観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今季初めてコアジサシが観察できました。

2017-04-22 17:40:26 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時13分 潮位101cm

今日の満潮時間14時54分 潮位207cm

今日は干潮時間が朝早く、潮位も高めで、あまり干潟は広がりませんでした。

ハマシギやダイゼンの群れも導流堤の干潟から離れることなく、最大干潮時間には堤防裏側の新川河口部に移動して観察館からは見づらくなりました。

 昨日は17羽観察できたオオソリハシシギは1羽しか見ることができませんでした。
(↑先頭オオソリハシシギ、後ろ4羽チュウシャクシギ)

その代わり今季初のコアジサシが6羽観察されました。
ここ数年は繁殖地が近くに無く観察例も少なかったですが、今年はどうなるでしょうか?

そして、お知らせしていたとおり、今日は4月の「渡り鳥調査隊」を行いました。

最近毎日観察されているカモ2種類が、今日は近くで観察されていたので、カウント前に皆で観察に行きました。

コオリガモ♀はいつも通りの距離でしたが、

シマアジは、ここ数日証拠写真の距離ばかりでしか観察ができませんでしたが、今日のシマアジはコガモの群れと一緒に護岸の足元で♂♀を近い距離で観察できました。

♀のシマアジはソトオリガイ?を食べているのを確認できました。

まだシギ・チドリの渡りには1週間ほど早い日でしたが、観察館に問い合わせの多い上記のコオリガモとシマアジ狙いのカメラマンが終日多い日でした。

ここ数日はゴマ粒ぐらいの大きさでしか観察できなかったのに、今日干潟を訪れた人は同じ場所からコオリガモと激近のシマアジが見られて、ラッキーな日でしたね。

今回の「渡り鳥調査隊」では待望のシギ・チドリの種類・飛来数が少なく、総確認種数は35種類と伸び悩みましたが、次回5月13日(土)は、春のシギ・チドリシーズン真っ盛りに行います。
今回参加された方、初めての方も是非ご参加ください。※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

今日渡り鳥調査隊でカウントできた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ710、ダイサギ3、コサギ5、アオサギ7、マガモ1、カルガモ18、コガモ126、オカヨシガモ6、ヒドリガモ37、オナガガモ8、シマアジ2、ハシビロガモ19、ホシハジロ1、キンクロハジロ29、スズガモ320、コオリガモ1、ミサゴ8、ハヤブサ1、コチドリ3、ダイゼン79、ハマシギ913、オバシギ3、コアオアシシギ1、アオアシシギ1、イソシギ2、オオソリハシシギ1、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ9、ユリカモメ67、セグロカモメ52、オオセグロカモメ3、カモメ11、ズグロカモメ4、コアジサシ6 他ノビタキ4 

(↑渡り鳥調査隊実施前後に確認されたものも含みます。)

 

さて、今日から野鳥観察館2Fで愛鳥週間2017 野鳥写真展「私の好きな鳥」を開催しています。

期間は5月28日(日)までとなっています。こちらにもぜひ足をお運びください。

野鳥写真展に作品を応募された皆様へ。

この度は応募いただきありがとうございました。
今回、応募作品が多く、スペースの都合上全部の作品が掲示できませんでした。ご了承ください。

明日の干潮時間 9時57分 潮位 78cm

明日の満潮時間15時51分 潮位207cm

 

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