藤前干潟
今日の満潮時間 7時33分 潮位235cm
今日の干潮時間13時37分 潮位 44cm
今日も暖かな日になりましたが、昨日よりは雲が多めでした。
干潟が広がってしばらくすると、カモメの仲間が集まっている場所にダイゼンやハマシギが飛来してきました。
干潟に集まるカモメやダイゼン、ハマシギたち。しかし、この後チュウヒが現れてみんな飛び去ってしまいました。
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) March 10, 2023
ちなみにチュウヒを観察したのは今冬初めてで、とてもとても久しぶりです。#藤前干潟 pic.twitter.com/1awkkInvrT
ダイゼンやハマシギの写真を撮ろうかなとカメラを持ってきている間に、チュウヒが現れてダイゼンやハマシギ、カモメの仲間が一斉に飛んでしまいました。
チュウヒは導流堤沿いを低空で飛んでいき、干潟で休んでいたカワウやアオサギなども次々と飛びました。
チュウヒの上を飛ぶのは魚を持ったミサゴ↓。
チュウヒはユリカモメの群れにモビングされていました。
ユリカモメをかわすためなのか、ひっくり返るような体制で急降下しているのも見られました。
チュウヒを藤前干潟で確認できたのは今冬(2022年秋から冬の間)で初めてのことで、とても久しぶりなことです。
チュウヒは藤前干潟の代表的な冬のタカの仲間でしたが、見られる機会はここ数年、急激に減っています。
ヨシ原が減ったこと、周辺の宅地開発が進んでいること、高速道路が開通したことなどが影響しているのかもしれません。
日本各地でもチュウヒの生息できる草原が減っているそうで、今後が心配ではありますが、今日はチュウヒの独特な飛び方が見られて嬉しく思いました。
オナガガモはすっかり減ってしまいましたが、その他のカモの仲間はまだ飛来しています。
コガモ↓。飛んでいると緑色の翼鏡が光ってきれいでした。
スズガモのカップル↓。
また、藤前干潟周辺ではたくさんの小鳥も見られています。
実を食べるシメ↓。
こちらも実を食べていたシロハラ↓。
※シメの写真は来館者の方に提供いただきました。
一昨日(3月8日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ3、カンムリカイツブリ296、カワウ413、ダイサギ4、コサギ25、アオサギ25、マガモ20、カルガモ2、コガモ10、ヒドリガモ15、オナガガモ38、ホシハジロ63、キンクロハジロ209、スズガモ247、ミサゴ7、トビ1、コチドリ2、シロチドリ3、ダイゼン53、ハマシギ166、イソシギ2、ダイシャクシギ2、ユリカモメ53。、セグロカモメ26、オオセグロカモメ3、カモメ110、ズグロカモメ39
昨日(3月9日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ7、カンムリカイツブリ610、カワウ750、ダイサギ4、コサギ36、アオサギ26、マガモ6、カルガモ14、コガモ16、ヒドリガモ3、オナガガモ6、ホシハジロ22、キンクロハジロ68、スズガモ361、ホオジロガモ1、ミサゴ10、ハジロコチドリ1、コチドリ2、シロチドリ1、ダイゼン56、ハマシギ122、イソシギ1、ユリカモメ25、セグロカモメ11、オオセグロカモメ2、カモメ9、ウミネコ2、ズグロカモメ117
ハクセキレイ、ハシボソガラス、ビンズイ、メジロ、ジョウビタキ、キジバト
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ8、カンムリカイツブリ263、カワウ1,903、ダイサギ4、コサギ13、アオサギ29、マガモ9、カルガモ16、コガモ1、ヒドリガモ11、オナガガモ36、ホシハジロ18、キンクロハジロ91、スズガモ434、ミサゴ9、チュウヒ1(♂、J?)、ダイゼン54、ハマシギ63、ダイシャクシギ3、ユリカモメ261、セグロカモメ30、オオセグロカモメ1、カモメ91、ズグロカモメ39
ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、キジバト、カワラヒワ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、メジロ
明日の満潮時間 7時54分 潮位232cm
明日の干潮時間14時06分 潮位 41cm