藤前干潟
今日の満潮時間10時23分 潮位212cm
今日の干潮時間16時12分 潮位116cm
先週の土曜日は大潮で午前中が観察に適した時間でしたが、今日は中潮の後半で午後になって干潮時間を迎えます。
当然、早朝には満潮時間をこれから迎える前で、干潟は残っていません。
それでも、岸際で休むカモの群れの中で一緒に休むシロチドリとダイゼンが1羽ずつ観察できました。
昨日は11時過ぎにハマシギの群れが左岸に飛来したので、今日は1時間遅れの12時ごろ左岸に再び向かいました。
今日は昨日よりも干満の差が少なくて、思っていたよりも干出が遅く水面が広がっていました。
水面のカモの群れの中にハジロカイツブリの姿を見つけました。
上空にはミサゴの姿も。上空を何度も飛び回ります。
幾度となく水面に飛び込みますが、魚を捕えるのを確認できませんでした。
干潟が少しずつ干出してきても、ハマシギの群れはなかなか飛来せず、13時頃になってやっと200羽程の群れがシロチドリと共にやって来ました。
その頃には逆光の時間になり、眩しい時間帯です。
フィールドスコープで観察するには問題ありませんが、冬場で日が傾いてきた時間帯の写真は苦手です。
目の前のシロチドリも、滲んでハッキリ写りません。
ハマシギと一緒に飛来したシロチドリの群れは、冬羽の成鳥から、幼さを残した個体まで色々なパターンが多く、じっくり見ていると結構悩みます。
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ12、カンムリカイツブリ109、カワウ1,425、ダイサギ3、コサギ34、アオサギ20、マガモ15、カルガモ14、コガモ119、オカヨシガモ12、ヒドリガモ8、オナガガモ463、ハシビロガモ3、ホシハジロ113、キンクロハジロ23、スズガモ179、ホオジロガモ♀1、ミサゴ12、トビ1、ハヤブサ2、ハジロコチドリ2、シロチドリ33、ダイゼン92、ハマシギ842、イソシギ3、ダイシャクシギ4、ユリカモメ22、セグロカモメ9、ズグロカモメ32
明日の満潮時間11時19分 潮位201cm
明日の干潮時間17時39分 潮位115cm
私は神奈川在住で野鳥や花を撮ることを趣味にしている者です。
普段の活動場所は都市公園、川、野山が多いのですがいつかは海岸へと広げたいと思っています。
こちらの写真は仮にトリミング有りの写真だったとしても 掲載されている写真から けっこう接近して撮影されたものお見受けします。
なかなかや野鳥に近づけない者としては羨ましいです。
さらに こちらではたくさんの写真が見られ勉強になります。
今後も拝見させて頂こうと思いますのでよろしくお願い致します。
コメントいただきましてありがとうございます。
当ブログに掲載している写真を、野鳥の近くで撮影した写真に見えると言っていただきましたが、藤前干潟は他の観察施設等に比べて鳥までの距離が非常に遠い場所だと思いますし、来館された方からもよくそのような感想をいただきます。
頭上に飛来するミサゴ等は運が良ければ大きく撮影でき、ノートリミングで掲載することもできますが、基本的にはシギ・チドリは遠くて、トリミングして掲載していることがほとんどです。
また、野鳥観察館のある庄内川左岸は、昼前から逆光になり、今回の日記のような潮の日は撮影・観察は辛いですが、きれいな作品は皆さんにお任せして、当ブログの写真は記録として、なるべく藤前干潟の鳥たちの日常の様子をお伝えしたいと思っています。
しかし、藤前干潟には多数の鳥(特にシギ・チドリ)が飛来することがありますし、森の中などと違って、干潟は遮るものがないので、鳥の姿をじっくり観察できるところが良いところだと思います。
神奈川から藤前干潟は遠方になりますが、機会があれば是非ご来館下さい。お待ちしています。