今日が啓蟄を実感できる日だったと思います。

潮が満ち始めていたお昼過ぎ、干潟を見に行くと、ユリカモメがたくさん。

干潟の縁で羽繕いをしているものもいれば、浅瀬で餌を探しているユリカモメもいました。

また、干潟の上ではズグロカモメが飛んでいました。

ユリカモメはほとんどがまだ白色の頭か、うっすら黒色の部分があるだけなのですが、ズグロカモメはもうすでに頭がほぼ真っ黒の個体がちらほら見られます。

こちらはまだ頭が白色のズグロカモメ↓。若い個体です。

こちらはほぼ頭が真っ黒の個体↓。

飛びながら餌を探しているズグロカモメもいましたが、干潟を歩きながら餌を探しているズグロカモメもいました↓。この後、ゴカイのようなものを引っ張り出して食べていました。

今日はズグロカモメは35羽をカウントできましたが、もう少しすると渡り始めて、数が減ってくると思います。

オオジュリンの群れもヨシ原で確認できました。ヨシ原の中から、ヨシの茎をめくる音があちこちから響いていました。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ14、カンムリカイツブリ605、カワウ2,170、ダイサギ1、コサギ17、アオサギ24、マガモ34、カルガモ6、コガモ45、オカヨシガモ2、ヒドリガモ26、オナガガモ8、キンクロハジロ8、スズガモ570、ホオジロガモ1、ミサゴ20、シロチドリ28、メダイチドリ1、ダイゼン17、ハマシギ584、ユリカモメ145、セグロカモメ25、オオセグロカモメ8、カモメ70、ウミネコ3、ズグロカモメ35

メジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハクセキレイ、オオジュリン、スズメ、キジバト、ツグミ、シロハラ

 


明日の干潮時間11時24分 潮位 77cm
 
明日の満潮時間17時08分 潮位224cm


9日(月)の干潮時間12時02分 潮位 58cm
 
9日(月)の満潮時間17時53分 潮位240cm


10日(火)の干潮時間12時40分 潮位 41cm
 
10日(火)の満潮時間18時38分 潮位249cm


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