観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

春の気配を感じながら

2021-02-05 23:59:06 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間10時56分 潮位194cm

今日の干潮時間18時02分 潮位 67cm

 

今日は時折冷たい風が吹きましたが、晴れて、穏やかな日でした。

干潟がまだほとんど出ていないお昼過ぎ、永徳スリップにはオナガガモなどが集まって休んでいました。

近くにはキンクロハジロなどの姿も。

餌を食べているオナガガモもいました。

さらに、すでに夏羽が生えてきているカンムリカイツブリも発見。カンムリカイツブリは連日2,000羽を超えています。この他、冠羽が伸びかかったコサギも近くに観察できました。

 

今日は、穏やかで静かな時間帯が多かったので、小鳥たちの声や気配もたくさん感じることができました。

野鳥観察館前の水たまりにやってきたヤマガラ。

1番奥の個体がしきりに鳴いていました。

コゲラが木をつつく音も響いていました。辺りにはメジロ、シジュウカラも見られました。

こちらは野鳥観察館の入り口前のマツの木にいたヒヨドリ↓。ピラカンサを見張っており、ツグミやシロハラが来ると、追い払っていました。

 

さらに、夕方の風景を紹介します。今日は夕日の落ちる時間に干潟が広く出ており、その周辺には多くのカモの姿が見られました。

永徳スリップ(戦跡)も夕日に照らされていました。

陽が落ちた後のトリトン(名港西大橋)と干潟↓。水面にはカモがたくさん浮いていますが、これは直前にハヤブサが上空を舞い、干潟の縁にいたオナガガモなどが一斉に水面に飛んだためです。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ2,182、カワウ224、ダイサギ2、コサギ20、アオサギ17、マガモ28、カルガモ61、コガモ7、オカヨシガモ2、ヒドリガモ6、オナガガモ539、ホシハジロ10、キンクロハジロ128、スズガモ175、ホオジロガモ1、ミサゴ7、ハヤブサ1、シロチドリ15、ダイゼン7、ハマシギ173、アオアシシギ1、コアオアシシギ2、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ122、セグロカモメ8、オオセグロカモメ2、カモメ10、ズグロカモメ12

ツグミ、モズ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、シロハラ、メジロ、ヒヨドリ、キジバト、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、ジョウビタキ

他 タヌキ2

 

明日の干潮時間 6時03分 潮位120cm

明日の満潮時間11時53分 潮位184cm


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