観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

KITE OPTICS Viato が戻って来た。

2023-09-16 19:28:57 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 6時26分 潮位256cm

今日の干潮時間12時41分 潮位 60cm

 

今日も9月中旬とは思えない暑い日でしたが、早朝より左岸には数人のバードウォッチャーやカメラマンが干潟が干出するのを待っていました。

しかし、木曜日以降ににダイゼンの群れが抜けてしまい、ただでさえ少ないシギ・チドリが本当に少なくなりました。

今頃が2回目の秋のシギ・チドリ渡りのピークのはずなのに、干潟はさみしい状態です。

ただ、昨年の9月も飛来数、種類とともに少なく、10月になってから増えてきています。

今年も2週間ほど渡りの時期が遅れているだけなら良いのですが。

今日は午前中、熱心な小学生がお母さんと一緒に来館してくれました。

普段は海のない岐阜県で鳥を見ているらしいですが、野鳥観察館に着いた早々ウミネコの群れを見て外に飛び出していきました。

その後は熱い中、左岸まで歩いて行ってハマシギを見て来たそうです。

10月になって少し涼しくなったらまた来てくださいね。今回のように事前に連絡いただけたら、今度は外にも付き合います。

 

観察館日記(このブログ)で紹介しているスコープリュックサックやカイトオプティック ヴィアトは最初館内だけの販売を予定していましたが、
予想通り欲しい人は限られ、ほとんどが県外にドナドナされる事が多く対面での販売はなくなってしまいました。

ドナドナしてくださった方のお話を聞いていると殆どの方がフィールドスコープで観察している方が多く、
kowaの大口径の望遠鏡や、あまり使っているのを見ることのないスワロの双眼スコープBTXなどを使われるヘビー(イっちゃってる人)なユーザーが多いようです。

特にカイトオプティック ヴィアトは結構お高いので、「イっちゃって無い」普通の方にはなかなかお勧めできませんでした。
(※自分が使っているヴィアトは海外のオークションで誰も応札者が居なかったので格安で落札した中古品ですから、自分は普通の一般人です。)

話は長くなりましたが今日、はるばる香川県から、KITE OPTICS Viato Tripod Backpackが野鳥観察館へ里帰りして来ました!

以前スコープリュックサックやカイトオプティクス社KITE OPTICS Viato Tripod Backpackを購入していただいたお客様に来館していただけたのです。

カイトオプティック ヴィアトを確か、一番最初に購入していただいた方です。

そんなコアな方だけあって、5型の三脚に載せられたkowaの88mmの双眼仕様にされていて驚きました。
双眼仕様なので光軸も合わせられるよう、個々に縦横微調整出来るようで各所に工夫されています。

そしてスコープの収納はカイト オプティクス ヴィアトの特徴である大きな収納スペースにkowaTSN-884が2本納められていました。

スコープでの観察が主体とおっしゃられていましたが、観察館日記でも紹介した、CELESTRONのスマートフォンユニバーサルスマホアダプターXYZを上手く使いこなされて、
とても上手なスマスコの写真を撮られていた他、スマスコ動画のクオリティも高く作品はTVニュースにも取り上げられたそうです。

いままで実際に使っている人の声を聞く機会がありませんでしたが、今回色々聞くことが出来てありがとうございました。
本当に嬉しかったです。

遅れましたが、お土産もありがとうございました。

市外県外で使用されている方も、メールやコメントで是非感想をお聞かせください。
レビューを次の無駄遣いに繋げたいと思います。

 

また、今日は久屋大通公園で開催された「環境デーなごや2023」にて藤前干潟クリーン大作戦や野鳥観察館のイベントを啓発してきました。

午前中は多くの方が来場されていましたが、今日も猛暑日になった名古屋はとにかく暑くて、出展している各ブースのスタッフの方々も大変そうでした。

 

 

今日観察館から観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ1,311、ダイサギ64、コサギ10、アオサギ41、マゴモ28、カルガモ407、コガモ159、オナガガモ20、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ2、ハシビロガモ4、ミサゴ10、トビ1、ダイゼン2、ケリ2、トウネン64、ハマシギ13、オバシギ1、アオアシシギ5、イソシギ5、ソリハシシギ4、オオソリハシシギ1、ウミネコ288

 

明日の満潮時間 6時58分 潮位256cm

明日の干潮時間13時07分 潮位 69cm

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋はイベントの季節 | トップ | シギ・チドリが少し戻って来... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
輝美様へ (名古屋市野鳥観察館)
2024-12-04 12:31:32
コメントをいただきありがとうございました。

当館のブログを楽しんでいただいているようで嬉しく思っています。今後も藤前干潟の野鳥について発信していきますのでよろしくお願いします。

そして、お嬢様のフランスでのバードウォッチングが新しいスコープでますます充実したものになることを願っています。
返信する
はじめまして (輝美)
2024-12-03 17:01:56
日本のカイトのフィールドスコープ情報を探しているうちにあなたのサイトを見つけました。
私の娘は鳥が大好きで、先週念願のフィールドスコープを買いました。まだ届いていないのですが・・・。カイトのSP65です。今までニコンの小さな双眼鏡で我慢していたので、本人も届くのを待ち遠しく思っています。私たちはフランスに住んでいます。
バードウォッチングを楽しくされてる姿、こちらにも楽しさが伝わってきます!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観察機材」カテゴリの最新記事