観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

明日から愛鳥週間写真展が始まります。

2017-04-21 21:37:55 | 春の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 8時16分 潮位121cm
今日の満潮時間13時33分 潮位167cm

 

先週まで展示作品を募集していた「愛鳥週間写真展 私の好きな鳥」が明日より始まります(5月28日まで)。

作品を応募してくださった皆さま、ありがとうございました。

様々な野鳥の素敵な瞬間をおさめた写真が並んでいますので、ぜひ写真展に足をお運びください。

【愛鳥週間写真展 私の好きな鳥】
 展示期間:4月22日(土)~5月28日(日)※休館日を除く。
 場所:名古屋市野鳥観察館2階

 

さて、今日も昨日に引き続き曇りでしたが、穏やかな日でした。

野鳥観察館へのお問い合わせの多いシマアジとコオリガモ(♀)は今日も確認できました。

コオリガモは野鳥観察館からみつけやすい位置にいることが多いように思います。

 

また、庄内川河口の干潟には今日も多数のシギ・チドリが飛来しました。

今日はアオアシシギを今季初めて、導流堤の脇の干潟で観察できました。

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ2、メダイチドリ1、ダイゼン112、ハマシギ715、オバシギ3、アオアシシギ3、コアオアシシギ1、オオソリハシシギ17、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ3 でした。

特にハマシギの群れが入った閉館時間間際には、干潟からシギ・チドリの鳴き声が響いていて、改めて春を実感しました。

 

春を感じると言えば、現在、野鳥観察館周辺では、タンポポなどの小さな花が咲き乱れていて、お花畑のようになっています。

その中では、カワラヒワやスズメ、ツグミなどが餌をついばんでいます。

草の種を食べていたと思われるカワラヒワ↓。

干潟の上でもカワラヒワをみつけました。泥をついばんでいるように見えました。

この近くでは、ツバメもくちばしで泥をくわえていました。ツバメは泥を運んで巣を作っているのではないかと思われます。

 

さらに、今日はカワセミも護岸で観察できました。何度も川に飛び込み、水浴びをしていたようです。

 

お知らせしているとおり、明日は毎月1回行っている「渡り鳥調査隊」を開催します。

春のシギ・チドリも見られるはずです。当日も参加を受付ますので、ぜひご参加ください。

【明日の渡り鳥調査隊のご案内】
日時:4月22日(土)10:00~12:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:帽子、水筒、双眼鏡(お持ちであれば)

申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160
※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

明日の干潮時間 9時13分 潮位101cm
明日の満潮時間14時54分 潮位185cm

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