観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

冬の到来

2022-12-01 18:47:28 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間12時44分 潮位201cm

今日の干潮時間19時05分 潮位121cm

 

昨日までは暖かく感じましたが、今日は北西の風が冷たく寒い日となりました。

今日から12月ですが、冬がついにやってきたようです。

 

野鳥観察館の上空では、強風に流されたと思われるミサゴやトビが飛んでいるのをよくみかけました。

北西の風に向かって飛んでいたミサゴ↓。

 

これから伊吹おろしと呼ばれる冬の冷たい季節風が吹く季節となると思われますが、

伊吹おろしが強く吹く日はミサゴが流されてくるのでミサゴを近くで観察できる可能性の高い日でもあります。

 

また、波立つ庄内川ではオカヨシガモの群れを観察できました。

オカヨシガモのオスの繁殖羽は灰色で比較的地味な色合いですが、次列風切羽が白色でこの部分がとても目立ちます(この次列風切部分はマガモやカルガモなどでは翼鏡と呼ばれ、光沢のある色をしている羽の部分です)。

今日は野鳥観察館から100羽を超えるオカヨシガモをカウントしています。

藤前干潟に飛来する他のカモは減少傾向にあると言われていますが、オカヨシガモは増加傾向にあります。

一体なぜなのか、オカヨシガモを見ては不思議に思っています。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ83、カワウ4,832、ダイサギ3、コサギ21、アオサギ17、マガモ45、カルガモ1、オカヨシガモ113、ヒドリガモ5、オナガガモ170、ホシハジロ4、キンクロハジロ3、スズガモ752、ミサゴ16、トビ4、オオタカ1(ad)、アオアシシギ2、ユリカモメ7、セグロカモメ25、オオセグロカモメ1、カモメ3、ウミネコ18、ズグロカモメ19

ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ

 

明日の干潮時間 6時57分 潮位 87cm

明日の満潮時間13時49分 潮位204cm


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