観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

アオアシシギ、ダイゼンを近くで観察できました。

2019-08-09 22:16:05 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 6時43分 潮位 96cm

今日の満潮時間13時34分 潮位189cm

 

昨日から暦の上では秋になりましたが、今日の干潟は急に秋の渡りで飛来したシギ・チドリで賑やかになったように思います。

護岸近くの干潟で群れを観察できたアオアシシギ↓。

干潟の水際を歩きながら、ゴカイなどを食べていました。

キアシシギ(↓の右)も観察できました。 

ダイゼンも↓。この個体はすでに夏羽から冬羽への換羽が進んでいるようです。

そして、ソリハシシギも護岸沿いで餌を探していました。

最大干潮時間を過ぎ、再び潮が満ちてきて干潟が小さくなると・・・、

今日は導流堤前の干潟からダイゼンとオオソリハシシギの群れが飛来してきました。

ダイゼンは、今日は19羽をカウントしました。数を増やしてきています。

 

その他、干潟で観察できた野鳥を紹介。

潮が満ちてくると、カルガモとマガモが護岸沿いで羽繕いをしていました。

普段、横顔を見ていることが多いのであまり認識していませんでしたが、カルガモを正面からよくよく見ると、くちばしの先端の黄色の部分が案外広い面積でとても目立つんだな、と気づきました。

カルガモの英名はSpot-billed duck(billはくちばしの意味)。

英名が、この黄色の部分のあるくちばしを表しているのも納得できたような気がします。

カルガモとマガモが休む中を歩いていたのはコサギ。

カルガモはくちばしの先が黄色ですが、コサギは目先と足指が黄色です。こちらのコサギの足指は、泥で汚れておらずきれいな黄色がはっきり見えました。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ452、カラシラサギ1、ダイサギ50、コサギ28、アオサギ34、マガモ19、カルガモ159、スズガモ4、ミサゴ9、ダイゼン19、ケリ8、キアシシギ6、アオアシシギ19、イソシギ1、ソリハシシギ16、オオソリハシシギ2、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ5、ウミネコ187 

 

明日の干潮時間 8時07分 潮位 89cm

明日の満潮時間15時15分 潮位199cm


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