観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

チュウシャクシギが近くに

2019-04-23 21:22:22 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間   7時39分 潮位219cm

今日の干潮時間 14時17分 潮位 22cm

 

今日の午前中は、オーストラリア、ニュージーランド、中国からショートステイで名古屋に滞在中の高校生等(約40名)の来館があり、稲永ビジターセンターと野鳥観察館で藤前干潟の学習をしていました。

この高校生たちは午後からは藤前活動センターへ行き、さらに干潟の体感学習をしたそうです。干潟に入っているみなさんの姿が野鳥観察館からも見えました。

名古屋という都会にある藤前干潟は、みなさんの目にどのようにうつったでしょうか。

 

4月も下旬に入り、チュウシャクシギの飛来数がぐっと増えました。

昨日は約90羽、今日は約40羽のチュウシャクシギを確認することができました。

そして、護岸近くの干潟でチュウシャクシギが餌をとる姿を見ることができるようになってきています。

オオソリハシシギも一緒に観察できました。 

アオアシシギも↓。

さらには、オバシギとダイゼンの姿もありました。

(シギ・チドリの写真はMさんから提供いただきました。)

 

しかし、いよいよ干潟がシギ・チドリでにぎやかになってきたと思ったら・・・、この鳥が登場しました。 

シギ・チドリの群れを狙いに来たと思われるハヤブサが干潟の上でたたずんでいました。(この個体はちょっと顔が濃いようです。)

ハヤブサを見られるのは嬉しい気持ちもあるのですが、シギ・チドリを飛ばしてしまうので悲しい気持ちもあります・・・。

 

また、野鳥観察館から観察できる位置ではありませんでしたが、今日の藤前干潟鳥獣保護区内ではシマアジも近くで観察できたそうです。(国指定鳥獣保護区管理員さんから教えていただきました。)

 

最後は、野鳥観察館前をウロウロしていたアカハラ↓。今春はアカハラをよく観察できます。周りではハクセキレイやキジバトも餌を探していました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ5、カワウ140、ダイサギ20、コサギ46、アオサギ8、マガモ3、カルガモ8、コガモ52、ハシビロガモ2、ヒドリガモ42、キンクロハジロ12、スズガモ140、ミサゴ3、ハヤブサ1、シロチドリ1、ダイゼン58、ハマシギ344、オバシギ3、アオアシシギ1、オオソリハシシギ19、チュウシャクシギ39、ホウロクシギ2、セグロカモメ9、カモメ4、ユリカモメ10、コアジサシ2

キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、アカハラ、ツグミ、イソヒヨドリ、オオルリ、シジュウカラ、オオヨシキリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス など

 

明日の満潮時間   8時06分 潮位206cm

明日の干潮時間 14時53分 潮位 37cm

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