観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

強風の藤前干潟

2022-09-19 15:00:00 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 6時19分 潮位109cm
       20時41分 潮位176cm

今日の満潮時間14時43分 潮位189cm

13時36分 、名古屋市内に暴風警報が発令されたため、臨時閉館いたしました。

台風14号が九州に上陸し、徐々に東海地方に近づいています。

南陽処分場の工事で稼働していた煙突に届く高さのクレーンも、くの字に折りたたまれて台風に備えています。

早朝、最大干潮時間の藤前干潟では大部分のシギ・チドリは導流堤先端の干潟に集まっていました。

左岸の干潟には鳥たちの姿は少なめで、サギの仲間は葦原の陰で風を避けています。

強風と時折の強い雨という天候なので、他の野鳥観察者やカメラマンの姿もありません。

左岸の干潟に飛来してたシギは、オオソリハシシギが1羽と、アオアシシギ、コアオアシシギ、アカアシシギのみでした。

シギ類は少なめでしたが、コガモの群れが再び戻ってきて、群れの中にシマアジの姿も確認できました(コガモの群れの中に最低3羽は確認できます)。

シマアジの特徴である眉斑がはっきりした雄の個体は分かりやすいですが、雌の幼羽のシマアジはコガモと結構間違います。

見れば見るほどみんなシマアジに見えてくるし、コガモにも見えてきてイライラします。

やっとシマアジを見分けられるようになったと思っても、1年後の今頃には、識別ポイントをきれいさっぱり忘れています。

やっぱりシマアジは春に観るのが正解です。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,480、ダイサギ24、アオサギ14、マガモ40、カルガモ306、コガモ44、オナガガモ35、シマアジ6、ミサゴ2、ダイゼン16、トウネン50、ハマシギ254、コオバシギ1、オバシギ2、アカカシシギ2、コアオアシシギ4、アオアシシギ56、イソシギ2、ソリハシシギ36、オグロシギ2、オオソリハシシギ6、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ2、ウミネコ164、オオセグロカモメ1

*今日は最大干潮時間に干潟があまり干出しなかったため、正確なカウントができていません。

 

風や雨が強くなってきて台風がますます近づいているのを感じます。

みなさま、くれぐれもお気をつけください。

 

9月23日(金・祝)~25日(日)は、「秋の野鳥イベント2022」を開催します。

チラシ等には本日(9月19日(が申込締切と記載していますが、9月24日(土)の野鳥観察会と野鳥のおはなしは、まだ参加者募集中です。

ご参加をお待ちしています。

★9月23日(金・祝)~25日(日)秋の野鳥イベント2022@名古屋市野鳥観察館

※9月20日(火)・21日(水)は振り替え休館日および第三水曜日のため休館します。

22日(木)の干潮時間 9時58分 潮位 78cm 
22日(木)の満潮時間16時45分 潮位230cm

23日(金)の干潮時間10時37分 潮位 66cm
23日(金)の満潮時間17時09分 潮位242cm

24日(土)の干潮時間11時12分 潮位 56cm
24日(土)の満潮時間17時34分 潮位251cm

25日(日)の干潮時間11時44分 潮位 51cm
25日(日)の満潮時間17時58分 潮位258cm


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