観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

穏やかな日

2020-03-25 23:49:29 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から3月31日(火)まで臨時休館しています。

(※当初は3月16日(月)まででしたが、延長しました。)

臨時休館の期間は状況により再度変更することがあります。

ご理解いただきますようお願いいたします。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時44分 潮位229cm、18時44分 潮位230cm

今日の干潮時間12時44分 潮位 42cm

※3月31日まで臨時休館中です。

 

昨日、一昨日は強い風が吹きましたし、今朝は冷え込んだようです。

稲永公園の桜は開花し始めましたが、その後は開花はなかなか進んでない模様。

長い間、お花見を楽しめそうでそれはそれで嬉しいですが。

 

今日の昼間は風はなく、穏やかで暖かな日となりました。

潮も良く、お昼頃には大きな干潟が出現。

干潟のふちでは、スズガモなどが集まってのんびりお休み中でした。

何だか落ち着かない日々ですが、丸っこいカモたちが頭を背中にうずめてさらに丸くなり、ゆっくりしている姿を見ていると癒されるような気持ちになります。

護岸際の干潟を見るとヤマトオサガニたちがいっぱい↓。干潟の穴から出てきて餌を食べていました。この他、ヨシ原ではアシハラガ二も発見しました。カニたちが穴からたくさん出てくるほど暖かくなったようです。

 

干潟のカモに癒された後、野鳥観察館の方に戻ってくると、野鳥観察館の前の水たまりにはたくさんの鳥がやってきていました。

水たまりでは、メジロ、スズメ、ハシボソガラス、キジバト、ツグミ、ヒヨドリ、そしてシメなどを観察しました。 

メジロは水浴びをしていきました。

ハシボソガラスは、何か食べ物を盛んに持ってきては、水たまりの水につけて、食べやすくしてから食べていました。

見ていると、ドングリ、食パン(!)、カニ、魚などを持ってきているようです。

先日は、野鳥観察館の目の前で2羽のハシボソガラスが川に流れてきた魚をカモメと激しく取り合い、最初は魚をお互いに引っ張り合っていたようですが、そのうちにカラスがカモメの翼を引っ張り出し、カモメはもうたまらんっと去っていったようです。

カラスはもう子育てに入っている時期なので必死なのでしょうかね。

 

なお、昨日、野鳥観察館から観察できたシギ・チドリは、シロチドリ7、ダイゼン31、ハマシギ80、イソシギ1、ダイシャクシギ1、ホウロクシギ1 でした。

加えて、昨日はクロハラアジサシ(1羽)も観察されました。

 

また、今日、野鳥観察館から観察できたシギ・チドリは、シロチドリ2、ハマシギ57、ダイシャクシギ1、ホウロクシギ2 でした。

 

明日の満潮時間 7時05分 潮位228cm

明日の干潮時間13時11分 潮位 37cm


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